ASDの中年男性の人生の生き方。ときどき投資。 -25ページ目

ASDの中年男性の人生の生き方。ときどき投資。

シェアハウスで社会不適合者たちと暮らしています。発達障害(ASD)だから社会に適応できません。どうやら唯一トレードが好きだから、ひたすらトレードしてるかなぁ。

最近は大自然の中で農作業が主です。生きることは難しい。

最近デモトレードを繰り返し現役時代の勘を取り戻しある程度は戻ってきたので、今日から本番トレードを開始します。


当初は12万円の入金からスタートしようとしましたが、先日銀行間でのシステム障害により入出金が遅延していたので、「ん〜…」という気持ちになり、いろいろ考えて結局は70万円を入金することにw


そしたらAUD/JPYで売りチャンスが21:00すぎにきたので7ロットで売りで仕掛けたんですね…そしたら21:30にアメリカの重要な経済指標である消費者物価指数が発表される予定を確認したので手仕舞いしましたw


仮に大きく下がって利確しても、不確実要素で圧勝するより、60対40で着実に勝つほうが強いです。「勝つ」よりは「勝ち続ける」というのがトレードなので、運任せにしてやっていくのは危険です。


結局2.8pipsで利確しましたが、重要な経済指標では相場の上げ下げが大きくなり、上がりすぎても下がりすぎても嫌なのでポジションは持ちたくありませんでした。


画像で6ロットと1ロットに分かれているのは、単に成行注文の玉数注文ミスです。(本当は最初から7ロットで入れたかった)


まぁ、久しぶりのトレードは+1,890円でした!



発達障害を診断する際に用いられる知能検査には、ウェクスラー成人知能検査があります。

 

知覚統合の値が低いのですよ、私。

 

『知覚統合』とは?

言葉によらない視覚情報を処理する力です。図やイメージを見て考えることや、空間認知などが関わります。

 

 

 

検査の中には、セリフがない4コマ漫画が起承転結を崩しランダムに並べられ、正しい順番に並べなさいと指示を受けるテストがあります。

 

私はあれが苦手です。

 

時間をかけて並べたものの、それが結局ギャグとして仕上げられ、不条理漫画のようなオチを付けたこともあります。

 

何にしても文字化された解説がないと理解ができませんでした。

 

昔の漫画料理で師匠が弟子に「見て覚えろ」とかいうシーンがあると、俺絶対にムリだわ。しかも寡黙な奴から学べねぇよと思ってました。

 

だから人間社会の一般的な暗黙のルールは知識がありますが、その職場特有の暗黙のルールとか理解できるのにメチャクチャ時間かかります。理解できるまでに職場で場違いな言動や行動をして、みんなから煙たがられ退散せざるをえないですが…

 

落ちゲーの『ぷよぷよ』とか絶対ムリです。数秒で地面に落ちてしまう間に、連鎖消去を目指してぷよぷよをシャッフルして積み重ねていく…ムリなんです。もし他人からぷよぷよを強制されたら、自分の思い通りにならないのでASD持ち前の癇癪を起こしそうですw

 

ルービックキューブの世界大会とかスゴイですよね。ほんの数秒でパズルを解き完成してしまう。手先も不器用なので、あんなクルクルと器用に回せね〜よ。処理動作も遅いしね。

 

まぁ、この物理世界で生きているのに知覚統合が低い、処理動作が低いって「どうやって人間社会で仕事していけばいいのさ」って当事者なら思うんじゃないのかな?全世界のASD人の8割は無職って言うし。

 

 

 

ただ投資トレードだけは違いました。自分でもビックリするくらい。トレードの本質が理解できるまで400万円くらいは損を出し、何度か口座資金上の破産を経験しましたが、まったく自分の心には止める気が起きなかったんです。

 

「あ〜欲出したら詐欺られるってこういうことか」

 

「急いだらここで事故に遭うのね。赤信号は止まらなきゃ」

 

トレードの始めたてのときは、これがオモシロかった。まるで人のドラマを見ているようで。自分の過去のやらかした失敗も値動きを見ながら思いに耽ったりしました。投資市場には人生の教訓が詰まっている感覚でした。「こうやって生きていけば良かったんだな…」そのオモシロさがあったから、そのゲームにも勝ちたくなります。で、いろいろ調べます。

 

人間たちが強欲なおかげもあり多くの先人たちが参加してきたから、解説書も溢れまくっているし(文字化されているし)、やり方も書かれています。

 

手法はいっぱいやり方があり、自分好みを採用できる。

 

あれってホントにありがたくて、ビジュアル情報は自分好みにカスタマイズできるのですよ。

 

しかも自分が値段を動かさずとも、全面的に受け身で勝手に動いていくという。受動型ASDにはありがたい。基本待つだけなんだから。

 

しかも自分が実際に行うことは「ここでパズルがハマる見込みが高いぞ」というときにクリックするだけ。スマホならタップするだけ。超簡単!

 

こ…これは、知覚統合や処理動作が低い私にでも、解けるパズルみたいなものです!

 

ぷよぷよやルービックキューブよりも攻略法がハッキリしている。ありがてぇ〜!しかも人間様が金儲けが好きで良かった!みんな攻略法を好きに書いてるし、失敗談も書かれている!すべて文字化されている!

 

私は反芻思考や拘りが内省力が強いので毎回「何がダメだったのか?あの状況ではどうするべきだったか?」を当たり前に考えてしまうので、破産しない限り次が約束されているゲーム。世界中の市場参加者から合法的に金をいただけるオンラインゲーム!!!!

 

もう「えっ?世の中で強盗とか詐欺やる奴ってバカじゃん!あんな非効率なことして捕まるリスクを犯してまでやることかいな?」とすら思う。

 

一般社会ではまるで私には市場価値がないのに、トレードの世界では私の価値関係なく金を増やしていける。

 

 

ま〜いろいろな条件が私と相性合いましたし、合わない条件もカスタマイズして自分に合うようにできるってサイコーですね。ここに達するまでに痛い目には遭いましたがw

 

 

 

まとめです。

 

なんか理由はわからないけど、好きだとか、止めたい気持ちがない、とか。たぶんそれって自尊心に関わる大事なものなんだと思います。

 

私の場合ですと、生まれながらに脳の機能に障害があり、他人が当たり前にできることもできなかったし、非難もされまくったし…40歳までは社会で生きようともがきボロボロの人生でした。ヤセっぽちの自分が土俵に立って力士と勝負を強制されていたようなものです(自分の意思で土俵を降りる選択もあったはずですが)。

 

4歳くらいのとき祖父と簡単な将棋をして負けるといつも泣いていた記憶があります。負けず嫌いでした。

 

でも幼稚園に入ると、それなりの社会性を見に付ける…と引き換えに、本来の持ち味も失われていったんですよね。幼稚園時代はすでに勝負事が嫌いになって避けるようになっていました。それは必要なことでもあり、不必要なことでもありました。

 

 

続く(投資は自己責任でお願いします)

 

買いのタイミングや売りのタイミングには頭を悩ませますが、結論『正解はない』でよいかと思います。


ま〜いろいろな手法にはいろいろとポイントになるところは違ってきますし、手法云々よりも資産管理やリスク管理が大事なのですから。


自分がお気に入りの手法を使っていても、タイミングが違うときはあるかと思います。


「この状況だとかなり高確率で上にいきそうだな…試しに少量だけポジション立てるか」とか、


「最近は損切りしてばっか…確実に相場取りたいから、ここは予想せずにチャートの動きを確認してから買おう」とか、


「あそこに強いレジスタンスラインがあったから、上昇トレンド発生してもあそこで動きが怪しくなって強い反発くる前に売っちゃたぞ」とか。


基本はチャートの動きを確認してから後出しジャンケンで手を打つのでワンテンポ遅れたり、予想する場面があるならワンテンポ早くなったりでしょう。


あとからチャートを振り替えっても結果論でしか語れない場面もあり、振り返りしても次に活かせる活かせないも分かれるでしょうしね。


手法にこだわるより資産管理やリスク管理が大事なので、分からないところは売買しないのがヨロシイかと。


どうせ見逃し三振しても必ず次の打席は回ってくるのだし、次の打席で絶好球がきたら打てばいいのですから。

フーサイン・ハーネカーという人がいて、1,000ドルからFXをはじめて一日10pipsの利益確定でミリオネアになりました。


彼はとても堅実で超慎重派といえる人間で、事前にデモ口座でトレードして3回連続で3倍にするまでは自分自身の戦略を実践しなかったといいます。


1,000ドルでトレードを始めた理由は「それしか持っていなかったから」だそうです。


一日10pips利確トレードを3年間続けた結果、一日平均500ドルの利益を稼ぐ手法にしました。


一日10pips利確してしまったら、その日は売買チャンスがあってもトレードをやらなかったそうです。


円で表記すると10pipsとは0.1円(10銭)、かなり小さい幅です。それでも一日平均500ドルを稼ぐようになったのは『複利』を利用したからといえます。


複利というのは、簡単に言うとトレードで儲けた利益を、次のトレードにも活用して、さらに利益を得る…という繰り返しで資金が雪だるま式に増えていくイメージでいいかと思います。


1%という数字で複利で増やすことを考えた場合、100万円スタートだったら365日後には3,847万円となります。464日後には1億円に到達します。(あまり真に受けないでくださいね。あくまでシミュレーションなので。)


これを考えた場合、よく巷で投資信託を始めた人や株を始めて十分な利率で利益を出しているのに「あまり増えない」という意見があります。


あれはそもそも元となるまとまった金がまだ少ないから増えた実感がないからですね。でも積み上げたお金もそこそこになり、長年運用していると複利の力を実感しはじめて、「すげ〜増えた!」となるようです。


だから複利の力って数字が大きければ大きいほど凄まじさを発揮します。これは計算上そうなってしまうから仕方ありません。


昔なんかの本で読みました。

「お金持ちはお金を引き寄せる」だとか、「世界の2%の大富豪には世界のお金の98%が集まっている(正確な数字忘れましたが、そんな内容)」

これは魔法のように書かれていたんですが、なんてことはない。ただ資産運用して複利が働いたからです。


これは個人の力ではなく、数字の計算上そうなるからってだけの話です。これがそうならないってことは、そもそも数学が破綻する話になります。



…ですから今の時代、暗号資産(仮想通貨)で見られる文句に『1000%上昇期待か!?』とかありますが、まぁ本当に1000%になるにしてもその間は資金が拘束されたり、それ何年後の話だよ?とも思いますし、希望的観測の話だからアテにするのもなぁ…コツコツと複利運用して増やすことと比べたら、暗号資産の爆上げ情報ってマジメに真に受けるのもどうかと思います(どうでもいい資金で超ラッキーな億り人になれるかゲームとしてはいいのでしょうか…)