《1/4》 より

 

【新しい世界へ飛び移ります】

 過去の幻想世界から脱皮し、新しい愛の世界へ羽ばたきます。過去の安定、安全は、もう崩れていきます。古い世界が崩れ落ちる前に、新しい世界へ飛び移ります。(p.108)

 本書が2019年11月初版であることを踏まえると、2020年のコロナ騒動による人類の既存社会形態の崩壊を見ていたのだろう。2度目のロックダウン云々という現状から推測するなら、2021年序盤には、大きな裾野(関連)産業をもつ大企業の崩壊が表面化し、生活が立ち行かなくなる人々は爆増するだろう。過去の延長でしか考えられないようでは、この変革期を乘り超えることはできないように思われる。

 しかしながら、光と闇の戦いは、終わりに近づき、トランプ大統領を旗手とする光の側の勝利は不動のものになっている。故に、少々の混乱が続くにせよ、闇が払われることで、2021年には、全世界同時に大歓声が上がり、急速に回復するだろう。

 DS(ディープステート)たちが築いてきた古い世界が崩れ落ちるのを見ながら、世界全体から醸し出される歓喜の集合意識の相乗増幅効果によって、人類全体が、新しい世界へ飛び移れる可能性は高い。

 

 

【ムーから日本へ】

 著者さんがムー大陸で生きていた時代の記憶から。

 ここムー大陸は、地球アセンションの叡智を宿す場所。未来にバトンを渡す、重要な聖地です。ムーに清らかな愛の波動がなくなることは、地球アセンションも危うくなります。ムーのアセンションが不可能と分かった時、ムーの波動を残すために、シャンバラと地球女神は、張り裂けそうな思いでムー大陸を沈めることを決めました。

 地球アセンションの、雛形としてのムー大陸。・・・(中略)・・・。ムーの叡智を残すために、目覚めていた人々をひそかに世界に分散させて、旅立たせました。ムーの叡智が、決して悪用されないように、秘密裏に運ばれました。(p.115)

 ムーの叡智は、チベット、日本などに引き継がれ、スイッチが入るのを今日まで待ち続けました。封印した者たちが、時が来て転生し、スイッチを入れるようになりました。(p.117)

 封印が解かれたので、「地球アセンション」が成就したことは、冒頭に記述した通り。

 問題は、「人類のアセンション」である。

 そこでは、個々の魂の成長が問われることになる。

 

 

【魂の成長過程で問われるもの】

 魂の成長過程の道には、何が起きても、つらぬける行動力と、宇宙に対する信頼と、決意表明の信念と強さ、純粋さが問われていきます。何度か、お試しがくるでしょう。

 スピリチュアルの道に潜んでいる、精神的高慢、エゴ、進化成長している特別な存在だという思い、秀でたい、認められたい、愛されたい、力を持ちたい考え。これらが堕落の要因です。あなたのハートの中心に全てがあります。(p.119)

 精神的傾向がマイナス側へ傾斜している場合、地球上の人間には隠せても、高次元存在には隠せない。他者を陥れるため成した悪意ある噂話の流布や、隠れて成した窃盗等も同様。自ら成したマイナスのカルマについては、アセンションどころか、応分のカルマの解消期間が設定されるだけである。

 どうぞ、あなたのハートの、神の愛に到達できるように、日々、エゴと高慢、怖れ、集合意識を超える練習をしながら、広大な無限の愛に到達できるように。(p.121)

 「光と闇の戦いは、一人一人の意識に中にあります。エゴや誘惑に打ち克ち、それを超える愛の強さが試されます。それは宇宙に広がる無限の愛、神の愛、自己愛です」 (p.138)

 

 

【大地と水の汚染】

 母なる地球を大切に、大地、水の汚染を止めてください。それはあなたたちの心身を汚すこと。あなたたちの存在が危うくなります。人類の健康を害することになります。(p.119-120)

 スピリチュアルに馴染んでいるなら分かるだろう。大地は磐長姫、水は瀬織津姫の管轄。時代の鍵となる女神たちを復活させるどころか、汚すのであるなら、人類に先はない。

 これは、現在の人類にとって、喫緊の課題。闇の支配者たちがなす汚染水の垂れ流しに関して、ネットでいろんな情報を得ていながら放置し続けるなら、取り返しがつかないことになるだろう。

 下記リンクは、ほんの一例。

   《参照》  『ロッカショ』 坂本龍一他 (講談社)

            【一年分が、一日で】

 地球で一番大切なものは水です。地球の中で循環し、それが命を育みます。水が浄化されるのも限度があります。人類が水を汚染し続けることをシャンバラは許しません。地球の女神を守るため。地球の女神のために働いている、同志、クジラ、イルカ、古木などを守るためです。そのためにシャンバラは、人類に何度も警告を出しています。(p.185)

 

 

【ラー一族と日本神界の相関】

 わたしたち「ラー一族」は、太陽族として太陽にいたことがありました。宇宙戦争の後、アンドロメダ銀河を経由して、太陽に入り、それからシリウスを経由して、地球への転生を開始したことを前に書きました。

 私たちの本体が存在しているのは9次元です。(p.127)

 わたしたちが太陽にいた時のことです。太陽族は、主にネイティブアメリカンの人たちや、日本に強いかかわりを持っていました。時間を超えて、地球第4周期の初めの時間域に、ラー一族が、原初宇宙の創造を転写しました。それが日本神界になりました。9次元のその世界は、時空を超え、今でも存在しています。ラー一族は、役割を分担して、日本各地に散らばり、日本を整えていきました。日本の神々は、ラー一族がモデルです。(p.128-129)

 これ以上の具体的詳細は書かれていない。『記紀』においてほとんど削除された、菊理姫などの埋没神といわれる神々が、ラー一族のモデルとして、原初の日本神界に転写されていたのだろう。

   《参照》  『瀬織津姫愛歌』 山水治夫 (評言社) 《前編》

           【多次元の実相】

 

 

【龍との繋がり】

 龍とセオリツの繋がりは、とても深く、・・・(中略)・・・。神の使いとして、龍たちは私たちの手となり足となりました。シリウスにいたときからの大切なパートナーです。・・・(中略)・・・。

 シリウスの人々や、龍やイルカたちは、地球アセンションが天の川銀河でとても大切な分岐点となることを理解して、天の川銀河と宇宙の愛のために、わたしたちと地球に向かうことを決めてくれました。プレアデスや、アルクトゥルスに行った「ラー一族」たちもまた、同じ志を持つ仲間を引き連れて、それぞれの突出した才能と波動と共に、地球に降りていきました。

 日本の上空9次元に、日本神界の世界があります。世界各地、あらゆる大陸の地球上空に、それぞれの特有の高次元世界が存在しています。そこの9次元空間から、いつでも様々な分野の叡智を引き出すことができます。後にそれらが3次元に浸透し、世界各地の古代文明となっていきました。龍たちも、独自に龍の神界「龍の都」を7~9次元に創りました。(p.129-130)

 水にかかわりが深い龍たちが創った「龍の都」は、大陸ではなく海洋に浮かぶ島の上空にあるのだろう。

   《参照》  『日本の神々と天皇家のルーツ』 天無神人 (ナチュラルスピリット) 《後編》

             【天龍】

 

 

【龍について、覚えておいてほしいこと】

 龍について覚えていただきたいことがあります。龍たちは、神の使いとして、シャンバラや宇宙連合、ラー一族と共にシリウスからやってきました。その目的以外のことはあまり関心がありません。人を助ける意識は殆どありません。神の使いとして、地球とアセンションのために働く人たちを守り、サポートする役割があります。(p.134)

 龍たちに、私事のお願いをしても無駄だということを、はっきり理解してください。

   《参照》  『富士神界の龍神からの緊急初メッセージ』 アマノコトネ (ヒカルランド) 《後編》

            【龍との約束】

 今でも、龍たちは、日本各地に配置され、存在しています。それだけ日本の役割が大きいということなのです。龍たちにもやや疲れが出てきます。龍や宇宙連合に任せるのではなく、わたしたち人類、そして日本人は、自分たちの大切な役割に、そろそろ本気で気づく時です。(p.134-135)

 

 

【「セオリツ」と「アマテラス」、関係変容の企み】

 わたしは「セオリツ」、わたしのツインソウルは「アマテラス」と呼ばれました。二人で一つ。(p.135)

 5次元での、セオリツとアマテラスは、夫婦和合を体現しました。共に手を携えて、喜びと共に統治をじていました。この時、日本から世界樹に喜びの光が広がっていました。女性性と男性性が融合していた時代、女性はおおらかに美しさを表に出し、男性は深く癒され自信を持ち、女性を深く尊重していました。全ての生命が喜び溢れた、和合の時代でした。(p.136)

 このような、5次元における完璧な和合世界も、二元性の制限世界である3次元に降下する過程で、歪みが生じ,人々の心に怖れと疑惑と被害者意識を生むようになってしまった。

 それは権力者たちには都合がよいことでした。そのパターンを少し刺激すればいくらでもコントロールできるからです。エゴをそそのかし、権力や力に酔わせて、特別な感覚を与え、怖れや不安の材料を提供し続ける。そのような幻想を提供されると、それが真実だと思い込んでしまう多くの人々。

 やがて「アマテラス」を女性ということにして、「セオリツ」の名前を消しました。アマテラスとセオリツの喜び溢れる夫婦和合、男女融合、尊重と平等の波動と記憶を、人為的に消したのです。陰陽のバランスを崩して、男性波動を強めることで、力で人々を支配したい人たちが簡単にコントロールできる社会を作り上げていきました。(p.137-138)

 これと同様な企みは、西洋において“マグダラのマリア”を、イエスの妻ではなく、「娼婦」とすることによって行われた。

   《参照》  “マグダラのマリア”に関する引用一覧

 

 

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