祝・崎谷はるひ先生ちょっとだけ復帰

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堂々と「腐女子」などとプロフィールに書いておきながら、気が付くとあまりBL的な話をしていない。


そんなわけで今回はそれ系なお話を。



私が現在、BL作家で一番好きな人は「崎谷はるひ」さんといいます。


生まれて3番目に買ったBL小説の作者さんだった人で、この時はたまたま表紙イラストと裏表紙に記されたあらすじを見て適当に買ったのです。


今から5年ほど前のことです。


そしたら、はまった~~。


一冊ですっかりファンになり、翌週には通販で、その時購入可能だった小説を全部、合計30冊を一気に大人買いしました。


BL作品って、大元の掲載雑誌社が倒産したりで廃版になっている作品が結構あるのです。


例にもれず崎谷はるひさんも、知った時にすでに10年近く活動していたようで、廃版も十何冊かありました。


中には新書版・単行本サイズの廃版を他社から文庫で再発売されたのもけっこうありましたが、文庫化されるときには時代背景とか流行などを考慮して加筆修正されることもあります。


で、原文も見たい!と思った私、そのころから古本屋めぐりも趣味の一つに加わりました。


そのうちに他の作家さんの作品も安く買ってしまえ!ってことで、年に10回行くかどうかなのに古本購入200冊超えした年があったなあ・・・



今年はだいたい過去の読みたいのはそろったし、部屋がとんでもないことになっているので古本購入は控えております。

新刊は買ってるけど。



で、崎谷はるひさんは人気があるので作品がシリーズ化している物も多く、私の好きなのは


慈英&臣シリーズ(画家×刑事もの)

信号機シリーズ(主人公カップルが毎回変わる、アート系専門学校生たちと周囲の人たちの話)


などがあります。



別格なのがブルーサウンドシリーズといいまして、「ブルーサウンド」という湘南のダイニングバーを舞台にした、これまた毎回主人公カップルが変わるシリーズです。


崎谷作品との出会いのお話がこのシリーズ第一作でした。



この崎谷先生、すっごい速筆で、毎月のように新刊を出していたのですが、お身内の不幸とご自身のご病気が重なり、数年前から刊行が遅れ気味になり、昨年とうとう休養に入ってしまいました。



いまどきはネットのおかげでご本人がツイッターでインフォメーションをあげてくださるので、ファンとしては無駄なやきもきはせずに済んでいます。


でも、無理はしてほしくないが発行中止になってしまったいくつかの作品、新作も読みたいよぉ~と焦れ焦れしておりました。



そうしたら今月発売の雑誌「ルチル」にて、今までのシリーズの番外編を集めた小冊子が付録に着いたので大喜び♪


再掲載とかじゃなくて、全部新作ですよっ



しかも4話は各作品の挿絵を担当した漫画家さんが、ショート漫画に仕立ててくれています。たのしいv


このまま本格復帰を~!と亀戸天神にお願いしておこうかしら・・・。




♪ いなせなロコモーション  サザンオールスターズ