イメージ 1

 下記リンクの著作内で、中丸薫さんが推薦していた “レムリア三部作” の第三巻。三部作を通じて、人類の未来に関わる重要な鍵や里程標がテンコモリ示されている。その中のほんの一部を書き出しておいた。
 副題に「シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ」とあるように、ダイアン・ロビンスの著作と発信元は同じだろうけれど、それぞれに良さはある。2009年4月初版。
 この本の訳文は、日本語としてやや不自然なものが少なくないけれど、そのまま書き出しておいた。
  《参照》   『うれしうれしで超えよう2012年の銀河パーティ』 中丸薫・中山康直 (徳間書店) 《前編》
              【中丸さんのお奨め】

 

【五次元】
 基本的に、五次元とは、地上で今確立されつつある新しい現実の中で皆さんが向かう場所ではありません。そうではなく、皆さんが現在の領域で次第に確立していく存在の状態であり、皆さんが獲得することになる存在の状態です。

 五次元は一つの振動数です。もっと正確に言えば、それは愛や信頼、思いやり、信じること、恩寵、感謝のエネルギーで表現されるさまざまな波動の結合です。最も純粋な形相の振動数を表しています。

 五次元における社会の構造と組織は、そこに住む人たちがこれらのエネルギーを統合することによって、根本的に生じます。(p.22)
 現在の地上の振動数は、五次元とはかけ離れた存在の状態であるけれど、振動数はそのままパラレルワールドの境界でもある。

 

 

【ハートの答え】
 テロスでは、私たちはマインドですべてを「知る」ことはありません。その代わり、判断も期待もせず、ハートで新たな視点から各経験を見るようにしています。・・・中略・・・。「マインドは質問の家であり、ハートは答えの図書館である」ことを実際問題として学んできました。私たちは質問を愛するようになり、そして各質問に対してハートが認識する答えを大事にするようになりました。(p.36)
 人間が進化する上で会得しなければならないのは、「答えはハートに委ねる」 という術である。
    《参照》   『死後探索2 魂の救出』 ブルース・モーエン (ハート出版) 《前編》
             【感覚という言語(ハートで知る)】
             【ハート(胸の中心)に意識を置く】

 「ハートは答えの図書館である」 と言えるのは、以下のような学びを統合した結果。

 

 

【五次元進化への鍵】
 思いやりと信頼は私たちに力を与える真のエネルギーなので、多くの練習によって、これらの観点からすべてを見るようになりました。判断しない練習を通して、自己のエネルギーのすべてを受け入れ、疑いや恐れを生じるときにそれらを愛して自覚しつづけるようになりました。正直さが判断しないことと同じ意味であること、そしてこの正直さは自分から始めなければいけないこと、叡智の最大の源がハートの中にあることを学んできました。私たちは判断しない練習を続けてきたので、このような学びを統合してきて、この学びそのものになりました。(p.37)
 「思いやりと信頼を基盤にして、自らは判断しない」 という正直さ。これによってこそ、叡智の最大の源がハートの中で輝くのだ・・・ということ。
 現在の地球人類は、「どの様な悪事であっても、法律に合ってさえいれば正当である」 という詭弁じみたハート不在の逸脱世界を創っている。これを続けている限り、永遠に三次元を出ることなどできないだろう。
 意識的な意図によって、貴方の内部に無条件に備わっている愛と信頼、恩寵、信じること、思いやり、感謝を、あらゆる考えと言葉と行いに顕現させることができる世界にのみ、あなたは五次元を受け継ぐでしょう。(p.42)

 

 

【白い光の衣装】
 次の世界では、人類は財産や人間の学識によって、または地上の地位や栄誉によっては評価されません。人はその人で「在る」こと、つまり、霊的な達成度によって評価されます。人が神性の存在としてなるものが評価の唯一の物差しで、その人が考えたてきたこと、感じてきたこと、行ってきたことの総計を測ります。人が自分のために自分の宝を天に置き始めると、純粋な愛の偉大なキリストの光の衣、すなわち燦然と輝く力と美しさの装いが内側から生み出されます。その人に授けられる栄光に輝く白い光の衣装は、その人の銀行預金から溢れ出す利子です、それは愛と思いやり、慈悲、優しさ、感謝、賞賛からできています。(p.224)
 冒頭にある「次の世界」って、地上に出現する直近の未来かどうか分からないけれど、それに関しても下記リンクにまとめておいた。
    《参照》   『次元変革と量子跳躍』 フランツ・ヴィンクラー (徳間書店)
              【新時代の様相】

 

 

【千年計画】
 2012年までに全人類が無条件に五次元へ次元上昇して、あとに残るものはいないと言っているのをよく耳にします。しかし「そうではない」と反論します。・・・中略・・・。
 地球全史上において以前には見られなかったほどの大きな援助が人類に差し出され、アセンションのプロセスは以前よりは簡単になるでしょう。けれども必要条件のすべてを満たして意識の中でこの周波数に達しないかぎり、時の周期の中でたとえどんなに長くかかるとしても、皆さんは誰一人、アセンションのプロセスに持ちあげられることはないでしょう。大きな抵抗を持つ人たちの場合は、数回以上の転生を要するかもしれません。
 ・・・中略・・・。2012年という年は、この惑星のアセンション周期の最後ではなく、驚くべきはじまりなのだと理解してください。地球が完全に栄光と運命を達成するという意味において、完全な惑星的プロセスは千年計画です。2012年には地球自身が、必要条件のすべてを満たした人たちと一緒に、光の中で輝かしいアセンションを開始します。
 2012年以降は、地上で転生中のすべての魂は彼らの進化を続けて、魂のレベルで準備が整ったときのみ次元上昇します。ある人は6カ月かかるかもしれませんが、別の人は2年あるいは5年か8年かかるかもしれません。多くの人は、20年から50年、またはそれより長く経ってから次元上昇するでしょう。
 ・・・中略・・・。
 この時期すべての人が例外なく、アセンションの機会を差し出されていることは確かですが、誰もが皆、これを選んでいるわけではないことにも気づいてください。分離を経験しつづけることを選ぶ最愛の魂や、まだこの進化の段階の準備ができていない魂は、どこか他のところで彼ら自身のペースで進化を続ける機会が与えられるでしょう。アセンションの恩寵は、いつかあとで彼らがアセンションを要請するときに再び差し出されるでしょう。(p.245-247)
 下記リンクの動画で、バシャールは同じことを語っている。
    《参照》   バシャール~『人類の未来』

 

 

【アセンションという終わりなき旅】
 あなたはまた5次元の波動で新しい挑戦にあうことも覚えておきなさい。体と波動を浄化していくとき、常に新しいレベルが存在し、進化がずっと続いていく。多くの人はアセンションが5次元で終わらないことをまだ理解していない。・・・中略・・・。それから先も、あるレベルから別のレベルへ、ある栄光からさらなる栄光へと、あなたは永遠にずっと次元上昇しつづけることを知りなさい。次元上昇していく旅には決して終わりがない。これはあなたの性質で、生まれながらの権利だ。 (p.99)
 2012年をエポックとしていたアセンション系著作の多くに、「五次元」という単語が用いられていたけれど、それはあくまでもアセンションの身近な第一段階ということなのだろう。
 ブルース・モーエンの『死後探索』 や、坂本政道さんの『死後体験』 の世界を読んだことがある人なら、更なる上位次元にある様相を理解しているはず。

 

 

【抱擁やキスといった欧米流の挨拶習慣について】
 これは愛とは何も関係がないので、・・・中略・・・、人間が身につけた習慣として、私にはとても奇妙なことに思われます。・・・中略・・・。エネルギー的に敏感でなければ、彼らはこのエネルギー交換が他人に与える影響に気づいていません。(p.113)
 鋭敏なシャーマンさんたちは、人に触れたりなどしない。瞳を合わせることすら避けている。
   《参照》   『大和古流の「躾」と「為来」』 友常貴仁 (三五館) 《前編》
             【日本人の挨拶】

 

 

【レムリアとムー】
 この惑星上には、まだ多くの文章には、レムリアとムーの違いについて多少の混乱がある。レムリアは、この惑星上で「母なる国」と考えられている広大な大陸であり、1万2千年前に三次元の側面が滅んだ大陸だ。ムー大陸は、ダール宇宙と呼ばれる他の宇宙に存在していて、450万年前にやってきた初代レムリア人の出身地だ。またムーという名前は、初代レムリア人が故郷のダール宇宙から旅してきた巨大な宇宙船にも与えられた。元の「ムー大陸」は、実はあなたがカシオペア座として知っている辺りにある。 (p.125)
 上記にある「三次元の側面が滅んだレムリア大陸」のことを、下記リンクでは「ムー大陸」として記述している。
    《参照》   『いよいよ「超霊的パワー」が世界を解放します』 田村珠芳 (徳間書店) 《前編》
              【ムー大陸は何処にあるのか?】