七夕のお稽古 ~ 葉蓋や貴船神社のこと | 【ブログ】裏千家 シュミネ茶道教室 || 大阪・心斎橋 || 西田宗佳

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大阪・心斎橋駅上がってスグの「シュミネ茶道教室」。
お稽古や教室の様子、茶の湯周りのことや、西田宗佳の歳時記・日常なども、生徒の皆さんに読んでもらえるよう徒然書いています。

令和3年(2021年)7月7日:投稿
 
皆さん、こんにちは。
シュミネ茶道教室の西田宗佳です。
 
ブログが随分と空いてしまいました(ゴメンナサイ)。
今日は「七夕」ですが、あいにく朝から土砂降りの雨です。
各地で土砂崩れなど災害が多発し、山間にお住いの方は心配ですね。
 
今週のお稽古は、この時期のお点前「葉蓋」をしています。
「葉蓋」は、裏千家十一代・玄々斎のご考案によるもので、ある夏の七夕の趣向の茶会に、末廣籠の花入の受け筒に梶の葉を蓋にして、それを水指として使用したのが始まりです。
 
↓) 梶の葉がなければ、他の葉でもかまいません。
今年は、Tさんがお家から持参してくれた「ツワブキの葉」を使わさせていただきました。
 
 
↓) 今週のお菓子は、仙太郎製の「二つ星」。
七夕らしく、織姫と彦星に見立てたお団子が、仲良く笹船に乗っています。
 
 
↓) 床には、「団扇(うちわ)」を飾りました。
これは夏だからというより、2年前に「貴船」の川床(ゆか)に行ったときに頂いた思い出の団扇で、この「貴船」が「七夕」と大きく関係しています。
水の神様をお祀りする「貴船神社」では、雨乞いをする「水まつり」に七夕の節句飾りも行われ、7月7日の献茶式は、裏千家がご奉仕されています。
 
 
↓) 淡交社さんが七夕にちなんで、貴船神社の素敵な写真をインスタに上げてらっしゃったので、こちらでもご紹介します。
インスタされている方は、ぜひ淡交社さんフォローしてみてください。お茶に関連して素敵な投稿をこまめにされています。
 
 
 
 

 
★教室の関連ブログも、リンク貼っておきます。
 
↓) 床の貴船の団扇がやって来た経緯(由緒)、私事ですがよろしければご高覧ください。
 
image 
 

↓) 2年前の7/7は、教室でもたくさんのお客様をお招きし、「七夕茶会」をしましたね。
よろしければ、懐かしい行事の振り返りされてみてはいかがでしょう?
 
 
 
 
 
 
いよいよ7月。夏本番を迎えます。
七夕は、二十四節気でいうところの「小暑」でもあります。
まだまだコロナ禍で、お出かけや行事もままなりませんが、お茶を通して四季折々の風情だけでも楽しんでいただければと思います。
 
 

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《 シュミネ 茶道教室 》

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(裏千家: 西田 宗佳)

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