副題が「覚醒への道」となっているように、本書より10か月前に出た 『覚醒への道』 の続編。2019年5月初版。
【覚醒への道】
「覚醒への道」は、個人の覚醒についての道というよりは、地球と言う素晴らしい可能性を秘めた惑星意識が覚醒へと向かう道のりが始まったことを語るものであり、また、最も多くの可能性を秘めた地球人類が、覚醒への道にシフトするための話しです。(p.5)
副題として示されている本書の趣旨なので、書き出しておいた。
【地球にたくさんの水が注がれます】
地球上にもまだ人間の手が入っていない秘境があります。
その場所に降り注がれる水は、・・・(中略)・・・ダイナミックに世界を巡ります。
同様に宇宙全体からみると、地球は「宇宙の秘境」なのです。
新たな宇宙の歴史を地球に刻むためにも、地球にたくさんの水が注がれます。そのために、地球は水の宝庫なのです。
ですから、これから地球が宇宙の中で果たしていく役割は大変重要です。
この役割を地球文明が担うために、皆さんは今、この世界に肉体をもって生きるチャンスを得たのです。
皆さんが創る楽園は、今後宇宙のさまざまな存在が訪れるリトリートの地となるでしょう。(p.15-16)
これは、まえがきの、一番最後に書かれている内容。
“地球にたくさんの水が注がれます”という表現があるけれど、前後の内容から見ると、近未来に起こることであると読むことができる。であるなら、“皆さんが創る楽園”は、下記リンクの大変革の後のことだろう。
【大変革】
【ノートルダムの火災が意味すること】
ノートルダムの火災が起きたことがきっかけとなって、2018年の1年間だけで、フランス国内の875にもおよぶ教会が破壊されてきたことが明るみに出ました。これらについて、一体何が起きているのか、ここでは敢えて触れることを避けますが、宗教による支配の時代が終焉を迎えていることは確かです。(p.27)
《参照》 『空なる叡智へ』 サアラ (ヒカルランド) 《中編》
【宗教という陥穽】
“バチカン”がDS(深層国家=世界支配者)の総本山であり、キリスト教圏ではない日本においては、"創価学会"がその役割を担っていることなど、“ワクチン”接種がDSによる人口削減計画の一環であることと同様に、スピリチュアルに興味を持っている人々にとっては常識以前である。
しかし、大方の日本人はそんなことは知らないだろうし、そもそも争いを好まない民族だから、創価学会を破壊しに行く人はいないだろう。
【地球以外の世界を知る】
地球に住む地球人達は、地球以外の世界を知りません。
そして、先述してきた通り、偏った考え方を植え付けられる社会にいる限り、その力は「歪んだ目的」のために使われることになるでしょう。(p.64)
この記述の後、地球における企業と営業職のことが一例として書かれているのだけれど、地球以外の進化した世界には、貨幣経済というシステムはなく、誰でも必要な物は必要なだけ与えられる社会なので、企業とか営業職などというものは存在しないことが書かれている。
そのような社会であれば、生きてゆく上で必要のないものを生産したり、それがゆえに過労死するといったような馬鹿げた事態は決して起こらない。他者のモノを奪う必要がないので、犯罪も起こらず、警察、裁判所、軍隊のようなものも存在しないのだけれど、地球という限られた世界内のことしか知らない意識の狭い地球人は、現状のようなドン詰まり状態の世界を、根本的に改善させるヴィジョンすら描けていない。
地球以外の文明の様子は、読書(宇宙文明) のあちらこちらに記述されている。
【先進宇宙文明の生命に関する認識】
ここで改めて、先進宇宙文明は、生命に関する認識が地球とは大きく違うということをお伝えしなければならないでしょう。
現在。地球外の多くの文明では、大部分の物質を有機体として捉えています。例えばシップ(宇宙船)や、個人の乗り物であるバブルカー(空飛ぶスクーターのような乗り物)は、乗り手とも、バブルカー同士も意思の疎通ができます。
ここには地球で言う人工知能が搭載されていますが、宇宙的な人工知能は、水と言う生きた意識によって作られているので、計算ミスを起こしたりすることはありません。
そして、今ここで起きていることばかりではなく、常に宇宙全体の変化を把握した上での計算をして、予測し、最善を選択することまで難なくやってくれます。
それは我々の能力をはるかに凌駕した圧倒的な叡智の世界です。(p.108-109)
地球人は、「物質は無機質な物体」と捉えているけれど、地球以外では「物質は有機体」と捉えている。
現在の地球人が開発しているAI(人工知能)は、シリコンベースの無機AIだけれども、先進宇宙文明が使っているAIは、水ベースの有機AI。
《参照》 『願いをかなえる「縄文ゲート」の開き方』 保江邦夫 (bio) 《前編》
【縄文人の霊体と水の関係性】
【先進宇宙文明では食事の必要などない】
先進宇宙文明では、すでにほとんどの生物が食事をとる必要がありません。睡眠さえ必要なくなりました。ですが、自分の肉体やマインドが適応しにくい世界へと旅をするときには、睡眠が必要になるときもあります。
また、地球から人類を招き入れるときには、地球人にあまり強いショックを与えないようにできるだけ温かみのある対応をしようと心がけるので、食事を囲んで談笑するような場面を作ることもあります。
しかし、基本的に食事は素粒子の状態から作りますから、わざわざ植物や動物を育ててから殺して調理するようなことはしません。材料はどこにでも無尽蔵にある素粒子なのですから、際限なく作ることが出来ます。だから、お金は必要ないのです。(p.124)
不食のメカニズムは、下記リンクに記述されている。
《参照》 『これでいいのだ! ヘンタイでいいのだ!』 松久正×光一(VOICE)《後編》
【松果体のシリコンホールが生み出すプラーナ】
現在の地球上にも、完全な不食者が少なからずいるけれど、スピリチュアルな認識が確立している人なら、選択すれば、小食、微食、不食へと、摂食の階梯を進めることは可能だろう。
かなり前から小食のステイタスで生きているチャンちゃんは、昔から食べることに興味はなかったから、農地があっても、長年、耕作放棄していたのだけれど、昨年と今年は、チャンちゃん農場と銘打って、若干、農作物を作ってみた。
で、その結果、「食べることに興味がないと、作ることも熱心になれない」 ということをはっきり自覚した。「農作物なんかを作ることにかける時間と、それを調理するために使う時間なんかがあるんなら、それを別のことに使った方が、はるかにいい」というのが、チャンちゃんの揺るぎない結論。
ましてや、先進宇宙文明の実態をかなり前から書物を通じて知っていたチャンちゃんは、「アセンションしてゆく過程で、食糧問題など不問になる」 ことを意識していたのだし、現状の地球においても「農作物は、天候に左右されず無農薬栽培が可能な、工場内で作るよう、とっととシフトすべき」と思っている。現在のような格差を生む経済システムを見直した上で、ほとんどの農地は、自然に戻し、一部を公共リトリート農園として希望者が耕作管理すればいいのである。農業用水路などの農業インフラのメンテナンスは不要。フリーエネルギーが解禁されたら、水と電力は大気中から無尽蔵に得られるのである。
【先進宇宙文明の労働は・・・】
シルクそっくりな布もありますが、シルクではありません。蚕を育てて繭になったらゆでて殺す、ということは必要ありません。
何もかもに、その物質の性質を作るに相応しい分子構造があります。またそこに命を吹き込むために必要な構造があります。それらを熟知していれば何でも作ることが可能です。
そしてそれらを生産しているのはいわゆるロポット、つまりクローンです。
人は基本的にはあまり働きません。「働く」「労働」といった概念そのものがなく、皆やりたいことを積極的にやっているだけです。(p.125)
人間は労働するために生まれてきたわけではなくて、幸せとは何か、満足するとはどういうことなのかを、実際に経験して知るために生まれてきているのです。ですから、いつまでもお金を得るために働き続ける必要はありません。
AIの技術は皆さんを労働から解放するためになくてはならない技術です。(p.261)
アセンション(周波数上昇)しつつある現在の地球において、労働という概念は、もう脱ぎ捨ててもいい段階に来ている。
『シーシュポス神話』に見られるように、労働を「神に与えられた罰」と考える欧米人の認識は、星間戦争が投影された地球文明社会における支配・被支配という関係から生まれたのだろう。一方、「汗を流しながら働くことは、傍(はた)を楽(らく)にさせることであり、即ち、生きることであり、美徳である」 という日本人の労働観は、「アセンションという宇宙の周期律的巡りの時が来るまでは、このような認識で生きるしかない」という諦観としての認識だったのだと、チャンちゃんは思っている。
アセンションのタイミングに入っている現在、コロナを画策して人口削減しつつ地球支配者の地位を守ろうとしているDSサイドの思惑・奸計をうまいこと利用して、地球のシステムを一新させてしまうことは不可能ではない。
それには、自宅にいながらネットを通じて、真実の情報に触れつつある人々それぞれが、認識の範囲を広げ、長年保持してきた自分自身の意識・概念・固定観念を、自ら刷新してゆくことが必要。個の意識レベルの総和が地球の集合意識。それこそが、本書の副題である「覚醒への道」というもの。
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