イメージ 1

 表紙にある赤字の、「恐慌と大天災続出の時代」 という記述のうち、恐慌は既に起こっていることであり、大天災の締めくくりは、既にいろんな人が言っており知っていることなのでビックリはしないけれど、この個所も書き出しておこうと思う。2008年6月初版。

 

 

【波動機器】
 七沢賢治さんの作った波動機器 「QES」 は、素晴らしいものですし、一台55万円と安価ですが、活用するためには少し専門的知識が必要です。(p.133)
   《参照》   『天皇祭祀を司っていた伯家神道』  船井幸雄・推薦 〈七沢賢治〉 (徳間書店)  《前編》
            【QES:クイント・エッセンス・システム】
 それに対し、ハンス・シンドラーさんがつくった波動機器 「波動ASTREA」 は、パソコンを活用できる人なら誰でもすぐ自由に使いこなせる 「究極の波動機器」 と言ってよいものです。
 これは江本勝さんが代表者である㈱IHMから発売されています。
 一台200万円と少し値段は高いのですが、 ・・・(中略)・・・  (p.134)
 これらの波動機器を購入するだけの資力がある人は、使ってみれば、世界が波動でできていることを確認することができることだろう。しかし、どっちもまだまだ高すぎる。

 

 

【ホ・オポノポノ】
 ハワイに古くから伝わる問題解決法 「ホ・オポノポノ」。 ホ・オポノポノには、ハワイ語で 「調和を取り戻す」 という意味があるそうです。(p.141)
 イハレアカラ・ヒュー・レン博士という心理学者の実践方法。
 その心理学者は患者のカルテを読み、自分がどのようにして、その人の病気を創り出したのかを理解するために、自分の内側を見たのだそうだ。
 彼が自分自身を改善するにつれて、患者も改善したという。 (p.137-138)
 自分の内側を見ることで、患者を直す。これは、 “全体がひとつ(Oneness)である“ という認識が前提である。そして ” ゼロになる“ こと。
   《参照》  『二つの真実』 船井幸雄 (ビジネス社)

              【トラウマ=カルマ=業を消し去る方法】

   《参照》  『ウニヒピリ』 イハレアカラ・ヒューレン (サンマーク出版)

 

 

【ゼロの状態で全体を生かす】
船井 : ふつう誰にも記憶があるので、記憶が消えない限り、ゼロになるのは難しい。頭で考えることがなくなって、いつでもゼロから決定できれば、私も一人前になれると思うんですが・・・・(笑)。
レン : もしもゼロの状態に立ち戻ることができれば、インスピレーション(天啓)が自動的に入ってきます。
 もっと面白いことに、船井さんがインスピレーションを得ることによって、相手もインスピレーションを得ることができる。船井さん自身がゼロの状態になってしまうことで、自動的に周りのすべてのものも、ゼロになってしまうのです。ぐちゃぐちゃした問題はそこで消えてしまいます。
船井 : 分かる気がします。
レン : でも、生まれる前から誰でもこの様なことは知っているはずなんです。(p.148)
 “ゼロになる” という表現を含んだ歌詞を思い出す。 『千と千尋の神隠し』 のテーマソング 「いつも何度でも」。この歌詞を初めて聞いた時に涙してしまった人ならば、この対話のエッセンスが掴めているはずである。そう、生まれる前からこの様なことは知っているはずである。
レン : 患者たちはすでに完璧な存在なのに、彼らのことを完璧な存在として見られない何かが私の中に原因としてある。そのことに対して、私は神なる存在に謝罪しました。間違いをもったものを創造することは誰にもできない。なぜならば、すべてのものはすでに完璧なものであるからです。ですから、完璧なものを完璧なものとして見ることのできない自分自身を 「申し訳ない、ゆるしてください」 と神に詫びました。そして完璧なものをみられなかった自分の不完全さを消去してくださいとお願いしました。
 それをしたことによって、神なる存在が私自身を本当に純粋な存在に戻してくれたんです。私の中の完璧でない部分を消去してくれたので、私が純粋なものに戻って、ゼロの状態に戻ることができ、患者さんにあった完璧でないものがなくなって、みんな家に戻ることができたのです。
 すべての人間関係に、このやり方を適応できます。(p.152)
 ここで言っている患者とは、受刑者のことである。レン博士が “ゼロ” の状態になることによって、受刑者にも裁判官にもインスピレーションが生じて、良心と愛が連鎖的に芽生えていったそうである。

 

 

【大変革】
 大変革とは、地球が優良星になり、地球人が優良星人になることだと思えるが、これからすぐ、目先にはとんでもない苦難がありそうだ。 (p.182)
 下記のリンクから辿れば、優良星について記述されている船井さんのHPに行ける。
   《参照》   『にんげん』 船井幸雄 (ビジネス社)
            【優良星人の暮らし】

 さて、とんでもない苦難について、一部を書き出すと
中矢 : 地球には、これから何が起きるのでしょうか?
少年 : ものすごい量の水が降ってきて、それですべてが洗い流される。雨なんて言うものじゃなく、とにかく水がドーッと落ちてくる感じ。そして地球のある部分に穴が開いて、そこから水と一緒に全部流れ落ちていってしまう。
  ・・・(中略)・・・ 
中矢 : 大変動はいつから始まり、いつまで続きますか?
少年 : その時期は教えられているけど、言ってはいけないことになっています。
中矢 : 救われる人と救われない人との比率は。
少年 : 救われるのは、たぶん10分の1くらいか、もっと少ない。(人類全体で)1億人もいないかもしれない。 (p.183-184)
 これは中矢伸一さんが発行している月刊誌 『たまゆら』 2007年10月号に載せられたものだという。
 中矢さんも神道家であるけれど、別の実践神道家さん(深見東州先生)も、2006年7月にレオナルド・ダ・ヴィンチの名画『モナ・リザ』に託されたコード(暗号)として、このことを開示していたから、中谷さんや船井さんの読者以前にも、大勢の人々がこのことを知っている。しかし、具体的にいつ起こるかは誰も語っていない。
    《参照》   『ニュートン・コード』 塚原一成 (角川学芸出版) 《前編》
              【もう一つのダ・ヴィンチ・コード】

 未来がそのようなことにならないことを願いたいけれど、人類総体の心が変わらないことには、このような人類全体に係わるショック療法を変更することは困難なのかもしれない。
 大変革に関する上記の書き出し部分は、下記の書籍にも同じ 『たまゆら』 からの引用として記述されていた。下記の読書記録では、あえてこの大変革の部分を書き出さず、大変革後の様子だけを書き出しておいた。
   《参照》   『超☆幸福論』 船井幸雄・佳川奈未 (ダイヤモンド社)
               【 “ミロクの世” ってどんな世界】

 

 

【隕石のフーチ】
 地球の石を糸で結んだフーチと隕石を結んだフーチでは、同じ問いを発しても答えが逆になるという。
 それらによりますと、地球では 「弱肉強食は是」 なのですが、宇宙では 「否」 なのです。地球では 「名前をつけること、区別すること、適度な競争をすること」 は 「是」 ですが、これらは宇宙ではみんは 「否」 なのです。
 とくに 「お金」 や 「エゴ」 は、地球上では 「必要」 ですが、宇宙では 「不要」 という答えが出てきました。(p.229)
 フーチは時間を遡って計測できるけれど、それによると数万年前を境に、それ以前の地球は、宇宙と同じルールだったそうである。つまり、地球も優良星になったり不良星になったりしているわけである。
 現在の地球は、 “陰が極まって陽に転ずる過程” と考えられる。

 

 

【あとがき】
 本書が、読者のみなさんに対して、「大切なことを勉強して知ってやろう」 という行動のきっかけになりますと、本書の著者として、これ以上のうれしいことはありません。(p.246)

 

 

<了>