11月17日
東京都庭園美術館
重要文化財の茶室「光華」にて
「わび茶でおもてなし」ワークショップ
を開催させていただきました

 

 

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開催中のようすを追加しました!

 

 

ご協力いただいた美術館の皆さま

ご参加くださった皆さま

本当にありがとうございました


詳しい内容は前回のようすをご覧ください




 

今回は外国のかた限定の開催
アメリカ・イギリス・イタリア・
フランス・インド…様々な国籍のかたが
いらっしゃっいました

 

 

 

 




11月は炉が開かれます


開炉に欠かせない猪

「猪は来年の干支でもあるわねひらめき電球
と気づいたかたも
受け取り方はそれぞれ
同席したかたとの会話で
何倍にも広がるのが楽しいですね


また昔は今頃
抹茶が一番美味しくなる時
床には茶壷を飾り



茶人の正月といわれる
今の歳時記をお伝えしました



あらかじめ茶道について
勉強されているかたもいて
何故炭には決まった寸法があるのか
という専門的な質問もありました

 



お客様の前で炭をつぐ炭手前というものがあり
燃えていく景色や変化を楽しみます



そして花も 蕾の状態でいれ
徐々に開いてゆく過程を楽みます
実際に会が終わるころには
花が開いてきました



季節の移り変わり や 人の一生
を茶室で疑似体験をする世界観に
感嘆の声があがりました

 

 

 

 




ほかにも
ディスカッションを通じて
私たちもたくさん学びました

茶道ではおひとりおひとりに
取合せ といって
バラバラに造られた道具を
組み合わせてつかいますが
西洋では食器は全て同じ柄で
統一するのが美しいという価値観
でも テーブルクロスなどは
季節によって変えるそうです


イタリアの料理は
旬の材料を使うことが重要で
それが生活の楽しみに
なっているそうです



イギリスにもお茶会の文化がありますが
開催するのには非常にお金がかかるので
今の若者はやらないそうです
憧れがあっても誕生日など
や特別な日にしかできない
と嘆いていました

…この現状は全く日本と同じです
素晴らしい伝統が
無くなってしまうのはもったいない
大切な部分だけを抽出して
現代の人でも楽しめるお茶を伝えるのが
私たちの役目であると思っています



今回見立てで
スペインのグラナダのお盆を使いました
参加者のなかにグラナダ出身のかたがいて
「懐かしい、大変嬉しいです。」
と喜んでくださいました

 





季節を楽しんだり
出身地の道具を使うことによって
先祖や思い出を懐かしむ
全ての国に同じような文化があります
茶道にとって大切な精神性は
簡単に皆さんと共感することができ
大変感動しました

様々な国のかたとお話をして
文化や宗教を認め合って
調和させるのが お茶 とわかりました

今回のワークショップを通じて
故郷の大切さに
気づいていただけたら嬉しいです
抹茶でなくても

身近な飲み物でも良いですね
おもてなし精神の輸出が
世界平和に繋がるかもしれません


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光悦会2018

 

東京 九段教室オープン

「わび茶でおもてなし」ワークショップ・東京都庭園美術館

「茶の湯とくらす」茶会ワークショップ・茨城県陶芸美術館




【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】

 

2018年11月10日

「東京 九段教室」オープン

生徒募集中花火

 

「茨城 笠間教室」

次回の稽古は

2018年 12月14日(金)

2018年 12月15日(土)

(11月は開炉の茶事のため)

毎月 歳時記と和歌のお話しつき音譜

金曜日13時の回が追加されました

 

 

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