《前編》 より

 

 

【意識の重要性】

 今まで、「すべては遺伝子ありき」だと地球の医学や科学の世界では思われてきましたが、この「セントラルドグマ」は覆されつつあるプロセスにあります。「この世界のすべてを決定しているのは意識にほかならない」というのが真実です。つまり、遺伝的に決定されている肉体的な特徴や性格や能力などは意識によって変えることが可能だということです。
 ・・・中略・・・、このことを踏まえて、自分がどんな特徴を持っていたとしても私たち自身の中に潜在している「より優れた能力」を引き出すことに意識を向けることはとても重要です。(p.129-130)
 真実のセントラルドクマは、「世界のすべてを決定しているのは意識である」ということ。
 多次元世界や平行宇宙といった概念を理解し、夢の世界の実在を諒解している人々にとっては、「そんなの当然」の話だろう。
 「思考が現実を創造する」と言われていますが、その思考の根底には意識の作用があります。ですから、「意識」の世界について十分に理解し、「意識」と思考の相関関係を知ることができれば、現実を思うように創造するためには、まず意識のレベルを変える必要があることに気づけるのです。(p.220)
 人類の進化についても、先行的にこれを牽引するのは、常に「意識」である。

 

 

【スピリチュアルに興味を持つ人々への注意事項】
 非友好的シリウス人や一部のオリオン人は、権威を好み、コントロールすることに喜びを感じるようです。しかし、一方でドラゴニアン種たちは暴力と動物、特に地球人の血と肉を好みます。彼らと地球政府高官の間で交渉の仲介役をしているグレイたちは、クローンです。お金という報酬を条件にして様々な戦争などを企てているのは、この野蛮で残忍な種族たちです。(p.131)

 宇宙側からこれらの存在を見ると、彼らは進化を拒否し続けている存在たちです。このまま彼らと関わり続けていれば、地球も進化の道にシフトできなくなります。
 彼らは、・・・中略・・・、時によっては個人の意識に潜入し、その人を利用して、周囲の人たちをコントロールしようとします。ひどい時には完全にウォークインしてしまいます。
 このことは、私たち地球人の意識が彼らの意識と近い状態にあることを意味し、このままでは、低い次元にある彼らの世界に閉じ込められてしまいます。私たちは彼らとの関わりを断ち、未来へとつながるタイムライン上に意識をつなげるために、一刻も早く意識革命を起こさなければなりません。(p.132)
 人類を進化させないために、「闇の支配者」たちがワクチン接種を推進していることを報知するために、
 「厳重注意 : どんなことがあっても、ワクチン注射をしないこと!!」
という正しい情報サイトを提供しているグループが、別の新しいサイトにグレイの人形を作って喜んでいる写真を掲載していたりするのだから、グレイに憑依されて意識を支配されてしまったメンバーの意見がまかり通るようになってしまったのだろう。こういうことが起こり得るから、スピリチュアルなサークルに参加して学ぶにしても、上記書き出しの記述はそれぞれがシッカリ心に留めて、自分できちんと判断すべきである。
 またドラゴニアン(龍蛇族)とレプティリアン(爬虫族)は近種であるけれど、この関係を含めて、下記のリンクを辿っておいてください。
    《参照》   『世界に散った龍蛇族よ!』 浅川嘉富 (ヒカルランド) 《前編・第一部》
              【レプティリアンの区別】

 

 

【劣性種族のターゲットにされないように】
 彼らはターゲットにした人物の心理を本人以上によく理解していますから、次第に「自分には特別な使命があるのだ」と思い込むように仕向けていきます。
 かつてなら「神」と名乗っていたところですが、今は、もう流行らなくなったので、「私はシリウスから来た高次の存在です。地球人類の救済のため、あなたに手伝っていただきたいのです」などと、くすぐったいような言葉をささやいて、強引にこじ開けた潜在能力を使わせます。そして、何か現実的な成功や、いわゆる幸運続きの状態を作り、何もかもが順調に行くように仕向けます。自分たちを仲間だと思わせ信頼させるためです。(p.134-135)
 スピリチュアルな世界において正邪を判別する審神(さにわ)の方法について、下記のリンクには、最低限のことしか書かれていませんが、それでも末端まで辿っておいてください。
    《参照》   『ここはアセンション真っ只中』 さとう・滝沢・千賀・増川・はせくら他 《前編》
              【審神:神は自分の名前を言わない】
 次々犠牲者となる人たちを見て、私は本当に悔しく思いますが、ターゲットとなってしまった方には、説明してもなかなか理解してはいただけないのが実状です。(p.135)
 説明してもらっても理解できないのは、本人に教養がなさすぎるからだろう。人を助けるという愛に基づく実績などほとんど積み上げていないのに、つまり徳がないのに、ある日突然、超能力が発揮できるようになったのなら、完全にターゲットにされている証拠である。
 強引に超能力まで付与されるのは、本人がそれを望む心があるからこそなんだろうけれど、人間として正しく生きる志を維持することが、ぶれない基本なんじゃないだろうか。超能力は両刃の剣だから、野心や欲心が先行する人には無い方が安全。

 

 

【「支配の鍵」を解除する】
 私たちは、地球支配者たちに植え付けられた概念によって、支配されてきました。それらは、そもそも彼らの都合に合わせて作られた概念で、地球人にとって重要なわけでも幸福を与えてくれるものでもありません。まして、私たちの進化を促してくれるようなものではありません。
 しかし、私たちはいつしか彼らと同じような野心を抱き、それを得ることができなければコンプレックスを抱くようになってしまいました。そこが彼らの「支配の鍵」となっています。
 私たちは今、改めて進化の道にシフトするために、彼らから独立する方法を真剣に考えることが必要です。そして彼らの甘い誘いに乗らないためには、自分自身のコンプレックスや野心を自覚して払拭しておくことが得策です。(p.146-147)
 「修養」という言葉と概念は、おそらく霊学(スピリチュアリズム)を極め、その実践において怖さを体験した人々によって、真摯に語られ始めたんじゃないだろうか。スピリチュアルなことに言及していないからと言って、その人にスピリチュアルな世界の見識がないと思うのは早計。「修養」している人なら、むしろ能ある鷹として爪を隠しているはず。
    《参照》   『スターピープル vol.45』 (ナチュラルスピリット) 《後編》
              【幸田露伴とタオイズム/神智学】

 

 

【評価を受けることよりも・・・・】
 評価されることに価値を見いだすようになると、自分自身が見えなくなってしまいます。・・・中略・・・。
 私は現実社会での評価を受けることよりも、ここに生きるすべての人が自分自身の魂に気づき、自由に魂の望む探究をすることが出来、それぞれが違った価値観であっても、皆が自分自身に満足できる生き方を目指す方が楽しいと思うのです。
 私はレムリア文明を築いたリラ人の一人ですから。 (p.152)
 まったく同感。
 チャンちゃんはビジネスマンだったころ歌謡曲は殆ど聞かなかったけれど、10年ほど前、年末の紅白歌合戦でスマップが 『世界に一つだけの花』 という曲をトリで歌っていたのを聞いて、トリハダ的に聞き入ってしまったのを今でもよく覚えている。多くの人々は、チャンちゃんと同様に感じていたのではないだろうか。日本人の多くは、レムリア文明を共に築いていた仲間のはずである。

 

 

【イエスの子:サアラ】
 彼(イエス)は生れる前から約束していた相手であるマグダラのマリアと結婚するために帰ったと言っています。(p.172)
 2人の間に最初に生まれたのは女の子です。そして2人目は男の子でした。最初の女の子には、イエスがバーリー語で「智恵を持つ者」という意味の Saarahat(サアラ)という名を付けます。・・・中略・・・。
 もうお分かりのように、私の魂にはイエスの娘サアラの記憶がたくさん刻まれています。皆さん風な言い方をすれば、私の過去世はサアラです。(p.173)
 初めて著者の本を読んだとき、この風変わりな著者名に何の意味があるのだろうとまでは思わなかったけれど、普通の人間では到底書けない内容に満ちた著作なので、「大宇宙中央議会・アインソフ議会メンバー・サアラ」という肩書と名前が、今はシックリくる。
 イエスとマグダラのマリアは、スピリチュアルの重要な鍵なので以下のリンクを付けておきます。

   《参照》  “マグダラのマリア”に関する引用一覧

 

 

【宗教という陥穽】
 宗教は地球を植民地化してきた地球外の支配者たちが作ったものですから、イエスは、最終的には「いかなる宗教にも救いの道がない」ことを知っていました。後にたくさんできた新興宗教も同じです。自分を救えるのは自分しかないからです。(p.181-182)
 ジョン・レノンの『イマジン』の歌詞を受け入れることができないような宗教団体信者は、完璧に洗脳が効いていて、本当に何もわかっていないだろう。
    《参照》   『今あなたに知ってもらいたいこと』 オノ・ヨーコ (幻冬舎)
                 【イマジン】

    《参照》   『山川さん、黒斎さん、いまさらながらスピリチュアルって何ですか?』 山川紘矢・亜希子・雲黒斎 (日本文芸社)

              【「宗教」と「宗教性(=スピリチュアル)」】

 

 

【始動している大きなプロジェクト】
 実は、十年ほど前に「アーク」の話をソロモンがしてくれました。「これは今から準備しておかなければならない大きなプロジェクトだ」と言っていました。いままさにこのプロジェクトが始動したということです。(p.193)
 このプロジェクトの詳細は何も記述されていないけれど、世界に与えるインパクトは、トテツモナク大きいものになるだろうことは容易に推測できる。

 

 

【奴隷解放運動】
 私自身もさることながら、エア王子も、ソロモン王も、イエスも常に奴隷解放運動をしてきました。そして今も私はそのために生まれそのために生きています。
 私の魂がエアの記憶を持ち、ソロモンとつながり、イエスの子としての記憶を持つのも、そのためです。(p.199)
 奴隷解放運動という単語の意味については、下記リンクを。
   《参照》   『アセンションの超しくみ』 サアラ (ヒカルランド) 《前編》
             【社会意識(コントロール・グリッド)という檻から出る】

 そして本当の意味での奴隷解放運動とは、
 私たち、つまり、皆さんと私やアインソフ議会のメンバーは、これから大きな同胞として同じ目的に向かって進んで行かなければなりません。
 私たちは今、地球を植民地化し、私たち地球人の霊的尊厳を冒し続けてきた宇宙生命たちや、彼らと手を組んだために、富や特権をほしいままにしてきた人たちから独立し、私たちの敬愛するマザーアースと共に、自分たちの力で新しい楽園を創造しようとしています。
 現代社会に生きる人々は、常に目の前の現実に縛られているのでなかなか霊的なことを優先することができません。それでも進化した未来の地球へとつながるタイムラインにシフトする為に、ここで諦めるわけにはいきません。そのためには、どうしても多くの人の気付きが必要です。
 最も大切な気づきは、私たちの霊性(スピリット)は、常に自由で何ものにも縛られず、制限されず、罪もなく、罰も受けないということを全面的に受け入れることです。
 地球上で私たち人間の魂までも奴隷として使いまわしてきた存在たちは、私たちに罪があることを強調し、それに対する報いを恐れる気持ちから抜け出せないような信念体系を作り、人びとの魂が新しい選択をするためにアストラル界に行くことができないようにしてきました。ですから、皆さんの魂を無事に帰還させることこそ、エアたちが望んだ本当の意味での奴隷解放運動だと言えます。(p.201-202)
 モノやカネ一辺倒の生き方に何ら疑問を持たないような人は、自分自身が奴隷となっていることに気づいてすらいないだろう。それでもかまわないと思っているのなら、悲しすぎる。