体は病気で覆われ、痛みが存在しないかのように扱われる | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

ブロイラー(鶏肉になる鶏)は、品種改良(育種改良)により、短期間で太る体にされています。

品種改良は鶏の体にどのような影響を与えているのか。

 

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地球上で687億8,522万1,000羽もの、にわとりの体が肉になったのは2018年のこと。
’19年~’21年と、にわとりは確実に増えていることから、この先も新しい記録を塗り替えていくことは決定しています。
 

けれども、この数字に数えられなかったものがいる。
それは、ふ卵機から出されたばかりのクズひなと呼ばれるもの、不必要な雄ひな、生育不良、衰弱、病や怪我により駄鶏とされたもの、健康でも生産余剰とされたもの、伝染する病気のために鶏舎丸ごと淘汰廃棄されたもの.....。


こうした経済的寿命を果たせなかった数は、先の数字に含まれることはなく、それらの数を想定すれば1,000億羽を優に超える、にわとりが確実に存在しました。


死したものへの尊厳もなく、段ボール箱を放るように投げ棄てられ、数えられもせず、見えなくなった命の数をいつも意識的に考える。
また考えて欲しいと強く願っている。

 

 

この地球上に最も多く、にわとりを生息させることになったのは、1948年代後半のワシントンDC。
当時は高価であった鶏肉を、安価で効率良く安定的に食べるための目的で開催されたのが「明日の鶏」コンテスト。

それが、にわとりの絶望の始まりともいえる…「不幸な明日の鶏」でした。


日本に「明日の鶏」ブロイラーがやってきたのは1965年。

当時の日本人の年間鶏肉消費量は1㎏程度で、その10年後には10倍に増え、令和2年には13.9㎏に増加した。

 

ニチレイフーズが発表した2020年のからあげ消費量調査では、

前年比167%を記録し、総消費量400億個ともいわれているように、中食や外食産業での需要もそれを大きく支えるようになってきた。

 

コンテストで受賞した、にわとりを更に大きな、にわとりへと開発したのが当時2つの英国企業。
それが、世界で最も主要な鶏肉として90%シェアされている「コッブ500」と「ロス308」日本名:チャンキーです。 

 

 

ブロイラーの場合の育種選抜も、ある条件の下で一定の数値を目標に、少ないエサで体重が増え、骨が太く、心肺能力が強く【ない】にわとりは、選ばれ淘汰されることにより優れた(顧客の理想に沿った)遺伝子を残してきた。


と殺時に検査される疾病の項目では、牛・豚が25項目に対して、ブロイラーは36項目もあり、

これだけ見ても、にわとりには育種改良による弊害や、後の飼育環境を因とした疾病が多く存在し、また、それらが合併症を引き起こし、発症原因が不明とされている多くの病気が残されています。

 

にわとりの体は病気で覆われ、これらによる痛みが、にわとり自身には存在しないかのように、

健康的な食糧にカテゴライズされ、世界最大の食料になった。

 

人々は、にわとりを「トウモロコシと大豆を、どうぶつ肉のタンパク質に変換するための効率的な機械」と考えてしまうようになったのも、日本では60年のほんの短い間で起きたこと。

 
にわとりの爆発的ともいえる増殖で、人間の持つ憐憫すらも同時に爆発的に崩壊したと思えてならなくなる。
 

食料増産のための育種改良がもたらした遺伝的素因による関連が疑われる疾病は、数えきれないほどある。
 

体内に蔓延する病に対し何の施しもないまま生きながらえていることが、どれほどの苦しさか、我が身に起きていると仮定すれば、そこには確実に想像通りの答えが、にわとりの体で起きていることは明白だ。

 

 

 

循環器疾患

 

・腹水症


腹水症と突然死症候群は、急激な成長率と関連しています。


一時は育種改良により減少したと言われていましたが、

近年、にわとりの心臓への負担は年々増加し続け、

特に不整脈は蔓延しており、心不全や腹水症や突然死症候群は悪化しています。


高い肉収量と、速い成長速度を要求された育種により、にわとりの体に高い酸素の代謝需要を発生させます。
しかし、不釣り合いに小さい心臓と肺であるために、心臓能力が徐々に減少し、

その結果、血液を十分に酸素化する能力を低下させ、組織へと酸素が行き渡らなくなる。


腹水は主に血中酸素欠乏によって引き起こされ、肺高血圧症、心不全、腹腔内の大量の水分の蓄積をもたらし、成長すればするほど呼吸困難を含む症状が進行します。

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/00439339.2019.1680025?scroll=top&needAccess=true

 

心臓の周りが黄色く透明な液体に包まれるまで、息苦しい呼吸が始まり、あえぎ、チアノーゼ、食欲減退、強い呼吸困難と苦痛を抱えながら、頑なに生きようとしていた証。

 

人間であれば重症であるのに、商品として食鳥処理場に運ばれ、食鳥検査で発見されると処理禁止か全部廃棄となる。


腹水症は、処理禁止・全部廃棄の疾病の中で、常に首位を占めています。

腹水症D


人の食料には適さず廃棄された。
それは、にわとりの体と心の苦しみも一緒に棄てられゴミになったということです。


つまりは、私たち人間にある、誰かに対する憐れみや思いやり、慈しみ、苦しみの声に耳を傾ける想像力など、

数量や金額に左右されることのない貴重な心の財産を棄てたことになる。

 

この見えない数字の裏側には、ブロイラー・コマーシャル農場で、腹水種を発症し、力の限り空気を切望しながら死を迎え廃棄されたものの数は、これに比例して潜在的に存在し、病名も不明のままでカウントされない命があった。


そして育種では、選抜され淘汰されていったものの数も無数にいた。


このようなブロイラー鶏が増えると産肉に損害が被るため、育種会社はこれを改善するために、

パルスオキシメーターを使用して、にわとりの醗素飽和度を測定し、平均以上の指標を示す系統を選抜する。

指数以下の、にわとりは淘汰され優れたものだけを残してゆく。
 

それが、人々が欲しがる肉のための改良であり、

世界の多くの人々が異を唱えるはずの優劣思想の最前線に立たされた、にわとりの体の肉だ。

 

大きく腫れあがった腹部は重く、高熱も辛かっただろう。


もっとたくさん肉を欲しがる人のため、ただただ、全てが苦しい.....が、お腹いっぱいに満たされてしまった育種改悪の悲しい犠牲の姿です。

 

 

 

 

筋骨格障害


脚の内反や外反、変形やねじれ、脚の震え、揺れなど長骨の歪みが含まれます。

 

 

・脛骨軟骨異形成症

 

異常な軟骨発達の、最も重要な原因は、急速な成長のために軟骨組織が成長速度に適応できず、跛行、淘汰、および死亡につながる。

これらの障害のいくつかは急激な成長速度に関連する遺伝性です。

 

 

 

・脊椎すべり症


ブロイラー・コマーシャル農場で最も多く淘汰されている要因の疾病のひとつ。

 

歩くことも立つことも出来ず、餌も水も飲めず、

その渇きを癒すため、汚れ湿った敷料を時折ついばんでは、疼痛と飢えのまま放置されて死ぬ。

 

そのような、にわとりの死は、心臓が止まる瞬間の、身もだえるほどの苦しさに抵抗する力すらも残らない。

 

育種段階では、臨床的に骨格や脚の異常を示す欠陥を持った系統を厳格に選択淘汰し、

また、非臨床的でも、脚の欠陥を持つ可能性のある集団を予測して、敢えて(繁殖)することで、

脚の問題を発症しやすい株を特定することにより改良を加える。


これらの症状は以前より改善されていると言われていますが、

ブロイラーに現れる全ての症状は、ブロイラーだから現われるわけではなく、ブロイラーの親にも必ず存在します。

 

 

 

 

接触性皮膚炎
 

皮膚の炎症または潰瘍性の状態で遺伝子型と急成長の結果です。


足(足蹠皮膚炎:FPD)、

 

飛節(ホックバーン:HB)

 

および乳房(乳房熱傷)で最も一般的にみられる。

 

重症度に応じて、これらの病変は、痛みを引き起こし、二次感染に対する感受性を更に増加させ悪化する。

脚や関節の問題への有病率は高くなり続ける。

 

これは、農場の不潔な敷料との接触に関連する有病率にリンクされ、怪我のリスクを増加する。



・痴皮性皮膚炎


目に見えるものではなく、と殺後に脱羽され初めて確認できる。
この皮膚の下には、皮下組織や細胞から染み出た液体物が溜まり、それは周囲の筋肉にも病変が波及する。

 

 

胸部水泡:のう疱


胸部への持続的圧迫や摩擦によるもので、体重が増えれば増えるほど増加する。

重症化すると胸骨内に血液、液体成分、滲出物等が貯留している。

 

 

これらの疾病は、骨や皮膚による炎症として処理され、一部廃棄の首位に占められています。

炎症ー091158

 

一部廃棄となり炎症で苦しんでいた、にわとりの体は、健康的でダイエットにも筋肉増強にもよく、しかも安価で流通され続けている。


肉も健康も、あれもこれも欲しがる人間の貪りの増殖こそが、

にわとりの姿を変え、病へと追いやったといえる苦痛にまみれた姿に、心を動かされる人はいないのだろうか。

 

 

 

 

胸筋の異常

 

日本人の多くは、腿の肉を好み、胸の肉は欧米諸国と違い、これまで好まれてはいない傾向にありました。

近年、サラダチキンが発売されるとともに健康ブームと手軽さによるキャンペーンで消費率が増えていった。

 

消費者の要求通り、にわとりの胸の肉は、ここ10年間の間に更に約5%増加し、にわとりの体重に占める胸の肉の割合は20%以上となりました。


にわとりの生存時には臨床症状に乏しいため処理解体時に発見されます。
胸筋変性に関与する要因として、遺伝、ストレス、などがあげられていますが、

ブロイラーは生存しているだけでストレスに晒されているのは既知の事実であり、ストレスの除去など不可能ということ。

胸深胸筋に変性は、急速な体重増加に向けた集中的な遺伝的選択によるとされ、壊死、出血、緑色の変色を特徴とする疾患です。


壊死および線維化が認められる異常であり、飼育密度の増加や、

作業時の飼育員による、にわとりの羽を強い力で補鳥した場合や、足で蹴って強引に移動させるなど、または不適切で暴力的な体重計量によって引き起こされるとされ、

それらの要素の結果、にわとりの不必要な翼の動きを引き起こすことで発症するとされています。
 

つまり、農場での良くある普段の慣行による飼育姿勢の影響を受けている。

 

 

ケンタッキーの仕入れ先で虐待が横行

 

 

胸筋異常のなかで特に注目されたのが木胸 (Wooden breast)


 

胸部の肉が重くなったことにより、局所の血液供給が不十分となり酸素が不足になり、出荷が近くなるほど増加する。(体重増加)
またPS種鶏でも同じく発見されている。

 

そこで問題になり始めたのが食鳥処理場での廃棄率です。
 

にわとりが、何故そのような症状になるのか、多くの研究者による解析と原因究明への研究がはじまりました。
その中で目を引いたのは、ブロイラーが理由もなく転倒し、自分自身を正すことができなかった(背臥)という新しい症候群が特定されたというもの。

 

仰向けになったまま寝ている、にわとりは、自分で立ち上がることができずに呼吸困難になり死ぬ。
胸筋変性による木胸肉は肉質の問題以上のものである可能性が高く、動物福祉の問題と見なす必要があると書かれている。

 

https://bioone.org/journals/avian-diseases/volume-63/issue-3/11995-111218-Case.1/Wooden-Breast-in-Commercial-Broilers-Associated-with-Mortality-Dorsal-Recumbency/10.1637/11995-111218-Case.1.short?tab=ArticleLink

 

また、ブロイラーの一般的な歩行異常に部分的に関連している可能性があると結論付けられており、肺疾患やその他の疾病も併発している。
この症例はブロイラーの親であるPSからも出現している症例です。

 

 

 

 

胸筋疾患は変性に含まれ、禁止、全部廃棄、一部廃棄の首位を占めています。

変性ー 091435

 

2020年のブロイラーの処理禁止では、削痩及び発育不良が最も多く、次いで腹水症、変性、炎症となっており、

削痩及び発育不良

 

全部廃棄では大腸菌症が最も多く、次いで腹水症、炎症、変性、削痩・発育不良。

大腸菌症

 

 一部廃棄では炎症が最も多く、次いで出血、変性です。
(※炎症・腹水症・変性表は前出)

 

 

皮膚表面や内臓、皮下、筋肉の出血は、食鳥処理への出荷時の作業者の、全ての作業工程による影響とも言われ、打撲などにより血管が壊れ、骨折、羽が千切れ、皮膚が裂け出血する暴力の結果ともいえる姿。


表皮全体に出血のみられるものや、胸とお腹全体の内部に皮下出血がみられます。

 

この数字により、廃棄量が増えると、出荷作業について「丁寧に扱うように」と注意喚起がなされるが、それも程度と質によるものの範囲であるから、減ることはなく継続的に続く。

出血

 

 

皮膚表面や内臓、骨周囲にまで出血を及ぼすほどの人間の力の圧力が加えられた愛玩どうぶつには、虐待が問われるのに対して、

にわとりの体の肉を食べ続けることは、間接的に誰かをどうぶつ虐待へと駆り立てていることになり、

消費とは、どうぶつへの虐待を推進励行させていることになる。


この炎症による一部廃棄の数こそが目に見える暴力の恐ろしい数であり、

暴力をうけた、にわとりの苦しみの心に覆われた肉を頬張ることに対し、自分に芽生えた心の棘を今一度しっかりと見つめてほしい。

 

 

育種選抜で選ばれた優秀な、にわとりたちは、早くて2年以内に次世代のブロイラーになり始める「明日の鶏」です。


その消費の積み重ねが687億8,522万1,000羽を更に増やす消費活動になり、

それは、何ひとつ完全に間違うことなく、にわとりに対する体罰と拷問と暴力の加速活動になる。


にわとりの爆発的ともいえる増殖で、人間の持つ慈悲(悲しみを慈しむ力)も大爆発的に崩壊させ、

貪り続ける品格の欠落しゆく殺伐とした社会と人間模様が構築されたのは、にわとりの飽食に繋がっており、

にわとりの増殖と体と心の痛みの姿とは、人間の闇を抱えた生き写しのように思えてなりません。


人は、にわとりの体の肉を得るために、にわとり自身も、自然も、自然界に住むどうぶつも、

そして人種間差別や、人の尊厳も、自分も全てを代償に破壊してきました。


にもかかわらず世界中から聞こえる人々の悲しみと苦しみの声は、養鶏場から聞こえる数千億のにわとりの声と重なってしまう。


肉の水分量から柔らかさ、繊維の数まで計算されつくし、

にわとり自身の個性ある性質まで変えられて肉になり、

人々の舌を「満足させる味付けで」一躍「明日の鶏」へと君臨したが、

それを全て脱ぎ去れば、その肉の持ち主は、耐え難い苦しみを閉じ込めてきた連続だ。


にわとりは、気の遠くなるほど長い時間、苦痛を閉じ込め全身全霊の努力をし続けてきました。

今「明日の鶏」の行方が私たちの手中にあり委ねられているのは確実なことです。


にわとりとは、植物から肉へと変える変換機ではないと知った瞬間から、

にわとりの体の肉がもたらした「明日の鶏」の時代は過ぎ去って、味付け舌やお腹で満たされなかった「心」が満たされていくはずです。


その連帯は、今の「明日の鶏」を変え、「真実に幸せな明日の鶏」をもたらす変革の一歩です。
にわとりを食べないという新しい価値を見出し、その新しい価値を自分の中で想像し立ち向かってほしい。


競って消費する時代から、競って心の豊かさを求める時代へと、自分と誰かと、にわとりの60年後の未来に向かって新しいスタートを今日から開始してください!

 

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品種改良によって、短期間で太る体にされたブロイラーたちは、わずか50日の子供のうちに殺されます。

 

50日経つと見た目は大きいですが、まだ子供のため、鳴き声は、コケコッコーではなく、ピヨピヨと鳴きます。

 

 

そして、そのわずか50日の間にも、

品種改良や、飼育環境が原因で、あるのは苦しみばかりです。

 

 

体が小さいうちは、従業員により踏みつぶされることがあります。

 

 

内臓が飛び出し、痛みにもがき苦しみながら死んでいきます。

 

 

生理機能の限界まで体重を増やす品種改良が行われてきたため、奇形や病気になりやすく、

ブロイラー種ではない鶏と比べて、死亡率は7倍にのぼります。

 

 

 

足が曲がった子。

 

 

 

 

 

 

 

 

首がねじれた子。

 

 

 

 

 

 

クチバシが変形した子。

 

 

 

脊髄骨に異常がある子。

 

 

 

呼吸器に障害がある子。

 

 

 

 

 

ケガをする子たちもいます。

 

 

 

 

 

体に異常のある子達は、歩行困難になったり、起き上がれなかったりします。

 

 

鶏舎には数万羽の鶏がいるため、従業員に気づかれないことも珍しくありません。

 

 

 

動けなかったり、起き上がれなければ、餌を取ることができず、衰弱し、餓死します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衰弱している子を、従業員が見つけて、首をひねって殺すこともあります。

殺される際は苦痛を感じますが、いっそ殺された方が楽になれるのかもしれません。

 

 

 

 

死んだ鶏は、ゴミのように捨てられ、処分されます。

 

 

 

 

 

 

 

ブロイラーは平飼いですが、中は過密で、大きくなれば足の踏み場もなくなっていきます。

 

 

 

 

糞尿だらけで不衛生、水が混ざってドロドロで、座ることを嫌がる鶏もいます。

 

 

 

 

 

多くの鶏が、足の裏に炎症(FPD)や、関節部分の炎症(ホックバーン)を起こします。

 

 

 

床状態、飼育密度、品種改良が原因です。

 

 

炎症で痛む足のまま、重い体を支えているのです。

 

 

治療はしてもらえませんので、辛くても苦しくても痛みに耐え続けるほかありません。

 

 

炎症が深刻な場合は、歩行困難になります。

 

 

 

 

 

目に見える外傷がなくとも、およそ25%の肥満系ブロイラーと七面鳥は、生涯の3分の1の期間、慢性的疼痛にさらされています。

 

 

 

 

 

 

衰弱していても、ハアハアと苦しそうに息をしていても、治療をされることは一切ありません。

ただ、耐えるほかないのです。


 

 

そして50日が経てば、屠殺場に運ばれ、片足を吊り上げられ

 

 

首を切られて、出血多量で死亡します。

 

閲覧注意ですが、鶏肉を食べる人は、しっかり映像をご覧ください。

 

 

 

人間の欲する鶏肉のために、1日あたり175万羽の鶏がと殺によって殺されています。

 

鶏舎の中で苦しんで死んでいった鶏、生まれて間もなく殺処分された鶏などを含めば、この何倍もの命が失われていることになります。

 

 

このような数えきれないほど多くの苦しみと死を経たのが、鶏肉なのです。

 

 

日本人はすぐに、感謝していただくことに意味があるなどと言いますが、

殺された後に感謝されれば、鶏たちのような悲惨な一生を送ってもいいという、変わった方がいらっしゃればぜひ教えてください。

感謝も、いただきますも、ごちそうさまも、誰でも言えるような、ただの建前の言葉です。

 

今、人間どうしの戦争が話題になり、反対の声を上げる方がほとんどだと思いますが、

食べ物にされる動物たちは毎日が戦場であり、その原因を作っているのは動物を食べているあなたです。

 

暴力や殺戮は、人間だけが行われなければいいんですか?

 

 

人間は鶏肉を食べなくても生きていけます。


 

美味しいという欲だけのために、鶏を虐待するのをやめましょう。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

 

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