新しい試み・初見
中学生の生徒さんのレッスンで、
初見を取り入れてみました。
短い時間で新しい譜面を読み、弾くことによって、集中力も養われますし、
初見ができるようになると、譜読みが速くなります。
忙しい中学生の生徒さんにとって、譜読みの時間短縮は魅力的
一生の趣味としてピアノを楽しんでいく手助けになればいいな、ということで、
長い目で見て、少しずつ初見能力を磨いていこうと思います
まずは、初見のやり方から。
予見の時はどこに着目すればいいの?コツは?などなど。
最初は、簡単な単旋律の課題から始めてみました。
少し思い出話になってしまいますが
初見の授業は、音大でもありました。
ただでさえ頭を使うものなのに、なんと1限目の授業
レベル別の少人数のクラスで、先生が出した課題をみんなで予見して、
予見が終わると一人が指名されて、みんなの前で弾くという授業でした。
課題も、ピアノ曲だけでなく、弦楽四重奏など、時には難しいものも
そのため、指名されたらどうしよう!とドキドキな授業だった記憶があります
もちろん、一番ドキドキだったのは、初見の試験でしたが
というわけで、教えている私もドキドキした経験のある初見ですが。
レッスンでは、間違えても構いませんから、リラックスして弾いて下さいね
たくさんの新しい譜面を見ることによって、初見能力は上がります。
練習の合間に、レッスン以外の曲を弾いてみるのもいい練習かもしれません
素敵なBGM♪
しばらくブログを書いていないうちに、1ヶ月も経っていました
すっきりしないお天気が続いていますが、新しい生徒さんとの出会いもあり、
おかげさまで楽しい毎日を過ごしています
ところで、最近素敵なCDを見つけました!
francfrancが好きで時々お店をのぞくのですが、ある日お店に入ったら、
あれ???このメロディーは何だっけ?!
と、店内で小さな音で流れていたBGMが気になりました。
よーく聞いてみると、、、なんと、ベートーヴェンの悲愴じゃない
悲愴の美しいメロディーが、ポップス風にアレンジされてました
大作曲家が書いたメロディー、名曲って言われる美しいメロディーって、
どんな風にアレンジしても素敵だなぁ
と、すっかり感激し、立ちすくんで聴き入ってしまいました
そして、これはぜひ家でも流したいなぁと思い、店員さんに、
「今流れてるBGMはCD売ってたりしますか?!」
と訊ねたところ、ちゃんと売り物がありました!
「Celebration」というCDで、他にもG線上のアリアや別れの曲など、
色んな曲がポップスアレンジされたものが収録されています。
もし、聴いてみたい生徒さんがいたらレッスンの時にお貸ししますね
練習メモ
昔は、練習ノートを作って、練習しなければならない所を毎日メモしていましたが、
最近は、パソコンで「練習メモ」なるフォーマットを作って利用しています。
向こう3ヶ月までの各月の目標と、今週の目標を書く欄、
「気になるところ」「理想の形」「そのためには・・・」
というメモ欄を作ってあります
何となく行き当たりばったりな練習ではなく、
どこが気になるか、どうしたいのか、そのためにはどうしたらいいのか、
その3ステップを考えて練習するのは、とても大事だと思います
私の場合、メモを取ることで、次の練習につなげることが出来ますし、
ビジョンをはっきりと持って、限られた時間内に効率よくさらうことが出来ます。
というわけで、最近はもっぱら、お手製フォーマットがお気に入りな私です
もし、中学生~大人の生徒さんの中で使ってみたい方がいらっしゃったら差し上げます。
たくさん印刷してありますから
もちろん、3ステップを全て自分で解決できなくても全く問題ありません!
そのためにレッスンに来るのですから
でも、どこが気になったか、どうしたいのかという点を明確にしておくと、
レッスンで質問したいことが明確になるかもしれません。