1日10pipsの利確で無一文から億万長者になった人 | 自閉症の山奥中年ニートのゆるい暮らし。ときどき投資。

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山奥のシェアハウスで社会不適合者たちと暮らしています。発達障害(ASD)だから社会に適応できません。どうやら唯一トレードが好きだから、ひたすらトレードしてるかなぁ。

最近は大自然の中で農作業が主です。

フーサイン・ハーネカーという人がいて、1,000ドルからFXをはじめて一日10pipsの利益確定でミリオネアになりました。


彼はとても堅実で超慎重派といえる人間で、事前にデモ口座でトレードして3回連続で3倍にするまでは自分自身の戦略を実践しなかったといいます。


1,000ドルでトレードを始めた理由は、それしか持っていなかったからだそうです。


一日10pips利確トレードを3年間続けた結果、一日平均500ドルの利益を稼ぐ手法にしました。


一日10pips利確してしまったら、その日は売買チャンスがあってもトレードをやらなかったそうです。


円で表記すると10pipsとは0.1円(10銭)、かなり小さい幅です。それでも一日平均500ドルを稼ぐようになったのは『複利』を利用したからといえます。


複利というのは、簡単に言うとトレードで儲けた利益を、次のトレードにも活用して、さらに利益を得る…という繰り返しで資金が雪だるま式に増えていくイメージでいいかと思います。


1%という数字で複利で増やすことを考えた場合、100万円スタートだったら365日後には3,847万円となります。464日後には1億円に到達します。(あまり真に受けないでくださいね。あくまでシミュレーションなので。)


これを考えた場合、よく巷で投資信託を始めた人や株を始めて十分な利率で利益を出しているのに「あまり増えない」という意見があります。


あれはそもそも元となるまとまった金がまだ少ないから増えた実感がないからですね。でも積み上げたお金もそこそこになり、長年運用していると複利の力を実感しはじめて、「すげ〜増えた!」となるようです。


だから複利の力って数字が大きければ大きいほど凄まじさを発揮します。これは計算上そうなってしまうから仕方ありません。


昔なんかの本で読みました。

「お金持ちはお金を引き寄せる」だとか、「世界の2%の大富豪には世界のお金の98%が集まっている(正確な数字忘れましたが、そんな内容)」

これは魔法のように書かれていたんですが、なんてことはない。ただ資産運用して複利が働いたからです。


これは個人の力ではなく、数字の計算上そうなるからってだけの話です。これがそうならないってことは、そもそも数学が破綻する話になります。



…ですから今の時代、暗号資産(仮想通貨)で見られる文句に『1000%上昇期待か!?』とかありますが、まぁ本当に1000%になるにしてもその間は資金が拘束されたり、それ何年後の話だよ?とも思いますし、希望的観測の話だからアテにするのもなぁ…コツコツと複利運用して増やすことと比べたら、暗号資産の爆上げ情報ってマジメに真に受けるのもどうかと思います(どうでもいい資金で超ラッキーな億り人になれるかゲームとしてはいいのでしょうか…)