こんばんは、深山美希子です。

 
HSP(Highly Sensitive Person・ひといちばい繊細な人)を対象に、数秘セッション・講座を通して、「HSPという才能を活かし、自分の世界を創る」サポートをしています。
 
そして私自身も、HSS型HSP(High Sensation Seeking・刺激追求型タイプ)であります。
 
 
 
初めましての方へ・・・
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②裏ストーリー

 

 

▶︎HSPって?

▶︎繊細、敏感だからといって内気なわけではない!HSS型HSPとは?

 

 

 

街中がクリスマスのイルミネーションで華やいできましたね。

 

久しぶりに丸の内に行ってみたら、ツリーが綺麗でした。

夜に行ったら、もっと美しいだろうなと思いつつ、写真を撮りました(笑)

 

 

丸の内仲通りがやっぱり好き!笑

 

 

丸の内ではハリーポッターのイベントが開催されているようです。

ツリーにも魔法がかかってる♪

 

 

 

 

さて、先日こちらでも書きましたが、



「内向型を強みにする」
 

付箋付きですみません(汗)



こちらの本を通して、新しい視点を得て、自分への理解が深まる体験をしました。



本については、メルマガでもご紹介したのですが、

「ずっとモヤモヤしていた理由が内向型を理解することでわかった!」

「外向=外交と捉えて、自分が外向型だと認識していたけど違った!」

という感想などをいただいたり、本を読んでみますとブログにもコメントをいただいて、とてもうれしかったです^^




前回の記事では、

・内向型とはどういうタイプの人なのか?
・外向型とはどう違うのか?

ということを中心にお伝えしましたが、今回はさらにそこから一歩踏み込んで、


「内向型の自分を守るために、どんなことをしていったらいいのか?」

ということをご紹介してみたいと思います。
 

 



 

 

<内向型タイプが、「自分を守る」ために必要な3つのステップ>

 

▼「内向型」にとって大切な3つの柱


まず、内向型という性質について少しおさらいしてみましょう。


・内向型/外向型は生来の気質であり、変えることができないもの

・内向型は25%存在する

・両者の違いは以下の通り



<内向型>
 ・アイデア、感情、印象といった、自分のなかの世界からエネルギーを得る
  →「エネルギーの保有者」

 ・多過ぎる刺激は持て余す

 ・焦点を絞り、深く極めるのを好む



<外向型>
 ・さまざまな活動や人、場所、物からエネルギーを得る
  →「エネルギーの消費者」

 ・様々な刺激の中で活気づく

 ・大きな網を打つように情報や経験を得る



エネルギーの保持者である内向型タイプが、自分自身を守るためには、

「エネルギーを保存し、適切なリズムをつくり、内なる資源を守りつつ、目標達成していかなければならない」


ということをこの本では述べています。


HSPという気質を活かすことにも通じるものを感じますね^^



そして、そのために必要なことを3つ述べています。


①自分なりのペースの設定

②大切にしたいこと(優先事項)の設定



①②を踏まえた上で、

③適切な境界線の確保



以下、順番にお伝えしていきますね。


 

 
 
 
 
 

▼①自分なりのペースの設定


本の中に、

「内向型は、スローダウンしたほうがどれほど幸せになれるかに気づくべきなのかもしれない」

という記述があったのですが、私自身も振り返ってみると、起業をしたい、自分の世界を創りたいというHSPさんに対して、継続サポートをさせていただく時に必ずお話しするのが、「ゆっくり進むことを許可しよう」ということです。


私もそうなのですが、HSPの洞察力を使って、「こうやって、こうやって、それからこんな感じにやっていくのね〜」といった具合に、目標に向かう道筋をパパッと理解できる一方で、現実はそんな風にサクサク進まない(苦笑)

そこには、HSPが取り組む意義だったり、自分なりの納得感を大事にしているということも大きく影響があるように思います。


これまで出会ったHSPさんも、自分が納得して進みたい意識が強かったですね。

だから、とにかくやろう、やってみてから考えよう!というアプローチが難しい・・・。



内向型も同様に、「意義を重んじる」と記述がありました。

自分の中で反芻して、納得感を持って進むことを求める以上、少し時間がかかることを許可する必要があるのではと思います。



そうした、スローペースを理解した上で、「自分なりのペースを設定しよう」というのが1つめの軸です。


エネルギーの保持に意識を向ける必要がある内向型は、

・自分がいちばん働けるのはいつ、どんな時か?
・それぞれの仕事にどんな風に時間を割くのか?

と、自分を理解していくと共に、

・自分のペースが他人と違うことを受け入れることも必要


と述べられています。



そして、その中では、体のリズム(エネルギーの満ち干)を知る重要性にも触れていて、

・集中力の高まる時間帯
・頭の働きにくい時間帯
・人と過ごすことが楽しいと感じる時間帯

といったことも観察してみようと言うのです。


自分の内側にあるエネルギーの状態を深く理解すること、そして、それを理解した上で、行動をなるべくスモールステップに落とし込んで進む。

こうしたミクロの歩みの積み重ねこそが、内向型にとって最も適したやり方だということなのですね。





 

 

 

 

▼②大切にしたいこと(優先事項)の設定


内向型の気質を理解して、ペースの調整ができるようになったら、次は、

「大切にしたいこと(優先事項)の設定」

に進みます。



前述したように、内向型タイプは、意義を重んじます。

これは私自身も身に覚えがあって、会社員の頃から「なぜそれをやるのか?」が気になるタイプでした。

HSPの中でも、特に洞察系タイプの方は、共感いただけるのではと思います^^;



また、これまでの歩みを振り返ってみて、私の根底にある、軸になっていることは、「新しい視点や情報を与えることでその人の可能性を開くことをしたい」という想いです。

これは今も仕事をする上で、大事にしたいと思っていることです。

ガムシャラに働いた20代、本当の自分の仕事について悩み続けた30代を経て、いわゆる人生の正午を迎えた今、これをはっきり自覚し、今後の指針にしたいと考えています。



内向型は、エネルギーの確保も大事になる。

ということは、

自分にとって意義深く価値あることに集中する必要がある。




「自分にとって、意義あることとはなんなのか?」

これとしっかり向き合って、自分にとっての優先事項を定めていきたいですね。



ちなみに、本では人生の優先順位を決める8つのステップというワークが紹介されていて、

・健康
・余暇
・家庭生活
・自己の成長
・結婚生活/パートナーシップ
・仕事
・創造性
・人との付き合い
・精神面
・趣味と遊び

上記における目標を定め、進めていく流れを教えてくれています。

興味のある方は、本を参考に実践してみてくださいね。




 

 
 
 
 

▼③適切な境界線の確保


最後に取り組むのが、私たちHSPにとっても大きなテーマである

「適切な境界線の確保」



内向型について、本では、


・時間やエネルギーが許す以上の活動ができないことに罪の意識を抱きがちで、結果としてどんな要求にも応じてしまう

・エネルギー供給の見積もりを誤り、ひどく厳しい、あやふやな境界線を設けてしまう


と言った例を挙げ、適切な境界線を引くことの重要性を述べています。



これはまさにHSPの私たちのあるあるとも言えますね(苦笑)



これに対して、4つのアプローチが提案されているので以下にご紹介します。


①イエス/ノー以外の「たぶん」という選択肢を持つ

→即断即決が難しい内向型は「たぶん」と答えることで、見解や選択肢に幅を持たせたり、考える猶予を得ることができる。



②ひと晩寝かす

→内向型の情報処理方式を活かすためという科学的見解(詳細は割愛します)
 睡眠を経ることで、適切な決断ができる。



③YESと言ってみる

→多くの場合、幼少期に、何か無理強いされたり、圧倒されることが多かった場合に、考えずNOということで身を守ってきたケース。

 NOの一点張りでは、世間との溝ができてしまうので、少しずつYESを増やす、または、ちょっと考えさせてと答えるのもよし。自動的にNOを言うのではなく、自分の気持ちに目を向けてみる。



④NOと言ってみる

→成長過程において、NOと言うこと=対立と捉え、その不安からNOが言えなくなっているケース。

 ③同様に、自動的にYESと言ってる自分に気づくこと。そして、時間をかけてもいいのだと自分に言い聞かせること。

 焦ることなく、具体的に自分が何を求められているのか考えてみる。何より、NOと言って見捨てるような人には、もっとNOと言うべきである。




こうして見ると、外向型の世界がいかに早く進んでいるのかというのを感じずにはいられません。


内向型は、そんな外向型のスピードに引っ張られず、自分のペースで進める工夫が本当に必要ですね。



自分の境界線は、どんな時にあやふやになりやすいのか?

これも観察していきたいものです。




そして、本の中で印象だった一節がありました。

「適切な境界線を設けるまでの道のりは、自分を大切にすることに始まる」


境界線を引くってどうすればいいの!?

と思う方にとって、ひとつの答えになるのではないでしょうか^^


私たちは自分自身を、自分の感覚を大事にすること。やっぱりここに行き着きますね。




ということで、今回は、外向型が多数のこの社会で、内向型はどうやって自分を守っていくのか?
ただ守るだけでなく、守りながら進むためのステップについて、ご紹介してみました。

何か少しでもお役に立つことがあればうれしいです。



HSPも非HSPも、内向型も外向型も、皆がそれぞれの感覚を尊重し合って進んで行きたいですね。


お読みくださり、ありがとうございました!
 

 

 

 

 

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