アメリカでの出産 その3
その2のつづき〜産まれる編〜麻酔が効かないままの出産を覚悟した私…その日が初対面の先生がフラっとやってきてベッドの私の足元に腰掛け人工的に破水をいよいよなのか…!もう、はよ終わりにしてくれはよ出てきてくれついに、いきんでオッケーと言われたのが午後6時ごろ個室に入ってから3時間ほどが経過していましたいきんだらすぐに産まれるもんだと思っていた私…甘かった…何回いきんでも出てこない頭すら見えない体力も限界…もう今日は無理じゃない?明日にしない?一回やめない?と思いながら、何度も何度もいきみました通訳してくれてた旦那さんにも、もう出てこないじゃんやめようよ無理だよと当たり散らし、先生にも、もう(会陰を)早く切ってよ手突っ込んで出してよと、伝わるはずのない日本語で当たり散らしていました今考えればすみません…頭が出始めたような違和感を感じたとき、残っている力の全てを込めていきみました。あそこが裂けるのが自分でもわかりました一番恐れていた事態…産前のバースプラン擦り合わせの際も、一番気になるのは会陰切開です、裂ける前に切って下さい、と何度もお願いしていましたそれなのに…思いっきり裂けたよね?と思いながらも、もう無我夢中でした。赤ちゃんが苦しいのではないかと心配だったからです頭がニュルっと出て、そのあと体が全部出たのはいきみ始めて2時間後のことでした産まれた瞬間思ったこと…嬉しい!とか、感動!というより先に、やっと終わった…頑張った…ということでした産後確認した話では、最新の説?方針?では、会陰は切らない!変な裂け方をしない限り切らない!ということでしたすぐ胸に赤ちゃんを乗せられ戸惑いつつも、あそこを縫われている方が痛くて痛くて…全神経を赤ちゃんに集中させるんだけど、やっぱり痛くて痛くて…え!いつまで縫ってるの先生とこれも日本語で言ってしまっていました。産まれてみたら2,610gの小さな女の子今まで見たことのない旦那さんの涙にもらい泣き家族が増えた…私が親になった…と大きな責任を感じましたこのあと退院まで編へ↑もうすぐ9ヶ月の娘