茶道講座は、満員のお客様をお迎えし、
無事に終了することができました。

参加者の皆様、美術館の皆様
ご支援・ご協力
本当にありがとうございました。


当日は、アメリカ、イギリス、
フランス、イタリア、スペイン、インド等々
様々な国の方に参加いただきました。

ご家族での参加、留学生、旅の途中で
アリスさんのFacebookで知り参加した方など
など皆さんとお茶を楽しむ事ができました。

私達が作成したオリジナルの茶道ワークショップ・プログラムを全体のコーディネーター・
通訳としてアリスさんにサポートいただきました。アリスさん本当にありがとうございました。



またオレゴン大学から、一橋大学に留学しているクロイにも通訳アシスタントをして
いただきました。

留学中は先日オープンしたばかりの私達の



私から講座に先がけ、冒頭の挨拶で

茶道は日本の伝統文化です。
しかし、きっと皆さんの祖国と共通する文化や感性を沢山発見するはずです。
今日は沢山発見しシェアしましょうと挨拶。



1, 立礼席~ 〈茶道の基礎知識を学びます〉

和歌から始まる日本の感性「侘び」とは何か?プロジェクターを使いながら学びます。
次に侘び茶の歴史を学び
最後に世界中で人気の抹茶の栽培や
製造方法などを学んでいただきました。

皆さん、本当に真剣です。
2020東京オリンピックを控え、益々
実感いたしました。







2,広間 〈自宅での抹茶の点て方を学ぶ〉

鵬雲斎大宗匠の軸と
開炉に合わせ茶壺を荘りました。

ここでは抹茶の点て方やコツを学び、
互いに点てたお茶を服していただきました。



また、見立てを使いながら、自宅での室礼や
楽しみ方を学びました。
ちょうど当日は旧暦10月10日亥の子の日
来年の干支は亥年。大宗匠も亥年ですね。


・炭はなぜいくつもの種類があるのか?
・なぜ小間に漢字の軸でなく、花なのか?
・茶釜は錆びても、お湯は大丈夫なのか?
・茶の湯はどんな場合にするのか?
などなど沢山の質問をいただきました。

千代紙の亥の親子 ・講師の海老澤宗香さん作


3,小 間〈茶席体験〉


水のせせらぎの音がする、この小間には
舟を浮かべ、色づきはじめた紅葉を
静かに眺め一服していただきました。







そして

光や影、水の音や鳥のさえずり、
松風など静かに五感で感じていただきました。


皆さんの祖国や先祖、家族や友人
人生や自然のうつろいを茶席に映し
一座建立する事ができました。

諸国から日本に伝わり熟成進化した茶道の心は、お客様を迎えるための心がけや準備を
整えるというシンプルな行動です。

今まさに日本から海外へ
逆に輸出する時が来ていると感じました。

様々な国の価値観や文化、
宗教などの多様性を認めあい和合することが
茶道の原理だと実感いたしました。