アインソフ議会(2021年に使命を終えて解散)メンバーのサアラさんの話に期待するものと言ったら、宇宙人の魂を濃厚に持つサアラさん自身の地球での実体験談だろう。本書では、宇宙人たちが体験してきた進化の仕方などを交えて、水瓶座時代に入った地球人の意識の持ち方や方向性といったことが中心に書かれている。

 本書は、サアラさんと池川明さんの対談が元だけれど、読みやすさを考慮して、サアラさんの一人称で記述されている。2021年3月初版。

 

 

【エッチしてないのに・・・】

 私が知っている中にも、状況的に不可能なのに妊娠した女性たちが3人います。夫が単身赴任で転勤中だったり、夫が糖尿病で妊娠できるはずがない人、もうひとりは、夫と離れて、身内の介護のために実家に戻っている最中だったのに妊娠しました。(p.32)

 邪なオッサンやお兄ちゃんなら、ニヤニヤしながら「んなこと、あるわけねぇ~~だろぉ~」って言うに違いない。でも、これは、新しい波動時代に入っていることの証拠。

 男性のETによって、全く身に覚えのない妊娠をさせられてしまっているのですから(p.31)

   《参照》  『至高神 大宇宙大和神の教え』松久正(青林堂)《3/3》

            【セックスレス妊娠が認知されるようになる】

   《参照》  『宇宙マスター神「アソビノオオカミ」の秘教』 松久正 (青林堂) 《後編》

            【宇宙人はセックスレスで出産】

   《参照》  『セックスレスでもワクワクを求めてどんどん子宮にやってくるふしぎな子どもたち』 池川明・咲弥 (ヒカルランド)

            【不思議な妊娠】

 

 

【魂の使命】

 それぞれの魂の使命は、自分がマスターソウルから持ってきた情報を、より洗練された高度なものにすることです。

 肉体の死を迎えると、魂は一度アストラル界へと進み、そこで今回の人生でどんな経験を通して何を知ったのか整理します。その後、マスターソウルに還って自らをリニューアルし、また次の人生のために必要な情報を持って宇宙のあちこちに散らばっていきます。

 つまり、マスターソウルは、自らの好奇心に基づいて「情報」をどこまでも洗練させていくために、宇宙のあらゆる場所に自己の分身である魂を派遣して、成長のゲームを展開しているのです。(p.44-45)

 “情報を洗練させていった”先は、「無条件の愛」の学びへと収斂してゆくだろう。そして、情報を洗練させてゆく上で動力源になるのは“好奇心”。好奇心のない人は、進化が遅くなっちゃう。

   《参照》  『死後探索4』 ブルース・モーエン (ハート出版) 《後編》
            【地球生命系の全住民に「共通のテーマ」】

   《参照》  『高次の存在と最短距離で繋がる法』 真印 (東方出版) 《前編》

            【すべての魂が目指すこと】

 

 

【好奇心は幸福感の土台】

 幸福物質と言われるエンドルフィンを分泌することができる人と、なかなか分泌することができない人の差はかなり大きいそうです。この物質を発見した博士は、エンドルフィンを分泌させるには、物事に関心を持って接し、より多くのことに気づくことが大切だと言っていました。・・・(中略)・・・。

 ですから、皆さんの好奇心を奮い起こし、人生をワクワクしたものにするには、物事に対して意識的であるかどうかが重要です。(p.189-190)

 物事に対して、意識的に生きること=好奇心を持って生きること。

 それを実践してないと、幸福感の持てない人生になっちゃうし、魂の使命も果たせない人生になっちゃう、🐭こと。

 

 

【私たちの本体は、マスターソウルそのもの】

 ここまでの説明でおわかりのように、私たちの本体は、実はここにいる自分の肉体でも魂でもなく、マスターソウルそのものです。

 ほかの宇宙文明へ行った魂は、その感覚を持ち続けています。

 でも、地球人はその感覚がありません。(p.45)

 なぜそうなっかたかというと、地球は、宇宙のある巨大勢力によって、都合の悪い連中を送り込むための「流刑地」として使われてきたから。地球支配者たちは、幽界を創って、囚人たちを幽界に幽閉し、地球上で輪廻転生する仕組みを作ったので、地球だけで何度も輪廻転生を繰り返していた魂たちは、マスターソウルが自分の本体であることを、全く思い出せなくなってしまった、🐭こと。

 この経緯は、下記リンクにあります。

   《参照》  『覚醒への道』 サアラ (徳間書店) 《中編》

           【輪廻の正体】

 しかし、地球支配者たちによって創られた幽界は、2018年の中頃に撤去されたので、それ以降、地球には新しい風が吹いている。

 とわいえ、地球支配者の残党たちによって、いまだにワクチン接種に誘導するためのやらせコロナが画策されており、ライトワーカーたちの警鐘に耳を貸さないコテコテ地球人さんたちが、自発的に🦆葱になりに行く。

 どんな亡くなり方であるにせよ、幽界(エーテル界)がなくなっているので、今は誰でもアストラル界へ行くことが出来る。仏教でいうところの「“悟り”をひらいてないと輪廻から出られない」というのはもう完全に嘘っぱち。アストラル界へ「行ける」と思っていれば行ける。

 

 

【本当の「癒し」とは?】

 多くの方がヒーリング? と思われるのではないでしょうか。・・・(中略)・・・。

 しかし、ヒーリングの効果は長く持続するものでもなく、なんとなく釈然としないままに、このムーブメントも徐々に静かに消えていくでしょう。

 魚座というサインが求める癒しとは、実は智慧を獲得することなのです。

 魚座時代の最初に登場したブッダは、人の苦しみの最も大きな原因は「無明」だと諭しました。

 「無明」とは智慧のないさまを表す言葉です。つまり、理解できないことが人の苦しみの原因だと言ったのです。・・・(中略)・・・。

 本質的には、魂の旅のプロセスで受けた傷を治すというよりも、経験したことの意味を理解したいのです。(p.93-94)

 本当の癒しは、ヒーリングではなく、智慧の獲得によってこそ得られる。

 魂の目的を知ることこそが、智慧の獲得になると言っている。

 本書の主題は、「魂の目的を知ること」、ともいえる。

 

 

【これからの進化の鍵】

 見えない世界を見える化する技術は、これからすごく大事です。

 たとえばDNAの見える化を研究されてきた村上和雄博士も、時代を先取りしている科学者のおひとりですね。

 見えない世界をいかに知覚化できる技術を持つかが、これからの進化の鍵でもあります。

 魚座時代の謎めいた神秘的なスピリチュアルの世界は終わり、これからは非常にクリアなロジックの世界になっていくはずです。(p.131)

 端的にいうなら、「スピリチュアルは量子力学に置換されて、見える化が進んでゆく」ということだろう。

   《参照》  『量子テレポーテーションの世界』 船瀬俊介・飛沢誠一(ヒカルランド)

 ロシアや東欧では、既にそういったことが進んでいるけれど、霊的資質では世界で最も秀でている日本人が集う日本では、そういったことがいまだに全く実施されていない(!)のである。

 世界支配者は、「日本人の覚醒」を最も恐れている。だから、徹底的に封印している。

 でも、もうそろそろ目醒めないと、ヤバいことになるよ。

 

 

【ロシアの先進医療状況】

 ロシアでは物理的な肉体と、非物理的な意識と意識活動の結果として起きる思考と感情との連動性をよく理解したうえで、肉体に起きていることは、あくまでも意識の結果だと考えています。

 そして、意識とはエネルギーであり、そのエネルギーは人間の肉体の外側、つまり皆さんがオーラと呼んでいるヒューマンエネルギーフィールドに蓄えられ、また、循環していることも理解しています。

 ですから、彼らは肉体の外側を見える化するテクノロジーを発達させています。PCの画面上でその状態を詳しく見ることができて、フィールドのどの部分が臓器を作用させているか、あるいはどんな神経回路と関わっているのか、どんな思考や感情パターンがフィールド上にどんな影響を与えるかなどの点について、かなり詳しく理解しています。(p.132-133)

 ロシアのお医者さんは、病気を治すために、患者さんに対して「思考パターンを変えるトレーニング方法」を教えているのである。日本は、いまだに医療機関と製薬会社の利益のために、再発前提の投薬医療が行われている。日本の医療の後進性はドン引きするほど酷いモンダ(!)っ🐭こと。

 

 

【ロシアの健康診断】

 お医者さんチームは、まず、健康診断で「魂レベルのデータ」を見ます。つまり、エネルギーフィールドからさまざまなデータを収集します。

 私のデータを見た彼らに、「サアラさんはものすごく宇宙的なデータが多くて、地球的な要素がない」と言われました。(p.134)

 もちろん人によって、言われることはさまざまです。

 「あなたの魂は、ずっと音楽家をやってきた。だから音楽に関するデータが非常に多い」とか。そういうことも言われます。(p.135)

 東側の教育にはちゃんと魂に転化させられる教育があります。私がトレーニングを受けていた学校も、最初入学するときに魂の計画をリーディングされました。そこから教育がスタートするのです。(p.147)

 日本では、宗教団体に属したって、スピリチュアルなスクールに参加したって、セッションをしてもらったって、「魂のデータ」なんて全然教えてもらえないだろう。だったら、ロシアに行って健康診断をしてもらったり、東欧の学校に入学した方がずっといいかもしれない。

 

 

【冷暖房も照明も不要になる世界】

 恒常性機能などももっと高めることができます。そうなれば暑さや寒さに対応することが出来るようになるので、冷房や暖房など必要なくなるでしょう。

 また、照明器具も必要ではなくなります。(p.136-137)

 人間は、肉体が持つ能力を、いろんな思い込みによって封印している。例えば、南極大陸の近くにあるフェゴ島の原住民たちは裸で生活していたのである。

   《参照》  『高次元の国日本』 飽本一裕 (明窓出版)

            【ボディコン】

 人間のスピリチュアル能力は、体内にあるエネルギーフィールドポイントであるチャクラの活性化によって生じるのだけれど、システム的にそれらを活性化する技術が既にあるのだから、恒常性機能を活性化させたり、視覚のために使っている周波数を変えることで可視光以外の波動領域も見えるようにすることだって可能だろう。各臓器やチャクラを創造する周波数がすでに分かっているのだから、人間を進化させる方向に改良・改造することだってできるのである。だから、肉体的外見はそのままでも、

 強烈にハイスペックなヒューマンになるわけです。(p.137)

 

 

【個性を活かし全体最適を考える水瓶座時代】

 水瓶座の時代は、社会が統合していくように思えない可能性もあります。

 というのは、水瓶座の時代は個を尊重する時代、個がまったく違った意見を持っていいという時代だからです。

 一見すると人々がバラバラになっていくように思えますが、実はそうではありません。

 水瓶座の一番大切な要素は、先述の通り個人が私心のないチームプレーヤーになるということです。エゴイスティックであってはならないというよりも、必然的にみんなが全体のことを考える時代なのです。

「私のこの個性を、いかに有益に全体のために、みんなのために使っていこうか」と考える時代で、必然的にみんなが社会を改革をしていく時代です。(p.140)

   《参照》  『至高神 大宇宙大和神の教え』 松久正 (青林堂) 《2/3》

               【「統合」ではなく「融合」型社会】

 “水瓶座の一番大切な要素は、個人が私心のないチームプレーヤーになるということ”とあるけれど、現状から見て、急にそんな社会になると思えるだろうか。

 魚座時代は成熟した魂の人々も未熟な魂の人々も混在していたので、私心のない人を育てるために、日本では「道徳教育」が行われてきた。しかし道徳教育がおこなわれなくなって数十年経っている日本人は、私心がないどころか私利私欲側に堕落・劣化しているように思える。であるなら、「やらせコロナによる人口削減の陰謀」や「様々な気象異変等」を乗り越えて水瓶座時代に生き残る人々は、おしなべて私心のない人々のみになるということなのかもしれない。「日月神示」が言うところの振り分けは“魂の成熟度・純度”によって行われるはずだからである。

 

 

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