2021年12月。
世界最大の動物解放団体PETAにより、日本ケンタッキーの仕入れ先の養鶏場の実態が明らかとなりました。
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このニワトリは仲間の目の前で首を絞められました。
そして同胞の前で生きたままバラバラにされていきます。
彼らはモノのようにグルグルと回されては
ボールのように蹴られて
投げつけられます
生まれつき足の不自由なヒナたちは生きているにもかかわらず、そのまま捨てられます。
ピヨちゃんたちはゴミ箱の中に放置され、じわじわと死に追いやられます。
消費者はケンタッキーフライドチキンを買うと、上記のような暴力行為にお金を支払うことになります。
私たちには植物性の代替物があります。
クリスマスもケンタッキーにしないようお願いします。
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これが、日本ケンタッキーの仕入れ先の養鶏場の実態です。
掴んでグルグルまわす
蹴る
投げる
柱に打ちつける
ゴミのように捨てられる
生きたまま体をバラバラにする
ケンタッキーのチキンを食べるのであれば、これらの虐待を支援しているのと同じです。
https://www.ssnp.co.jp/news/foodservice/2021/06/2021-0610-1421-14.html
しかし、これらの虐待は、この養鶏場に限ったことではありません。
ブロイラー(鶏肉になる鶏)の一生はそもそもが悲惨であり、上記の虐待はそのほんの一部にすぎません。
ブロイラーたちは、わずか50日の子供のうちに殺されます。
ブロイラーは、短期間で太るように品種改良されてしまっているからです。
50日経つと見た目は大きいですが、まだ子供のため、鳴き声は、コケコッコーではなく、ピヨピヨと鳴きます。
そして、そのわずか50日の間にも、あるのは苦しみばかりです。
体が小さいうちは、従業員により踏みつぶされることがあります。
内臓が飛び出し、痛みにもがき苦しみながら死んでいきます。
生理機能の限界まで体重を増やす品種改良が行われてきたため、奇形や病気になりやすく、
ブロイラー種ではない鶏と比べて、死亡率は7倍にのぼります。
足が曲がった子。
首がねじれた子。
クチバシが変形した子。
脊髄骨に異常がある子。
呼吸器に障害がある子。
ケガをする子たちもいます。
体に異常のある子達は、歩行困難になったり、起き上がれなかったりします。
鶏舎には数万羽の鶏がいるため、従業員に気づかれないことも珍しくありません。
動けなかったり、起き上がれなければ、餌を取ることができず、衰弱し、餓死します。
衰弱している子を、従業員が見つけて、首をひねって殺すこともあります。
殺される際は苦痛を感じますが、いっそ殺された方が楽になれるのかもしれません。
死んだ鶏は、ゴミのように捨てられ、処分されます。
ブロイラーは平飼いですが、中は過密で、大きくなれば足の踏み場もなくなっていきます。
糞尿だらけで不衛生、水が混ざってドロドロで、座ることを嫌がる鶏もいます。
多くの鶏が、足の裏に炎症(FPD)や、関節部分の炎症(ホックバーン)を起こします。
床状態、飼育密度、品種改良が原因です。
炎症で痛む足のまま、重い体を支えているのです。
治療はしてもらえませんので、辛くても苦しくても痛みに耐え続けるほかありません。
炎症が深刻な場合は、歩行困難になります。
目に見える外傷がなくとも、およそ25%の肥満系ブロイラーと七面鳥は、生涯の3分の1の期間、慢性的疼痛にさらされています。
衰弱していても、ハアハアと苦しそうに息をしていても、治療をされることは一切ありません。
ただ、耐えるほかないのです。
そして、50日が経てば、カゴに詰め込まれます。
トラックで長距離、長時間、ぎゅうぎゅう詰めにされて運ばれます。
ようやく食肉処理場に到着しても、待っているのは死のみであり
片足を吊り上げられ
首を切られて、出血多量で死亡します。
閲覧注意ですが、鶏肉を食べる人、感謝・いただきますに意味があるなどと主張する人は、しっかり映像をご覧ください。
そして、ブロイラーの生産の苦しみは、その親鳥たちの苦しみから始まります。
ブロイラーを産む親鳥は、種鶏と呼ばれています。
オス鶏とメス鶏が、鶏舎に閉じ込められ、ひたすら交尾をするだけの一生を過ごします。
不衛生な種鶏農場では、新鮮な空気が入ってこず、アンモニアの臭気が充満しています。
そのアンモニア臭によって、目が焼けただれてしまう子もいます。
成熟期から後半になると、脱肛する母鶏が出はじめます。
放置すると血流が悪化し、出血して腫れも大きくなり、死んでしまいます。
過剰な交配は、雌の体に様々な傷を負わせます。
この鶏は、首がちぎれかかり、顔は腫れあがっています。
種鶏の苦しみにより、ブロイラーが生まれ、
そしてブロイラーもまた苦しんで死んでいくのです。
と殺されている鶏だけでも、1日あたり175万羽もいます。
鶏舎の中で、苦しんで死んでいった鶏、生まれて間もなく殺処分された鶏などを含めば、
この何倍も命が失われていることになります。
このような数えきれないほど多くの苦しみを経たのが、鶏肉なのです。
そして、安定供給のために、必ず余剰が出て、余剰分は廃棄されます。
日本人はすぐに、感謝していただくことに意味があるなどと言いますが、
殺された後に感謝されれば、鶏たちのような悲惨な一生を送ってもいいという、変わった方がいらっしゃればぜひ教えてください。
感謝も、いただきますも、ごちそうさまも、誰でも言えるような、ただの建前の言葉であり、
鶏からすればあなたの感謝など 何の価値もありません。
こんなものに深い意味があるなどと思っている時点で、何も現実と向き合っていないか、倫理観が欠如している証拠といえるでしょう。
犬猫は虐待されたら可哀相だけど、鶏は虐待されても、感謝すれば苦しまないとでも言うのでしょうか?
悪徳繁殖家を非難しておきながら、悪徳養鶏場は支援し続けるのですか?
鶏も、犬猫と変わらない感情のある生き物です。
日本では、クリスマスにチキンを食べるなどという謎の習慣がありますが、
それはケンタッキーの策略であって、クリスマスとチキンは本来何の関係もありません。
企業に踊らされ、不要に鶏たちを消費しないでください。
人間は鶏肉を食べなくても生きていけます。
・ 菜食の始め方
・ 人間の体と食べ物
美味しいという欲だけのために、鶏を虐待するのをやめましょう。
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