この本は、《ヒーリングウェーブ》というズバ抜けた音響波動機器の存在を伝えるために書かれているのだけれど、それよりなにより、アセンション本として、最先端のスピリチュアルな認識をうまいこと表現した良書という感じ。同じことが表現を変えて繰り返し書かれているけれど、これも波動的構成による効果を狙ってのことかもしれない。スラスラ読めて、読後、必ずや軽快になってルンルンしているはずである。2020年4月初版。

 

 

【「受容」のみがゼロポイントにもどる道】

目の前の感情想念、体験以外に何もない。

何も間違っていない。それを「受容」という。

「受容」のみがゼロポイントにもどる道。

「抵抗」= いやだ! だと、存続する。その状況が。いつまでも、ずっと・・・ (p.7)

   《参照》 『令和のDNA 0=∞医学』 松久正 (ヒカルランド)

            【「100%自己肯定」が絶対条件】

   《参照》 『タオの法則』 千賀一生 (ヒカルランド) 《後編》

            【「好き」という受容モード】

 今の私じゃダメだ!というのがエゴのフィールド。模索。あがきがエゴなのよ! だから、このエゴを黙らせる方法は「受容」だけ。エゴを受け入れてしまうんです。(p.159)

 「ありの~~~ままで~~~、受容~~するのよ~~~」ちゅうこと。

 

 

【「音」は創造者】

 最近、肝細胞のことがよく話題になりますね? 幹細胞は素敵なトピックですが、細胞自体にはシッポ構成力はありません。幹細胞を引き寄せて統一体を作るのは誰か?「音」なのです。この「音」でできたシッポの鋳型があるために、そのエネルギー場に、細胞がくっついてくるのです。

 同じことが、顔についても言えます。・・・(中略)・・・。顔の音が鳴っているのです。5角形であるあなたの身体は?リラ(琴座)でできたというヒューマノイド特有の両手両足の5角形。お母さんの羊水の中で5角形を作る音が鳴っていたはずです。(p.31)

  《参照》   『言霊設計学』 七沢賢治 (ヒカルランド) 《前編》

             【5】

             【五芒星と火と黄金比(φ:ファイ)】

 歳をとって、少し歪みが出てきたお顔。そのエーテル体、霊体が元の形にもどってしまうのです。

 エーテル体がもどると、肉体は、それに合わせざるをえません。すべての肉体レベルは「結果」=「影絵」に過ぎないから・・・ (p.31-32)

  「音」は「エーテル体」を介して「肉体」を形成するのだけれど、若い肉体の音を浴びると肉体が若返ってしまうといっている。

 音が様々な図形を形成する様子は、クラドニ図形などで示されてるので、誰でも視覚的に確認することが出来る。

   《参照》  『言霊設計学』 七沢賢治 (ヒカルランド) 《前編》

            【音霊と形霊の相関を示す「クラドニ図形」】

 地球上で、音に関するこの叡智を求めていた人々は少なくない。ヒトラーはその探求者だった。しかし完成させることはできなかった。その後、音の研究を完成させたのはマナーズ博士だという。

 

 

【マナーズ博士が発見! 凄い音群】

 ピーター・ガイ・マナーズ博士。93年の人生のすべてをかけて、各臓器の、すべての音を洗い出しました。50年以上かけて、数千の音を発見したのです。(p.33)

 発見したのは、臓器の音だけではない! チャクラの音も!! 

 この凄さ! わ・か・り・ま・す~~~~~~~!

 この数千の音を発声させる装置を、《ヒーリングウェーブ》という。

 

 

【私たちが外の世界に見ているモノ】

 私たちは外の世界に何を見ているのか? 自分の「周波数」を見ているのです。「周波数」とは、信じていること、感じていることとおおよそ同じ。

 「周波数」という言葉でイメージしにくければ「気分」と言い換えていいかも。

 「気分」の通奏低音みたいなもの。高い周波数になっていれば、愛に満ち溢れている。すると、愛に満ち溢れている、と思わせるよううな事しか起きない!

 逆に、いつも、あいつも悪い、こいつも悪い、ウイルスは嫌だ! 自分は被害者だ! という人。そういう周波数で生きていた場合、それを証明するようなことしか起きないのです。マズいっすね! (p.63-64)

 これは、誰でも、人生の中で“一番良かった頃”と“最悪だった頃”の状況を想い出してみればわかるだろう。

 周波数の法則を理解しない人は、往々にして、自らの努力不足や才能不足や誠意不足や認識不足や不義や不正や怠惰が招いた結果を、身から出た錆とは思わない。そのうえで、自らの腐臭漂う生き方を糊塗するために、被害者意識という甲冑を纏い、自らの妄念ないし意図的な作為として加害者をでっち上げ、これを喧伝することで心理的補償とするのである。低い周波数の「怒りと他罰」から、高い周波数の「愛と感謝」へ切り替えることをせぬ限り、低い周波数が創出する凶運人生という蟻(不徳)地獄を延々と這い回り続けることになる。

 

 

【エーテル次元は、鋳型のあるところ】

 エーテル次元には、時空がありません。エーテル次元とは、さきほどお話しした、顔の鋳型のあるところ。そこには時間も空間もない。

 時間・空間の感覚は、全部脳のつくりごとなのです。(p.69)

 脳は、「肉体次元では、時空間があり、肉体は年齢に応じて劣化する」と思い込んじゃっている。しかし、エーテル次元を介して、若々しい肉体の周波数をあてると、肉体はちゃんと若くなっちゃう。このことを理解するための例証となる、「壊されても自然に復元されるカンデラブロの地上絵」の例は、下記リンクに。
    《参照》   『[UFO宇宙人アセンション] 真実への完全ガイド』 ペトル・ホボット×浅川嘉富 《3/4》 
              【ナスカの地上絵の役割】

 

 

【「記憶」とは】

 「記憶」とは一体何でしょうか? 「記憶」は、実は今の「周波数」が呼び込んだもの。今の「周波数」に合った「記憶」を持ってくるのです。

 今、トラウマがある、失恋の経験があるというのは、今の「周波数」が、その「記憶」をまだ持っている、ということ。ところが、《ヒーリングウェーブ》を使って、周波数を「愛」とか「幸福」に変えてしまう。すると、違うパラレルに飛びますので、事実上、その体験はなくなってしまうんです。(p.82-83)

 そう、この説明が最も正鵠を射ているだろう。

 過去の記憶をことごとく保持している人というのは、ズ~~~~ット同じ周波数で生きている人ということになる。つまり、全く変わって(向上して)いない。地球の周波数が上昇しつつある現段階で、そのような人の存在は不可解ですらある。

 今世における経験はないのに、映画や小説の場面に触れて涙滂沱してしまったという経験は誰にでもあるだろう。そんな場合は、過去世のトラウマ的な“強い記憶”が発現して昇華したのである。それを昇華ではなく執着する側で保持して涙に明け暮れようというなら、過去世の周波数を生き続けることになる。それでは進化の道を辿っていることにはならない。

 “恋愛”とか“愛情”の周波数は、“愛”の周波数と違う。“愛”の周波数にもかなりの幅があるけれど、“無条件の愛”へと正しく進化しつつあるのなら、自ずと記憶を脱ぎ捨てて生きているはずである。

   《参照》  “愛・無条件の愛”に関する引用一覧

 

 

【宇宙全体から見る】

 宇宙全体から見る習慣をつけましょう! 悪いことって、本当にあるのでしょうか? 「悪いこと」がある時は「その背後にある光を見てくれ!」というのが、宇宙からのメッセージです。それは、必ず良いことのために生まれていると・・・(p.102)

 この記述とは表現の仕方が若干違うけれど、“全ての体験を集めるための魂のオデッセイ(遍歴)”という下記リンクの視点は、心に銘記しておくべき。

   《参照》   『2012年 目覚めよ地球人』 坂本政道 (ハート出版)
              【ヒトラーでも卒業するの?】

   《参照》   『空 舞い降りた神秘の暗号』 Mana (三楽舎)
              【多次元の傷】

 

 

【努力せずに機械に頼っていいの?】

 宗教や、特定の信念を持っている人がいる。彼らは、薬、機械などを寄せ付けない。「意識」だけが重要だという。しかし、物質世界は「意識」でできている。「意識」の結果が、現象、現実だ。目の前に素晴らしいものが現われた。意識が創造したものだ。意識の証明として、出現してくれた。存分に楽しみな!と。でも、精神主義の人は受け入れない。機械に頼るのは良くない!と。真面目過ぎない? 機械も、愛の結晶なのに?・・・(p.173-174)

 そう。

 「進化」とは「意識の進化」に他ならないのだけれど、高度なテクノロジーとして出現している「機械」を用いることで、「意識の進化」が加速するのであるなら、それを活用するのが当然だろう。しかも《ヒーリングウェーブ》は、全ての周波数音源に、愛の周波数が添加合成されているのだから、安全装置が付いているのと同じで、何の危険もない。

 そもそも、意識の進化とは各チャクラの覚醒度以外の何物でもなく、瞑想などによって変性意識の世界へ入る体験をしたからといって、それで何かがよくなるわけではない。むしろ未完成の人間の意識は多くの魔界に出会っておかしな方向へ行ってしまう場合が少なくないのだし、整合性のあるチャクラ覚醒順、覚醒度が保たれていない場合は、危険の方が多いとすらいえる。

 そのような状況なのだから、安全装置付きの音響周波数機器によって、正しく方向づけされた意識の進化が創出されるのなら、人類にとっては、この上ない贈り物というべきだろう。

 

 

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