心の安全設計室代表 自死ゼロ・事故ゼロの世界を創るメンタルコーチ

 

安田伸也です。

 

 

「報連相(報告・連絡・相談)が大切」と言われますが、それだけでは職場のコミュニケーションはうまくいきません。

 

本当に報連相が機能する職場には、安心して話せる関係性があります。

 

先週末(18日・19日)、岐阜県大垣市で開催された志縁塾のワークショップに参加し、大谷由里子さんから多くの学びを得ました。

志援塾HP

 

大谷さんは元吉本興業の社員として、横山やすしさんのマネージャーを務め、多くの芸人さんをプロデュースされた後、現在は全国・海外で講演活動をされている講演家です。

 

私は、独学で続けてきた講演スキルをさらに磨きたいという思いから、この2日間のワークショップに参加しました。

 

 


👤 筆者プロフィール

うつ専門メンタルコーチ・講師。
企業・家庭・教育の現場で「傾聴スキル」を活かし、人が自ら動き出す支援を行っています。

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講演ワークショップで得た大きな学び

ワークショップでは、約15分という限られた時間で10分間の講演ネタを作成し、その場で発表します。

 

発表後は、大谷さんや受講生からフィードバックを受け、改善していくことを何度も繰り返しました。

 

短時間で考え、話し、改善する。

このサイクルを何度も経験したことで、自分自身の講演の引き出しが少し増えたように感じています。

 

その中でも、大谷さんから教えていただいた印象的な言葉があります。

 

それが、

「ざっそうからおひたし」

という考え方です。

 

この言葉は、心理的安全性の高い職場づくりにも、そのまま活かせると感じました。

 

心理的安全性は、メンタルヘルス対策の一つであり、うつを出さない職場づくりの土台になるのです。

 

「ざっそう」があるから報連相は機能する

職場では「報連相(報告・連絡・相談)」が重要だと言われます。

 

しかし、普段から話しづらい職場であれば、困ったことやミスはなかなか報告できません。

 

そこで大切になるのが「ざっそう」です。

 

「ざっそう」とは、

雑談と相談

のことです。

 

普段から何気ない会話ができる関係性だからこそ、困ったときにも気軽に相談できます。

 

つまり、報連相の前に「ざっそう」があることが、心理的安全性の土台になるのです。

 

「おひたし」は相談を受ける側の姿勢

相談を受けた側には「おひたし」の姿勢が求められます。

 

お:怒らない

「どうしてもっと早く言わなかったんだ!」

 

このように怒ってしまえば、次から相手は相談しなくなってしまいます。

 

まずは、

「報告してくれてありがとう。」

そんな一言で受け止めることが大切です。

 

相談する側も勇気を出して話してくれています。その気持ちを大切にしたいですね。

 

ひ:否定しない

「そんなことじゃダメだ。」
「それは違う。」

 

最初から否定されると、「相談しなければよかった」と感じてしまいます。

 

まずは相手の話を最後まで聞き、受け止めること。

 

意見が違っても、最初に否定しない姿勢が信頼関係につながります。

 

た:助ける

問題を一人で抱え込ませず、一緒に解決策を考えること。

 

「頑張って」だけではなく、

「一緒に考えよう」

という姿勢が安心感を生みます。

 

困ったときに頼れる上司や同僚がいる職場は、自然と心理的安全性も高まります。

 

し:指示、または支持する

状況に応じて必要な指示を出すこと。

 

あるいは、相手の考えや判断を尊重し、背中を押すことも大切です。

 

「任せるよ。」

そんな一言が、相手の自信につながることもあります。

 

心理的安全性のある職場は「ざっそう」と「おひたし」から生まれる

心理的安全性とは、「何を言っても大丈夫」と安心して発言できる環境のことです。

 

その土台になるのは、日頃の雑談や相談が自然にできる関係性であり、相談を受けた側の対応です。

 

「ざっそう」があるから報連相が活きる。

 

そして、「おひたし」の姿勢があるから、また相談したいと思える。

 

この2つがそろうことで、お互いを信頼し、協力し合える職場が生まれるのではないでしょうか。

 

私自身も、この学びを講演だけでなく、日々のコミュニケーションや職場づくりに活かしていきたいと思います。

 

あなたの職場では、「ざっそう」と「おひたし」は実践できていますか?

 

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