脳の健康を保つためには定期的な検査が必要です。特に、生命を脅かすくも膜下出血のリスクを減らすためにも、一人でも多くの人が脳検査の価値を理解し、誰でも気軽に検査できるようになることが私の願いです。
このブログを通じて、実際に検査を受けるキッカケとなれば幸いです。
私の脳動脈瘤がみつかる2年前
母がくも膜下出血で、倒れて意識不明になりました。
外出先のホテルの玄関だったので病院へすぐに搬送されましたが、医師から言われた言葉は、
手術ができても命の覚悟はしてほしい
ということ。
そして、2日後の手術まで命がもたないかも、
さらに、術後2週間は命が危ないと。
医師から言われた母の生存率は20%。
しかも、意識が戻ったとしても後遺症はあるという事実でした。
母が倒れた時は、は目の前ことしか考えられず、あまり20%の怖さも実感できず。
まずは、2日後の手術まで命が持ちますようにと祈り。
手術のあとは、術後2週間乗り切ってという状況でした。
母は2ヶ月間はほとんど意識不明。
その後は少しずつ目を開ける時間が増えるけど、ほとんど会話にはならずでした。
でも、面会で息をしていると、生きていることに安心の日々。
2ヶ月間の緊急の外科的処置がおわったところで、リハビリ病院へ転院しました。
6ヶ月間のリハビリ病院生活を終えて、今は自宅で生活中です。
ただ、母の後遺症は「直前のことを覚えられない」という現実。
なので、5分前にご飯を食べたことも記憶なし、もちろん、私と会ったことも覚えていません。
でも、母は何より誰よりも明るい
そんな母に笑顔でいてもらいたいので、母との会話が楽しい
母が病気になったことは、とても悲しいことだけど
、母と過ごせる時間が増えて、母に教わることがいっぱいで嬉しいです。
母が倒れてから今の生活になるまでは、とても大変で、母が意識不明のときどうやって過ごしていたか
文章にするとまとまりません。
でも、今、くも膜下出血で倒れた大切な人がいて
生存率に驚いても、少しでも可能性があるなら、大切な人の生命力を信じましょう。