AKIさんは、18歳のときに、ペットショップで4年間働いていたそうです。
そのときに見た、犬たちの悲惨な実態を語られた動画です。
はっきりは言われていませんが、全国展開の某大手ペットショップとのことですので、多分、空陸?
これまたはっきりは言われていませんが、トップがよくない方たちが経営とのことですので、多分、トップが893?
つまり、おかしい、かわいそうと感じても、逆らえるような環境ではなかったということです。
ペットショップの実態、そこで購入する飼い主の実態の話だけでなく、
AKIさんは保護犬カフェをされており、ブリーダーなどからレスキューした保護犬たちの話や
AKIさんが内情を知る人に聞いたという、ティーカッププードルの母犬の食事の実態のお話もありました。
以下、要点を羅列。
<ペットショップでの経験>
① 無理やりご飯を食べさせたり、無理やり薬を飲ませることは、日常的。
② 数十分前に購入した子犬を、タクシーに置き去りにする飼い主
→ 誰かへのプレゼントとして買ったが、相手がいらないと言ったため。
③ 12~13時間留守番の家庭が結構いる
④ 店員は、購入してから1週間はケージから出すなと客に伝える。ひどいと1か月。
→ こんなにも吠えると思わなかった、うんちがトイレで出来ないと思わなかったなどといった理由で、店に返す飼い主が多いから。
⑤ 客が店に犬を返した場合は、他の犬と交換する
→ 犬を返しても 返金はしないという契約のため、トラブルを防ぐために、犬を交換する。
⑥ 客に抱っこさせて押し売りするのは、ペットショップのマニュアルで決まっている
⑦ 犬の赤ちゃんは、寝ていても店員に起こされる
→ 寝ていたらかわいい顔が見えず売れないから。
犬の赤ちゃんは睡眠時間が長い(18~20時間寝る)にも関わらず、営業中は起こされっぱなしになる。
24時間営業のペットショップもあり、光が照らされっぱなしで、起こされるので、いつ寝ているのか。
⑧ ペットショップで売れずに長くいた犬の癖と、ブリーダーからレスキューされた犬の癖は同じで、同じところをクルクル回る。
→ どちらも狭いところに閉じ込められていた犬。
ペットショップでは、犬舎が小さな子犬用の犬舎のため、足を曲げ頭を低くした状態で入る子もいる。
売れるまでずっと狭い範囲で動くため、クルクル回るようになる。
⑨ ペットオークションで落札された次の日に、衰弱しきった状態で店頭に並ぶ。
→ 奇形の犬は落札しない。
⑩ 売れ残った犬は、繁殖犬にまわされていた。
→ 交尾は人間が無理やりさせる。
⑪ 奇形の子が生まれやすい。奇形の子は、殺処分される。
→1回の妊娠でも大きく体力を奪われ、精神的にも免疫的にも弱っているため。
前脚のない子や、目が見えない子がよく生まれていた。
⑫ 地方でのイベント販売も行っていた。
→ 地方に行って、空き地を借りて、イベント会場を設置し、そこで大量の犬を売って、2週間ほどで撤退する。
大阪から長野や沖縄にも行った。
2週間で撤退するため、購入した客はトラブルがあっても相談できない。
⑬ イベント販売では、犬がどんどん死んでいた。
→ イベント会場まで、犬は飛行機で運ばれ、着いた時点で死んでいる犬もいた。
生きていても体力が弱っているため、ショップの場合よりも遥かに多くの犬が死んでいた。
⑭ 死んだ犬は、冷凍庫に保管していく。
→ レオパレスの一室の冷凍庫に、店員が新聞で包んだ死体を入れていた。
それを保健所が回収していく。
ゴミのように扱われる。
⑮ ペットショップの店員は、売らないといけないという思考に変換させられる。
→ 売り上げランキングが発表されたり、毎日どれだけ売れたか電話がかかってきて、上からのプレッシャーがある。
店員同士は、働いている時はかわいそうという話はしないが、辞めるとかわいそうと思っていたという話をする。
ある程度の責任を任されたときから、麻痺していた。
犬のことを番号で呼ぶこともあった。
⑯ ペットショップの店員は、人手不足。
→ 採用はすぐ見つかるが、辞めるのが早い。
売り上げ競争をさせられたり、犬が死んでいくのが辛くて辞める。
常に、採用募集している。
⑰ ペットショップの客の表情やワクワク感は、アクセサリーや洋服のような衝動に近い。
⑱ 生まれて間もない犬なのに、ノミが大量についていた子がいた。
→ 母犬に大量についている。
⑲ ミックス犬専門の店にリニューアルオープンされたとき、犬が大量に死んだ。
→ ミックス犬は免疫が強いとされているため、本来なら1頭1頭分かれて販売されていたのが、多くのミックスの子犬たちを同じケージに閉じ込めていため、お互いに感染しあってほとんど死んだ。
<保護犬カフェでの経験>
① 保護犬は、飼育放棄、ブリーダーから、ペットショップから、保健所から引き取った子達。
② ブリーダーから引き取った子達が1番ひどかった。
→ ブリーダーから吠えないように声帯を切られている犬。
繁殖犬はほとんどの子がしこりがあり、歯はほとんどゼロ。
歯周病が悪化して、鼻に貫通している子もいた。
<その他>
① アメリカやオーストラリアは、ペットショップからではなく、ブリーダーから買うのが主流。
② ティーカッププードルの母親は、スプーン1杯分が、1回の食事だった。
→ ティーカッププードルのブリーダーの手伝いをしていた人の話。
誰も人のいないマンションの一室が、ティーカッププードルのブリーディングの部屋。
未熟児を産ませるために、妊娠しているお母さんがスプーン1杯の食事だった。
人間の欲の集大成、ティーカッププードル。
こういうの可愛いって思う人はどうかしてるよね、骨格がおかしいじゃん。小さく作りすぎると身体が弱くなってすぐ病気かかったりしちゃうんだからティーカッププードル(笑)つくるとかもう虐待だよね。ちいさければいいってもんじゃないんだよ? pic.twitter.com/YGftXXmPCm
— 白玉ジャム助EX (@9xzZ) May 3, 2014
これを見たとき、異常さにゾッとした人も多いと思います。
見た目の異常さもさることながら、とどまることのない人間の欲の象徴といえます。
ティーカッププードルは、犬種として認められていません。
トイプードルの極端に小さなもの、要するに奇形にあたるものを、ティーカッププードルと業界側が呼んでいるだけです。
ヒェッてなった、怖い pic.twitter.com/o5PDQaYi8q
— ぎわ🐈猫ボランティア&獣医学生 (@nnnvm0225) September 14, 2021
その奇形の子を、何も考えずにカワイイといい、賞賛し、SNSなどで自慢し、アクセサリーのようにみなす日本人たち。
何これ最悪! pic.twitter.com/fE05x24nIZ
— 澤木崇🌈 (@takashisawaki) September 28, 2021
当然、このような子達を生む以上は、奇形、病気、死産は日常であるはずですが
食事までもを、虐待的に制限されていたってことですね。
ティーカッププードルを飼っている人たちは、この事実を知ったらどうするのだろうかと思いますが
一目見て異常と分かるような犬を飼う人たちが、事実を知ろうとも思わないでしょうし、事実を知って変わるとも思えないですね。
ティーカッププードルを飼っておきながら、良いブリーダーもいる、とでも言うのでしょうか。
ティーカッププードルのブリーダーをやっている時点で、最低レベルのブリーダーは確定なわけですが。
ブリーディングがある限り、このような異常な犬たちが、今後も生まれ続けるでしょう。
人間が犬の外見だけにこだわるせいで、遺伝病や、極端な体型への改良により、苦しんでいる犬種は他にも沢山います。
もちろん、犬に限った話ではありません。
人間の都合で、体の一部が切り取られることもあります。
人間好みの外見のために、親戚と無理やり交尾させられるか、膣をいじられ人工授精させられ、遺伝子をコントロールされ続けています。
ペットショップやブリーダーから買う人がいる限り、犬猫の地獄は終わることはありません。
どれだけ法整備をしたところで、消費を続ける限り、犬や猫は裏で生まされ、殺されます。
外見とか、血統とか、年齢とかいった、自身の欲を優先させるのではなく、恵まれない保護犬や保護猫を引き取る、あるいは飼わないという選択をしてください。
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