《前編》 より
【高次と繋がる近道】
お金持ちになることを幸せの基準にせず、必要な糧をいただけるサイクルを作ること、足りていることを知ること、それがすべての悩みを無くす、高次と繋がる近道ではないかと思います。(p.144)
物質過程の地球生命圏で生きる上で、お金は重要であり、お金はエネルギーだから、必要なお金を循環させるサイクルを作ることは大切。
今は、世界的に経済格差が広がり、極限まできつつある段階だけれど、“陰極まって陽に転ずる”が如く、底辺側にあって苦吟する無辜の民を救うべく新たな経済(経世済民)システムが稼働して、高次と繋がりやすくなる時代になるかもしれない。
【お金に関する高次の法則】
どうすれば幸せを獲得できるのかというと、自分のためだけにお金を使うのではなく、世の中に正しく還元するといいのです。たとえば、宝くじの1等に当たったなら、自分が少し豊かに暮らせる分だけいただいて、残りは有益にお金を使ってくれるところに募金や寄付をする。しかし、・・・(中略)・・・私利私欲のためにだけ使うと、見事に上げ底が崩壊して、グシャっと地に落とされます。身に余る富は、必ず手の平から零れ落ちるのが、高次の法則です。
ラッキーがとんとん拍子にやってきたら、
「高次の存在に試されているんだ」
と思って間違いありません。
地道に努力を積み重ねている人の場合は、降って湧いたように見えるラッキーも、実は知らないあいだに貯まっていた神様貯金ということもあります。そもそも堅固に築かれた土台の上で暮らしているため、崩れ落ちることはありません。(p.145-146)
高次の法則を心得ない人々は、「月々千円の分割でいいですか」と依頼する年金月額3万円の高齢生活者から1万円もの区費を徴収し、自ら厚く分捕るということを平気でする。神様負債を積み上げていることを全く自覚していないその超絶な愚かぶりは、どうしたものだろう。
【病気の原因】
生活習慣が身体に影響して病を引き起こすことはご存じでしょうが、実は、日々の感情、思い癖といったことが病を引き起こす割合のほうが、遥かに大きいのです。皆さんが思っているよりずっと大きいかもしれません。
遠慮気味に見積もっても、通常の病気の90%は自分の思い癖が原因です。これが高次の法則であり、高次の常識なのです。(p.121)
「思い癖」は特定の「感情」を引き起こす。
《参照》 『世界は祈りでひとつになる』 白鳥哲 (VOICE) 《前編》
【「感情」と「臓器」の関係】
《参照》 『宇宙人の流儀』 サアラ・池川明 (大和出版) 《前編》
【ロシアの先進医療状況】
現在の日本の医療は、病気の根本原因である「思い癖」まで指摘して改善に寄与することなどしない。再発して何度も病院に来てくれた方が医療機関や製薬会社は儲かるからそれでいいのである。
《参照》 "医療"に関する引用一覧
《参照》 “ワクチン” に関する引用一覧
【執着を手放す=受容する】
たとえば、がんで余命宣告をされたら。
「生きたい」
と命に執着しないほうがいい。
「また元気な姿に戻りたいな」
と思う気持ちはわかりますが、ある程度まで進行してしまったら、
「だったらどうぞ、命を差し出しますよ。その代わり、死ぬまで好きな事をして楽しむからね」
と開き直るのが理想的だと私は感じています。
生命への執着が心を右往左往させますが、この不安な心が悪性腫瘍にとってご馳走となります。(p.132-133)
現状に開き直って「執着を手放す」とは、現状を「受容する」、ということ。
《参照》 『銀河連合から日本へ!!』 吉田一敏 (アセンド・ラピス) 《前編》
【「受容」のみがゼロポイントにもどる道】
チャンちゃんは、事故がらみで3回も“死に損ない体験”をしているけれど、いずれもその状況下にあるとき、明鏡止水のように心はまったく揺らぐことはなかった。常日頃「いつ死んでもいい」と思っているからだろう。ところが、3回とも医者もビックリな回復で、いまだに生きている。チャンちゃんの場合は、「受容」というより「運命におまかせ」と言うに近い。ブループリント(生まれる前の今世のシナリオ)がどうなっているのか知りたいとすら思わない。何に対しても“執着なさすぎ”という名の“パープリン病=受容完璧病”なんだろう。
【精神安定剤や睡眠薬】
精神安定剤を常用していると、脳梁が目詰まりを起こしてしまう。連絡橋が封鎖されてしまうのです。・・・(中略)・・・。
私の手で感じる感触も、薬を常用している人が発する気(エネルギー)は、なんともいえない弛緩した感じがします。
脳梁が目詰まりを起こすと、まずヤル気が起こりません。そして、鈍感になります。(p.135)
本来はもっといろんな力が発揮できる可能性を秘めているのに、目詰まりのせいで、たくさんの経験や感動する機会が奪われ、魂を更新させる作業も遅れてしまいます。肉体の時間は有限ですから、これは物凄い損失です。(p.136)
人生の輝きは、“脳の明瞭度・輝度”次第である。
薬物に依存すれば、本来の“脳の明瞭度・輝度”は下がってしまう。要注意である。
薬物以外に、「鼻詰まり」も“脳の明瞭度”に大きく関係している。左右のいずれかが詰まっただけでも、“脳の明瞭度”は大きくダウンしてしまう。本を読んでいて、さっきまで強烈に魅入られていたのに、なぜか急に引き潮になってしまうことがある。そんな時は、片側の鼻が詰まっているのである。スプレー鼻炎薬をひと吹きすれば回復する。チャンちゃんはスマホなどめったに持ち歩かないけれど、スプレー鼻炎薬は常に携帯している。
《参照》 『速読の教科書』 斉藤英治 (三笠書房)
【やる気がほしいとき】
【高次の存在と繋がる近道】
ほんの少しのことでも、
「あのときは本当に苦労した・・・」
と口にするのは、自己擁護が激しい魂の幼い人です。
人から見たら大変な苦労を乗り越えて生きている人ほど、
「あのときは面白かった」
という言い方をします。こういう人は間違いなく上級コース挑戦者です。
「楽しんで苦労する」
この精神こそが、高次の存在と繋がる近道なのです。(p.147)
ものごとをやる前から「むずかしい・・」や「たいへん・・」が口をついて出てくる人は、幼すぎる。
もっとハッキリ言うなら、この世に生まれてきた意味がない。
【「感じる力」の喪失】
高次の存在と最短距離で繋がるためには、「感じる力」を強化するのが得策です。
感じる力とは、どういう力でしょうか。
身近なところでいうと、自分自身を感じる力です。
誰しも子供のうちは、自分が「楽しい」「好き」と感じることを優先していたはずです。ところが・・・(p.153)
親や、集団の意見に触れるうちに空気を読むことの必要性を感じるなどして、本当の自分の思いを素直に表現しないことを何度も繰り返すうちに、無意識領域にまでその回路ができてしまい、自分自身の本当の望みが何なのか分からなくなってしまう。「自分自身を感じる力」の喪失である。そしてモヤモヤの日々が続いてゆく。
いま一番増えているのが、こういうタイプの人間です。ひとりひとりが別々の魂の課題を持っている私たちにとって、これは大問題です。(p.154)
最もダメなのは、
「自分の人生、これでいいのか・・・」
と感じつつ、なにもしないでいることです。それでは肉体を持ってこの世に生まれてきた意味がありません。なんの冒険もせず、これといった苦労体験もせず、つつがなく人生を終えることほど無駄なことはありません。
自分の人生を魂の観点から捉えて豊かなものにしたいなら、まずは自分自身を感じて、自分と繋がることです。自らの魂と繋がってその声に耳を傾け、感じたように生きること。それが、今回この世に生まれてきた目的を突き止める鍵になるのです。(p.155)
【「感じる力」を取り戻す】
退化した感じる力は、どうすれば取り戻せるのでしょう。
実践してほしいのは、頭で思考するのをやめて、ひたすら感じることを優先して動くことです。
知識や情報といったフィルターを通さずに、自分の好き嫌い、こうしたいこうしたくないという感覚だけで動いてください。感じたままに動くだけでいい。・・・(中略)・・・。とにかく、直感的に動くことです。(p.155-156)
「自分自身を感じる力=自分の魂を感じる力」が身につくと、今度は「自分の身体を感じる力」が強くなると書かれている。
【「高次の存在を感じる力」の発動】
自分自身の魂と身体が強く感じられるようになると、次は高次を感じる力、高次の存在と繋がる力が発動されます。・・・(中略)・・・。
―― 偶然目にした耳にした情報が、人生を変えるきっかけになる。そんな出来事が起こり始まます。
それは偶然を装った、高次から届けられたアドバイス(助言)やメッセージ(伝言)です。
こういった現象には、チャクラが関係しています。(p.160)
左脳仕様の生き方をやめて、右脳仕様の直感を鋭敏にする生き方を継続していれば、「自分の魂を感じる力」、「自分の身体を感じる力」 に次いで、チャクラが開いて 「高次の存在を感じる力」 が発動すると言っている。
やってみる価値はあるだろう。
「無機物を感じる力」では、車に愛と感謝を向けることで故障を免れたり、宝石が現在に至るまでの過程を知ることで本当の良し悪しが決まること等が書かれている。
【高次の願い】
本物の高次の存在は、この世に修行に来ている私たちにアドバイスこそくれますが、わかりやすい利益を与えることはありません。せっかくの勉強期間が無駄になるからです。
高次の願いは、
「迷ったときには、しんどそうだったりたいへんそうだったりする、険しい道を選んでほしい」
というもの。楽でお得な道を歩んでいては、いつまでたっても高次とは繋がれません。
肉体で得られる充実感や満足感というのは一過性ですが、精神で得られる充実感や満足感は永久保存できます。
それこそが高次に持って帰れる体験になるのです。(p.186)
マスターソウルから分かれてこの地球生命圏にやってきた私たちの魂は、この地球でなければ体験できない事を通じて、できるだけ多くの学びをするという共通目的を持っている。
選択が違えば体験するイベントは異なるけれど、楽なほうばかり選んでいたら浅い学びばかりになってしまう。安全・安心ばかりを優先して無事安穏な人生で終わったとすれば、魂はスカスカのまま終わることになるだろう。
【安全の轍】
《参照》 『宇宙パラレルワールドの超しくみ』 サアラ (ヒカルランド) 《中編》
【リスクヘッジの陥穽】
《参照》 『賢者たちのメッセージ』 光田秀編著 (PHP) 《前編》
【平穏な人生は、成長のない人生】
《参照》 『響きあう脳と身体』 茂木健一郎×甲野善紀 (バジリコ) 《後編》
【二つとない命を何かにかける】
<了>