めぐる不安とガチな願い
【Day2-4】未破裂脳動脈瘤の手術  
今回は、
手術室→ICUのいるときのことを書きます。

手術当日~翌日入院3日目

全身麻酔で頭がボーっとしているのと

吐き気、頭痛のつらさで、

記憶があやふやなところもあります。

ただ、できるかぎり

看護師さんにどんな質問をされたのか、


私の目にうつった景色など、

様子がわかるように伝えたいです。


ちなみに、手術室での記憶は、

全身麻酔がすぐにかかり、

ほんの数分しかありません。

でも、できるかぎり思い出します。

手術前、ぎりぎりまでの様子は以下の記事となります。

 

【手術当日の朝】どうなる?手術室へ向かう私のドキドキ


今回は、その続きからICUの様子についてです。

 

 

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2022年 母がくも膜下出血で意識不明
2023年 私にしっかりめの脳動脈瘤がみつかる 
2024年 脳動脈瘤の対処のための頭を開ける手術


宝石ブルー 母が倒れた時のことを書いている記事はコチラ
宝石ブルー×2の私のプロフィールはコチラ

 

 

   手術前の様子  

 

手術当日、9時に手術開始です。

 

病室に家族が集合。

 

たわいもない、話をしていました。

8:00 家族が病室に到着

 

8:40  手術前のトイレ

 

8:45 ストレッチャーにのって手術室へ

 

8:50  家族と握手して手術室へ

 

9:00 手術開始

 

8:40トイレに行き、準備万端。

 

私が

「昨日から、お通じがないけど、
手術中に出ちゃったらどうしよう?」

 

と心配をしていると

 

家族からは

「出たら出たとき」

と簡単に返答されました。

 

8:45に看護師さんがきて、

 

自分でストレッチャーにのりました。

 

ストレッチャーに寝転がり、

下から眺める

みんなの顔も少し緊張。

 

みんなで一緒に大きなエレベーターにのり、

 

看護師さんは、場を和ませるために

話しかけてくれていました。

 

「大丈夫ですよー」

「ご家族はどちらで待っていますか?」

 
手術室の前で、家族と握手し
 
家族とはお別れ。
 
私は、
「絶対に、起こしてねー」
と最後の最後までお願いをしていました。
 
最後の言葉に
家族は苦笑いしていました。
 

 

   手術室での私の記憶  
 
 
手術部屋の扉が開きました。
 
大きな部屋の中に、手術室がいくつもあって、
 
私は一番奥の部屋でした。
 
ストレッチャーで寝ていたので、
どれくらいの広さかは正確にはわかりませんが、
50㎡くらいはあるかなと。
 
予想よりも広い手術室で
部屋の中にもスタッフの方が15人はいたと思います。
 

8:50 手術室へ入室

    想定より大きな手術室

 

   ストレッチャー→手術台へ
   6人で対応

   

   点滴、心電図や酸素マスクを装着

 

   看護師さんと麻酔科の先生と会話

 

8:55 記憶なし

 

9:00 手術開始


 
私の身体は、ミニモニ級の小ささですが、
 
ストレッチャーから手術台には、
6人かかりで対応。
 
私の中で、
「もう、何も自分で動くことはなく、
全部やってもらうんだぁ」
 
というのが最初の感想です。
 
左側に、モニターが6画面ありました。

執刀医が、
画面を見て、横にいる先生と話をしながら、
電話をしていました。

先生が
「夕方には終わるから~」
 
という話し声が聞こえて、
なんか、
終わる予定が見込まれていることに安心しました。
 
ちなみに、入院の手続きの際、
「手術中に聴きたい希望曲があれば言ってください」
と言われました。
 
とくにないですし、
できれば、
執刀医が落ち着く曲をかけていただきたいくらいです。
 
手術する人で、
自分の希望曲を伝える人っているのか?
 
そんなこんなで、
先生のことを見ていると
 
点滴、心電図や酸素マスクが付き始めました。
 
寝るときに膝をたてるのが癖の私
 
看護師さんが
「ひざ下に枕をいれますね」
 
麻酔科の先生が
「がんばろうね」
 
その後の記憶がありません。
 
手術室に入ってから5分程度で
 
知らぬ間に寝てしまいました。
 
今思えば、
鎮静効果のあるマスクだったかも。
 
 
 手術後に最初に私がみた光景 

 

先生に、肩を叩かれていました。
 
しかも、ものすごい重めの叩き方。
 
目は開けたいけど、開かず、
「なんだろう……」という感じ。
 
普段、起こされる感覚とは異なり、
 
遠くの方から意識が曇りがかって、
戻ってくる感じです。
 
何が起きているのか、
理解できずの状態。
 
 
9:00~18:30の大手術です。
 

9:00    手術開始

 

16:30  手術終了予定→終わらず

 

     予定外の脳出血があり手術時間延長

 

17:30  手術終了 

           麻酔が効いて目覚めず

 

18:30  執刀医に起こされる

    意識もうろうで、家族と会話・握手

     CT検査へ

 

19:00  ICUへ

    家族と会話

 
先生の
「少し大変で時間がかかりましたが、大丈夫ですよ。」
の言葉を聞いて、手術が終わったことを理解できました。
 
そして、
「えっ、いつ始まっていたの?」
ということは、夕方?
 
という感じで、時間の感覚もありません。
 
先生が、
「ご家族、来てくれていますよ」
と声をかけてくれて、
 
目を開けて、
周りを見よう、
意識を戻そう
としました。
 
よくドラマとかで、
意識のない人に声をかけるシーンってありますよね?
 
私、この時に、
名前を呼ぶ、短い言葉で状況を伝える
って大切なのだと実感しました。
 
もし、身近な方で、
意識を戻したいときには、
名前を言う、
状況を伝える(起きて、病院だよ、etc)
 
効果的です。
 
手術の影響で、
目が明かない中、
家族の顔をみて、安心しました。
 
手術のリスクとして、
左手左足の麻痺がでるかもしれない
と言われていたので、
 
ぼやけながらも
左手を差し出して、
家族と握手をしました。
 
「ありがとう」
と声を出すと、
自分の声がかすれていました。
 
声を出すと痰がからみました。
 
人工呼吸で管をいれていたので、
喉が少し傷ついたのかもしれないです。
 
私の手術部分は、
穿通枝という脳に酸素をおくる元となる血管の近くで、
傷つけないために、
 
手術は、
6.5時間のある予定でしたが、
 
脳の一部から出血もあり、
実際には8.5時間でした。
 
 
さらに、私の麻酔の効きがよく、
なかなか起きず、手術室から出てきたのは
9.5時間後でした。
 
重めのたたきをされるはずです。
 
 

 

 

   手術後に最初に感じた違和感 
 
 
 
予定外に脳から出血があり
 
ICUに入る前に
CT検査をしました。
 
CT検査の台にのるときも
看護師さんが動かしてくれて。
 
頭が少し揺れるたびに、
乗り物酔いの感覚になります。
 
私は右側の脳の頭部を開頭しました。
 
 

乗り物酔いの感覚

ズキンズキンと痛む頭痛

 

傷口の痛みは感じず

 

 

 

    ICUでの様子について  
 
 
そのあとは、ICUです。
 
ICUで、
家族と少し会話。
 
生きてるって感じ。
 
先生から、
「この後、顔がむくむけど、
必ず戻るので心配しないでね」
 
まだ、この時点でのむくみは、
本格的なむくみではないようです。
 
自分の今の顔を確認できないので、
覚悟だけしときました。
 
面会時の
家族からは、
少しむくんでいるだけだよ
 
となぐさめに近い言葉でした。
 
しかし、
私がつらかったのは、
頭痛と尿管の違和感。
 
 

≪ICUでの私の状況≫

・ベットの頭は少し高くすると

 めまいがおさまる

 

・酸素呼吸で鼻が乾く

 

・水も食事も摂れず、栄養は点滴

 

・頭痛があると点滴に痛み止めの点滴

 (4時間の間隔が必要でしたが、

  3時間後には頭痛がありました)

 

・尿管の違和感でずっと尿意がある感じ

 (一般病棟に戻ったらとれるとのこと)

 

・横向きが楽だった

 

・夜中に歯磨きをして口の中がサッパリ

 

・うがいをさせてもらうとサッパリ

 

・足裏にマッサージポンプをつけてもらう

 

・着圧ソックスをはいて、血流をよくする

 

・2時間おきのバイタルチェック

 

・4時間おきに氏名と生年月日、

 日付、場所の意識確認

 

・4時間おきに手足が動かくかの確認

 
寝られると
楽なのですが、
 
2時間おきのバイタルチェックと
4時間おきの意識確認
 
で目が覚めてしまいます。
 
おもいのほか、
尿管が、
ずっと尿意がある感じがして
つらかったです。
 
尿管の位置をずらしてもらうと
楽になったので、
あまりにも気になるなら
看護師さんに伝えてみるのもありです。
 
何度も時計を見ましたが
全然、
時間が進まなかったです。
 
いつみても、
夜中の0時、1時。
 
朝8時に、
執刀医の問診で
一般病棟へ行けます。
 
早く、8時にならないかなぁ。
 

 

 

サムネイル
 

脳の健康を保つためには定期的な検査が必要です。

特に、生命を脅かすくも膜下出血のリスクを減らすためにも、

一人でも多くの人が脳検査の価値を理解し、

誰でも気軽に検査できるようになることが私の願いです。

このブログを通じて、
実際に検査を受けるキッカケとなれば幸いです虹

 

 

手術中の様子を書き続けているので、良かったら読んでください。

 

≪次回の記事≫

 

≪手術の始まりの記事≫

右矢印手術のはじまり(手術当日のこと)

 

 

 

 

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