{820EC219-12D1-4676-A77B-5CAB45CE23B3}
4泊したマラケシュを出て、
洞窟を探検!


3月1日は車でアトラス山脈を越え、
砂漠の街へ連れて行ってくれるツアーに参加しました。
運転も案内もしてくれるのはハッサンという名前の男性。
マラケシュの民宿でお世話になった人もハッサンでした。
イスラム圏は名前の種類があまり多くないそうですね。ムハンマドさんとか!


都市部を離れると、「ああ。モロッコはアフリカなんだなあ」と実感する景色がどんどん見えてきます。
{448FC687-E737-4440-9DCB-CA55D970EC4C}


マラケシュの喧騒から離れて、
大自然の中の人の暮らしを見ることができました。

午前中は空気がとても冷たくてでも日差しはあり、気持ちがいいです!のび!
{A33D0F5F-9E21-4D11-8E35-D92A7F4A6B2E}


途中途中でいろんな場所を見ます。
まず連れて行ってもらったのは、なんと恐竜の足跡を見られる場所です。
{C1F7F473-CBA8-4A78-8D97-4845023792BA}


ディノザウルスの足跡の化石です。
{6492F97B-2BB2-4E41-A35A-AE5E143DD2B4}

足跡はフランス人が発見し、このように公開することにしたそう。
こういう赤土の場所にあります。
{AE2C3B70-BB9B-4891-B5E4-076F839B3F33}

30cmくらいでしょうか、巨大な鳥の足跡、という感じです。
{7F127417-7D95-4915-BBE6-FB03EBCE37A5}


ハッサンはとても親切。
8歳と4歳の息子さんがいるそうで、わたしの子供のことも「自分の子と同じように」といって可愛がってくれました。
そして語学が堪能でした!
母語のアラビア語とフランス語のほか
英語、イタリア語、スペイン語。
アラビア語の発音に使う筋肉は他の言語に通ずるのだそう。
日本語は「イヌ」「ロバ」や「暑い」「寒い」などがわかると話してくれました。
{A03E80FF-3974-4908-B149-1A6B6411CDBF}


息子よ、お前さんの足跡も化石にしてもらうかい?
{5E61FDC1-9252-4DAD-99D5-8AB0F126E345}

続いてハッサンが連れていってくれたのは、
{D0578289-931A-45FA-997D-3C431F1A3457}
ここから下に降りていくところにある、、

{E9DAAF0A-90EB-492A-BD32-A8F5A646F36D}
なんだかものすごい洞窟!?岩山!?
道路からいきなり崖になっています。
イムン・イフリという、知る人ぞ知る探検ゾーンだそう。

今からここを探検します、が
30分は戻ってこられないのでトイレ休憩をとりましょう、ということで
こちらのカフェでお借りすることに。  
{4059EB96-2B2E-4E4C-8010-9A1C0AC49A31}

ちなみにモロッコの地方の町などでは
トイレがこういう形と聞いていましたが、、、
{5035FC4A-D59F-4D50-8683-A924D239BD87}
本当にそうで、子どもが怖がっていました笑

カフェのみなさんはミントティーを淹れてくれたり楽器を出してくれたり!
{3E5E4687-3C18-4CDF-AFBB-F085022A90FD}

ウード、というのでしょうか、
伝統の楽器を出してくれてアラビア音楽を聴かせくれました!哀愁漂うメロディ。
ハミングでセッションしました^_^
{C13D5E37-0653-4359-B36F-3F683F63433C}

さて、それでは洞窟探検へ。
どんなところなのか。。。
{0A90BBBA-A8EC-4B9D-A057-537CBCFF9C94}


ハッサンがこどもを見ているので、ゆっくりきていいよ、と言ってくれています。
{D1E9438C-BE00-489E-9005-73593F9D9AF6}

下に降りると、おお洞窟と岩山が。
{70042A43-43DA-4D0F-B4DC-4B0704F85044}

あら!ねえ、ちょっとこれ、、、、。
{C5EC390F-E972-447C-AFA4-3CE68C067B03}


結構本格的なやつなんじゃないの??
{056DA7E5-FC8B-4E45-8559-D730F4F008E3}

すごいところに来ちゃったんじゃないの!!??
{182653C2-D814-41D3-BC51-CD44293B7568}

この日スニーカーにして本当によかった。。
{BCF72D9E-EB24-44D8-8A79-021D01334142}

ドキドキ。落ちたら結構危ないわよ、これ??
と怖い思いもしながら登ってみると、
{16C0B907-495B-4C7C-8E91-0C00A4046BA8}

なんだかとっても達成感!
{F80D8D6D-1F34-4E76-B6CE-A77BC5BD80CD}
じつはこの日この時間は、日本で将棋のA級順位戦最終局の真っ最中。
身を削るような思いで戦う先生方も、
報道する方々も見守るファンの皆さんも、
今頃必死なはず。
そんな皆さんとは一緒に考えては申し訳ないけれど、私も、がんばらなくちゃ!という気持ちでした。


さて、アトラス山脈を超える山道。
ハッサンが車の中でかけてくれた曲は日本の歌でした。J-popが大好きなんだそう。
{AC2D5FD3-4CBB-4989-B686-C2586717C46B}
ミスチルの「抱きしめたい」!
わーこれ私も好き。
A級順位戦を戦っている深浦先生はミスチルがお好き^_^
など思いながら聞いていました。

そして森山直太朗さんの「さくら」。
びっくりしたことに、ちょうど曲を聴いているとき「あれがアーモンドの木だよ、花が咲いてるでしょ」とハッサンが見せてくれたのがこちら。
{288F5F05-CD7B-4909-8AA5-8F0E670CD7B7}
桜にそっくりだった・・・。感動しました。
アーモンドってこんなにきれいな花を咲かすんだ。
ハッサンは「日本の歌が大好き。言葉は分からなくても、肌の色も違っても同じ人間。ぼくはみんなを尊敬してる。」と言っていました。 

イスラム教徒の方々はなにかと世界で偏見を受けることも多いと思います、
でも今回モロッコでたくさんの方々に親切にしてもらったり、彼らの目がとても澄んでいたり、
「ありがとう」というときに胸に手を当てて心から感謝してることを伝えようとする姿を見たりして、
まさにハッサンが言った「同じ人間」ということを何度も感じました。

{CC4B9B0F-2986-4180-B368-0E6F2C57AF50}


ドライブを続けながら向かったのは、モロッコの先住民・ベルベル人が住む集落。
お昼を食べさせていただく民家におじゃまします。
{8F2E2A5B-A208-4BA0-BC92-ECDEF7A5864F}

このお家の奥様が手作りしてくれたクッキー!
{5959F52B-2000-4E41-8179-0A874FF8098A}

そして大盛りのクスクス!
{2E893D97-33C4-484D-8A74-6A44178BAFB7}
これをみんなで仲良く、スプーンですくいながらいただきます。
クスクスは家庭の味。
ここのお家のと、ハッサンのお家のと、やはり違うそう。
スムールに味がしみていて、野菜も優しく蒸されていてとても美味しかった^_^

デザートはフルーツ!テーブルでカットしていただきました。
{B2014424-9F77-4CFE-A6C9-FE0296D82AD3}
モロッコで、人のお宅でご馳走になる体験が出来るとは!
会話もゆっくりしたフランス語で交わすことができました。


また車に乗り、この日の最終目的地のワルザザードへ。
{34E2BA82-B739-4776-BD1E-6254D5884864}

{7B2D5008-2346-4665-83B3-61D24F597AF1}

途中小さな集落をいくつか見ました。
{801D0AE3-2165-424E-BE6A-24ADA1D1BC27}
「水があるところには生活がある」とハッサンはいっていました。


夕方5時過ぎ、ワルザザード到着。
ここは映画の舞台によく選ばれる町。
{DAC247A1-FB43-42E9-97C0-2A9D1222A1A4}


ハッサンとはここでお別れ。
ホテルに荷物を置き、夜は広場まで歩いてレストランへ。
{1F6CC1A6-9763-454F-BE26-36C2BF91F074}
野菜のスープ。

豆のスープ。
{88870637-9F24-42E0-B3C2-EA714FE019BF}


お肉の串焼き。
{92C6E4D9-1779-401C-BFEB-AC66C038617A}

マラケシュとはやはり少し違う、アフリカを感じるお食事でした!
{36F5B073-0A1D-4B64-BED7-77B953797CD6}


翌日も車で回るツアー。
いろんな出会いがありました^_^

モロッコ旅行記事一覧はこちら!
モロッコ① マラケシュ観光
モロッコ② マラケシュ観光
モロッコ③ ジャルダン・マジョレル
モロッコ④ バヒア宮殿
モロッコ⑤ ワルザザードへ
モロッコ⑥ アイトベンハドゥ
モロッコ⑦ 職人の街フェズ前編
モロッコ⑧ 職人の街フェズ後編
モロッコ⑨青と猫の街シェフシャウエン
モロッコ⑩タンジェ
モロッコ11  ラバトとカサブランカ