キング・アーサー(04米)
キング アーサー ディレクターズ カット版 (UMD Video)

¥3,591
・・・あれっ?アーサー王伝説ってこんな話でしたっけ?
ということで遅まきながら少し調べてみると、どうやら実在の名将アーサー王の素性には諸説あるらしく、本作はローマ人「アルトリウス」のお話らしいです。
ギネヴィアもランスロットもカリバーンも登場するし、騎士王ファンにとってはたまらないのかもしれません。加えて、作品全体に漂う雰囲気は素敵でした。しかしながら、ストーリーも大味で結末もあまり好きにはなれませんでした。うむむ。
余談ですが、いつも9期飲みで使っている串特急の円卓の席が、この円卓の騎士と重なってニヤついちゃいました!!笑

¥3,591
・・・あれっ?アーサー王伝説ってこんな話でしたっけ?
ということで遅まきながら少し調べてみると、どうやら実在の名将アーサー王の素性には諸説あるらしく、本作はローマ人「アルトリウス」のお話らしいです。
ギネヴィアもランスロットもカリバーンも登場するし、騎士王ファンにとってはたまらないのかもしれません。加えて、作品全体に漂う雰囲気は素敵でした。しかしながら、ストーリーも大味で結末もあまり好きにはなれませんでした。うむむ。
余談ですが、いつも9期飲みで使っている串特急の円卓の席が、この円卓の騎士と重なってニヤついちゃいました!!笑
藤原正彦(1981)『若き数学者のアメリカ』新潮文庫
若き数学者のアメリカ (新潮文庫)/藤原 正彦

¥540
Amazon.co.jp
筆者の言葉は、とても愉しい。
わたくしは未だ彼のベストセラーなるものに目を通したことがないのだが、それに至る原点が本書に隠されてると思う。彼は、日本人は国を離れると、途端に強烈な国粋主義者になると繰り返し述べる。その最たる例として彼自身が存在し、真っ向から反米精神を突きかざして、米社会へと突入していく彼の姿は少し無様で滑稽だが、純粋にカッコイイ。
気が付けば「もし自分だったら…」と自分に重ね合わせて読んでしまうのが、この類の本にはよくあることだ。本書においてそうしたときに必ず感じたのが、筆者の純粋で豊かな感受性である。彼が「数学者」であることからは決して想像できない情緒深さと深い洞察力には、思わず感嘆してしまう。彼の文は、決して力強いものではない。どちらかというと俗っぽく素朴だ。しかしそれゆえだろうか、彼の文からはその「才」が滲み出ていることを感じてしまう。これは天賦の才?それとも遺伝子の影響?
学者さんて変わった人種やなぁ、と「改めて」感じた一冊だった。

¥540
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筆者の言葉は、とても愉しい。
わたくしは未だ彼のベストセラーなるものに目を通したことがないのだが、それに至る原点が本書に隠されてると思う。彼は、日本人は国を離れると、途端に強烈な国粋主義者になると繰り返し述べる。その最たる例として彼自身が存在し、真っ向から反米精神を突きかざして、米社会へと突入していく彼の姿は少し無様で滑稽だが、純粋にカッコイイ。
気が付けば「もし自分だったら…」と自分に重ね合わせて読んでしまうのが、この類の本にはよくあることだ。本書においてそうしたときに必ず感じたのが、筆者の純粋で豊かな感受性である。彼が「数学者」であることからは決して想像できない情緒深さと深い洞察力には、思わず感嘆してしまう。彼の文は、決して力強いものではない。どちらかというと俗っぽく素朴だ。しかしそれゆえだろうか、彼の文からはその「才」が滲み出ていることを感じてしまう。これは天賦の才?それとも遺伝子の影響?
学者さんて変わった人種やなぁ、と「改めて」感じた一冊だった。
吉本隆明『ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ』大和書房
ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)/吉本 隆明

¥600
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本書では、筆者の他著とは打って変わったような平易な言葉で若者、恋愛、いじめ、死、戦争等について語られている。こんなにもカジュアルな言葉で淡々と自分の主義主張を表現していく筆者の姿には、誰しもただただ聞き入ってしまうことだろう。
筆者は、いわゆる「ひきこもり」をほぼ全面肯定している。過剰といっても決して言い過ぎではないほどに肯定している。それは、きっと筆者は世間のひきこもりに対する風潮、つまりひきこもりを必要以上に問題視する傾向に黙ってはいられなかったのだろう。そして、ひきこもりでないこと、例えば社交的なこととはそれほど評価されるべきことなのか、と現代社会に疑問を呈している。勿論社会に出て人と接することは、自分にとっても相手にとっても得るべき所が多いのは間違いないだろう。しかし、それは絶対の価値基準ではない。大事なのは両者のバランスである。なぜなら、人との係わり合いの中では「意味」しか生まれない。だが「価値」の増殖が起こるのは、一人でひっそりと内密に考えているときだけである、とする筆者の主張には思わず考えさせられてしまった。
本書を読んでいると、思い返せばひきこもってばかりであった自分の人生が少し褒められているように感じられて、どこかこそばゆくなってしまった。ひきこもりにも、ひこもらない人にも気晴らしに是非読んでもらいたい一冊である。

¥600
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本書では、筆者の他著とは打って変わったような平易な言葉で若者、恋愛、いじめ、死、戦争等について語られている。こんなにもカジュアルな言葉で淡々と自分の主義主張を表現していく筆者の姿には、誰しもただただ聞き入ってしまうことだろう。
筆者は、いわゆる「ひきこもり」をほぼ全面肯定している。過剰といっても決して言い過ぎではないほどに肯定している。それは、きっと筆者は世間のひきこもりに対する風潮、つまりひきこもりを必要以上に問題視する傾向に黙ってはいられなかったのだろう。そして、ひきこもりでないこと、例えば社交的なこととはそれほど評価されるべきことなのか、と現代社会に疑問を呈している。勿論社会に出て人と接することは、自分にとっても相手にとっても得るべき所が多いのは間違いないだろう。しかし、それは絶対の価値基準ではない。大事なのは両者のバランスである。なぜなら、人との係わり合いの中では「意味」しか生まれない。だが「価値」の増殖が起こるのは、一人でひっそりと内密に考えているときだけである、とする筆者の主張には思わず考えさせられてしまった。
本書を読んでいると、思い返せばひきこもってばかりであった自分の人生が少し褒められているように感じられて、どこかこそばゆくなってしまった。ひきこもりにも、ひこもらない人にも気晴らしに是非読んでもらいたい一冊である。
田中秀臣『経済論戦の読み方』講談社現代新書
本書は、日本の経済論戦を基礎的な経済学に則り、図・グラフなどを用い解説している。また、各章にちりばめられたブックレビューは、ほぼ9割方批評で埋め尽くされていて非常に痛烈である。
教科書レヴェル+α程度の経済学による解説であったのだが、まだ理解不足の内容が頻繁に見受けられたので、少しの間冷や汗が止まらなかった。しかし今回、『スティグリッツ』のようなハードカバーの経済学入門書にはない、新書ならではの経済学解説を読む機会を得たことは非常に有益な時間であった。
また、本書で取り上げられている経済学者・参考書といったいわば専門用語がいつのまにかどこかしらで見聞きしたものになっていたことには、ゼミに参加させて頂くようになってからの半年という時間は、決して無駄ではなかったのだな、としみじみとさせられた。年金の項目で高山先生のお名前を目にしたときはついついニヤリとしてしまった。笑
日々精進し、本書の内容レヴェルの経済学は早くマスターしなければならない。
教科書レヴェル+α程度の経済学による解説であったのだが、まだ理解不足の内容が頻繁に見受けられたので、少しの間冷や汗が止まらなかった。しかし今回、『スティグリッツ』のようなハードカバーの経済学入門書にはない、新書ならではの経済学解説を読む機会を得たことは非常に有益な時間であった。
また、本書で取り上げられている経済学者・参考書といったいわば専門用語がいつのまにかどこかしらで見聞きしたものになっていたことには、ゼミに参加させて頂くようになってからの半年という時間は、決して無駄ではなかったのだな、としみじみとさせられた。年金の項目で高山先生のお名前を目にしたときはついついニヤリとしてしまった。笑
日々精進し、本書の内容レヴェルの経済学は早くマスターしなければならない。
