注意今回は、グロテスクな描写が
出て来るので、閲覧注意です注意

イギリスに帰ってくる前、
ふらっとスペインのサンセバスチャンへ
バル巡りに行きました。

イギリスの食事が軽くトラウマになっていて、
真っ直ぐ帰りたくなかったんです。。

東京からは友人が。
イギリスからは夫が
ジョインしての3人旅。

サンセバスチャンは美しい海辺を持つ
スペインの高級リゾート地と言った感じで、


タパスは 噂で聞いていたよりも
安くて美味しくて感動。
名店と言われているお店たちは
見事な職人芸で舌を喜ばせてくれました。

さすが、美食の聖地。

一方、
ミシュラン星付きの2軒にも行きましたが、
いつものようにクソ高いだけで
ここまで払わされる価値はないよね、でした。

夫はサンセバスチャンからイギリスに帰り、
残った女2人旅で、モロッコへ。

イスラム世界は慣れているのと
雑誌やモロッコ雑貨からの素敵イメージで、
トルコに行くぐらいの気軽さで
行ってしまいまして。

大自然が好きなので、
サハラ砂漠ツアーは楽しかった。
現地ツアーで行きましたが、
ツアーの組み方も、楽しませ方も
モロッコ人は本当に上手で、感心しました。


しかし、問題は世界遺産の旧市街。
どの街の旧市街も汚な過ぎてドン引き。
突進してくるバイク、自転車、荷車。

フェズに至っては
それも文化ではありますが、
お肉屋さんに動物の生首がぶら下がります。
鶏肉屋さんには生きたままの鶏が並びます。

雑誌や、モロッコ紹介記事には
決して書かれないモロッコのリアルな一面。

たぶん、マラケシュもフェズも
ツアーで行けば浅く体験できて、
ここまで引かなかったのかもしれません。

そんな中、品揃えのセンスが凄い
ラグのお店を見つけ、
感動して色々見せて貰ったら、有名な老舗で。
また見に行きたいけれど、行く気力が。。

ロンドンに、レイトンハウスという
中東の装飾に魅せられた
19世紀に最も成功したイギリス人画家の
美しい邸宅が
美術館として公開されているのですが、


(ケンジントンにあるレイトンハウスにて。)


あの時代に
モロッコ、エジプト、シリア、アルジェリア
などを旅した彼のバイタリティに改めて敬服しました。

何より、あれだけのタイルやイスラム装飾を
19世紀のロンドンに集めて、
家を作り上げたエネルギーに驚きます。

(レイトンが描いたエジプト。)


レイトンは、中東への趣味も兼ねながら

イスラム装飾で話題を集める自宅に

人々を招き、自分の絵の販売促進の場にした

やり手の画家なので、一般人の参考には

ならないかもしれませんが、


旅をインテリアにどう生かすかの

お手本のような家でもあるので、

インテリアにご興味のある方は

ロンドンにあるレイトンハウス、

是非行ってみてください。



モロッコでは、
学生時代からバックパッカーをし、
100カ国近く旅してきた友人も
うーむとなってしまったほどの
久しぶりの後進国パンチを受けた訳ですが、

モロッコ料理のバラエティのなさと
味のなさにも、苦労しまして。

しかし、
青い町として有名なシャウエンぐらい
北部に来ると、スペインにかなり近づくので
スペインの影響が出始めて
食の美味しさとバラエティ、
衛生度が上がり始めます。


なので、モロッコは
タンジェなどの最北部の町なら
スペインから日帰りで行くには良いかも
知れません。

そして、このモロッコ旅行のおかげで
吹っ切れたのが、海外での和食屋さんと
ラーメン屋さん訪問。

ずっと、その土地のものを食べるべきと
思ってきたので、イギリスでは
イギリス料理ばかり食べて来ました。

40ヶ国近く旅してきても、
パリ以外で和食屋さんに
行ったことはなかったし、
ましてや海外でラーメンを食べたことはなく。

モロッコでも現地のものを
食べ続けた訳ですが、限界に達し、
初めてその禁を破りました。

現地で和食屋さんを見つけ出して駆け込み、
モロッコ帰りのマドリードでは
自ら並んでラーメン屋さんへ。

おかげで完全に吹っ切れたので、
私はもう、イギリスに帰っても
イギリス料理は滅多に食べないことに
決めました。笑

イギリス料理を避け続けても、
不味くて限界となったら
そのときはそのときで。


今日はモロッコのネコちゃん。



モロッコは、ネコ天国。

大量のネコが、至るところにいます。


貧しい国なので

状態の悪い子たちが多いですが、

とても可愛がられていました。


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