こんばんは!


人の笑った顔が好きで子供の頃からちょけてばかりいた私の将来の夢はコメディアンかアーティスト(絵描き)でした。

アメリカの友達とは笑いのツボが同じなのがきっかけで仲良くなり
好きなコメディ番組や映画の話をしたり(Saturday Night Live,Tonight show with Jay Leno, Late night with Connan O'Brien,Bill Cosby show,AustinPowers, Jack Black, Futurama,Family Guy...などなど)
友達の親にコメディショーへ連れて行ってもらったり!(ホノルルでBill Cosby Standup Liveをみにいきました!)
そんな感じでお笑いにハマる小学生時代
しょっちゅうアホなジョークを言って笑わせるのが楽しくて友達からも「のんちゃんならコメディアンになれるよ!!」なんて言ってもらえました笑
(いまはもう無理無理の無理ですwww)

なんですが!!!
日本に帰国してから日本のお笑い番組をよくみるようになりましたが
違和感がひとつだけあったんです、、、、
ツッコミ」というものがよくわからず、、
アメリカにいた頃はそれこそ「ツッコミ」っていうお笑いスタイルも会話形式もほとんどなかったので
日本の漫画でしか知らなかったんです!!!
(ボーボボとかですねw)


アメリカではボケはあってもツッコミはあまりなく
むしろ真逆にジョークや面白いことを言ったら
「get it?(意味わかった?わかる?)」とか
「you know?(でしょ?だよね?みたいな軽く同意を求めるようなニュアンス)」をあえて言ったりするんです



例えばが難しいんですけど、、、


🇺🇸 What kind of droid likes to go sightseeing?
🌟what is it?
🇺🇸R2-Dtour!get it? D2 and Dtour?

🇯🇵観光スポットを巡るのが好きなドロイドはなに?
🌟なに??
🇯🇵R2-Dツアーだよ!わかる?D2とDツアー


みたいな、、、例えが面白くなくてすまぬ!!!笑
スターウォーズネタだし、、
しかもオヤジギャグだし、、🥸

とりあえずアメリカンジョークでは軽く説明しちゃうことはよくあるんです
日本だとジョークやギャグの説明をしたり共感を求めるなんてシラけちゃうから禁句ですよね?滝汗
一応アメリカでもわからなすぎるネタや説明しすぎはすべってるんですけどね笑


この軽い同意や共感を求めていくお笑いスタイルは
スタンドアップコメディーという
一見ピン芸人みたいな感じなんですけど
ギャグ芸ではなく漫談をステージから観客の反応をみながらアメリカならではのお笑いスタイルがあるからだと思います。

こんなかんじ↓


↑Jim Carreyいきなりかましてきますwww

Jim Carreyはわかりやすく、笑顔で「you know?」とよくいいますね!



↑Bill CosbyのライブショーですがおじいちゃんなのでStandupじゃなくSit downですねww



こういうお笑いスタイルは日本人だと綾小路きみまろさんが1番近いですね!
(ちなみに日本に帰国したばかりの頃は笑点にめちゃくちゃハマってました笑そのなかでも綾小路きみまろさんはダントツ!笑 本も買って熟読ですww)


そんな感じで相手や観客に同意や共感を求めたり
特大の皮肉を込めたボケはあるのに、、

「なんでやねん」
「それはちゃうやろ」

みたいなボケを否定していくツッコミはなく
(ダウンタウンはいまだに面白さが難しい!笑)
あっても観客の中で委ねる感じですね
とりあえず全肯定しながら突き進む


また一つ有名所ですが
森喜朗元総理とクリントン元大統領の
Who are you?捏造報道

森さんが
「how are you(はじめまして)」と言うつもりが
「who are you(あなたはだれですか)」と言ってしまったので
クリントンはこの間違いをジョークかな?と受け取り
すかさず
「I'm Hilary Clinton's husband!(私はヒラリーの夫ですよ!)」とジョークで返すと
「Me too!!(わたしもです!)」という、、、笑

私も夫です!っていうww相手のボケとボケが重なり
これはこれでうま〜く成立しちゃってるんですよねwww
若干アンジャッシュの勘違いネタに近いですね!笑
(コントも大好きです!!)


ちなみに、、
逆にジョークがわからないときは
「I don't get it(わからなかったわ)」と言うこともよくあります。
そうすると説明してくれるので
もしアメリカ人からジョークか皮肉かなにかを言われたら臆さずに
I don't get itと言ってくださいwww

面白いこと言って「わからなかった」って
日本語だと面白くないみたいに聞こえちゃうけど
アメリカ人ならガツガツ思ったこと言っちゃって大丈夫です笑

ちなみに
そもそものジョークが成立しない時は
「that doesn't make sense
意味がわからない(支離滅裂だよ)」
と言ったりします。

日本では常識あってこそ成立する「ボケとツッコミ」というお笑いが生まれましたが
アメリカは感覚的な部分(センス)が軸にあって
多民族国家故に「理解してもらう」お笑いになっていったように感じます。
もちろんアメリカにも常識はあるので
大勢に共通する男女ネタ、親子ネタ、セクシャルなネタ、病人と医者ネタとかはわりと鉄板なので
いわゆるアメリカの皮肉ジョークやブラックユーモアに昇華されてるのかなと思います。



そしてこの日米の違いを私は大人になるまでよく理解していなかったのでww
日本に帰国してからはお笑いを観るのは好きでも
日常には結構困りました!笑
友達や知り合いや上司との会話でも「ツッコミをしないといけない」が実はまあまあしんどかったんですよね、、笑
なので
「突っ込んでよー!」とはよく言われたものです笑

中学から知る日本の常識は知らないことがたくさんあると感じながら
コンプレックスに近いものを抱いてたので
いまでは常識やモラルには敏感になりましたよww
(コンプレックスほど反動がありますよね〜)

それでもいまだにツッコミをいれるべきかわからない時はある、、、、笑

でも笑うってどこでだれとでも楽しいし仲良くなれちゃいますからね!!✊
辛い時も無理矢理でも笑うことが大事です!
本当に!鬱でも笑うと脳だけは騙せます。
と、、まだまだ笑いついて語り足りないですが
今日はこのくらいにしておきます!!笑

日米お笑いの違いについてふと思ったのでしたー!


ではでは!