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 オーリングテストという有名な判定法があるけれど、著者は、このテストの延長線上にあるハンドセンサーという機器を用いて、さまざまなことを判定することができるようになったという。
 近年は2012年だけがフォーカスされていたので、この本はあまり注目されていなかったのだろうけれど、近未来を感受している人々の中には、2012年には物理次元では何もなくて、新創世記の到来はその先と言っていた人々は少なくない。この本には、ショッキングなことが書かれているけれど、個人的にはそれほど人騒がせな内容には思えない。2005年11月初版。

 

【2014年】
 ハンドセンサーは私に、いよいよ2014年に地球の大浄化が起こり、ほんの一部の人を除いて、すべての人や物は消えていくと告げたのです。(p.24)
 本当なら、2000年で西暦は終わるはずだったのです。しかし、多少の時間の融通というものはあるようです。
 2014年のことは地球の人生の中の一コマになっていくということです。何度試しても2014年という時を変えることはできないと出ています。ただし、センサーの答えは今現在の時点で正確に出ているので、これからも私は毎日センサーで確かめてゆかねばと思っています。
だからこそ、もはや猶予はないとして、私自身、こうして本に記してみなさんにお知らせしなければとの思いに駆り立てられたのです。(p.39-40)

 私は毎日1回は2014年のことをセンサーで確かめていますが、災害の予告はなく突然おこるようです。
 2010年から振っていきますが、2014年で激しく縦に振れるのです。そして、2015年になると、再び静かになっていくのです。ということは、2015年はもはやないということなのでしょう。(p.212)
 今年(2014年)の何月なのかは、どこにも書かれていない。
 “災害の予告はなく突然おこる”と書かれているからドキドキしていても仕方がない。
 アセンション系列の著作内には、「大変動」を語ったものが幾つもあって、それらはこの読書記録内を検索すれば幾つも書き出してあるけれど、そのような事態が起こるとするなら、今さらどうこうしたってどうしようもない。
 老子さんは「天地に仁なし、万物を持って趨狗となす」と言っていたけれど、これって「地球規模の大変動は、神さまの大愛だよ」という意味らしい。大愛は受け入れるしかないだろう。

 

 

【新世紀】
 新世紀が来たら、とにかく早く文化の再生をしなければなりません。そのためにも、各分野で特に秀でたエネルギー体のランクの高い人たちが、選ばれていくでしょう。・・・中略・・・。新世紀がいまの文化の水準から出発し再生できるように、それに貢献できる人たちでなければなりません。(p.276-277)
 新世紀に入りますと、そこにいる人々は、すべてランクの上位の人達ばかりですから、それなりの力を持っていて、さらにランクを引き上げていくことができるでしょう。又プレアデスの超高度文明も取り入れての現段階の文化よりも高度社会を築いていくことでしょう。・・・中略・・・。私は新世紀では全部の人達に私の超能力の部分を伝授するつもりです。一瞬でできます。遠隔もOKです。(p.98)
 地球はどうしても一度、ブルルンと地球にとって必要でないものを振り払いたいと思っています。人間もそこで選別されます。エネルギー体と博愛のランクの上位に位置する人間は許されます。
 浄化した地球上で転生の続きをしてもよいということです。ムー大陸が浮上し、新世紀が始まるのです。(p.289)
 「ムー大陸が浮上し」とあるから、同様なことが書かれている著作をリンクしておこう。なお、下記のリンクにはレムリアとあるけれど、かつて太平洋上にあった大陸の呼称は、ムーであったりレムリアであったり人によりけりバラバラである。
    《参照》   『風水国家百年の計』 白峰 (明窓出版) 《後編》
              【近未来の大和帝国】

 

 

【新世紀に生き残る日本人】
 センサーも、日本人は優秀な民であると答えています。ですから2014年に1千万人の日本人が次の新世紀へ生き延びることができるのです。(p.58)
 著者は、生き残れるのはある程度のエネルギー体ランク以上の人であると言っている。生き残れる指標はエネルギー体ランク以外にもいくつか書かれているけれど、書き出すのは面倒過ぎる。
 日本の人口、1億2千万人のうち、生き残れるのが1千万人ということは、総合的に上位8%程度のレベルの人と言うことになる。
 下記の著作にはシャンバラのメッセージとして、この著作より多い2千5百万人と書かれている。いずれにせよ新世紀の時代を生きることができる人は限られている。
    《参照》   『ドラゴニアンvsレプティリアン これが《吸血と食人》の超絶生態だ!』 高山長房 《4/5》
              【シャンバラからの本当のメッセージ】

 著者がこの本を出したのは2005年だから、「9年の内にエネルギー体のレベルを上げるべく生きてください」という目的で、生きる上での留意点が書かれているのが本書なのだけれど、それを知りたい人は、自分で買って読んでください。余りにもスピリッチュアルなことに無関心な人と、在来の宗教ドグマにかぶれてい過ぎる人には、参考になる点が多いだろう。

 

 

【エネルギー体のランクが低い人】
 エネルギー体のランクが低い人ほど、世界観などの視野が狭く、物事にも興味や関心が少ないと言うことがわかっています。ということは、それだけ情報が入ってきにくいと言うことでもありますから、運をつかみにくいと言うことになります。そのために、自分の世界の周辺だけに留まっていることが多く、世界の情勢、社会の動きにも疎く、したがって広く活動していくということはありません。そして、判断すべきとき、好き嫌いで決めてしまう傾向にあります。また、何事に対しても受け入れが浅いため融通が利きにくいことが多いのです。器が小さいため理解度が足らないのです。(p.68)
 変化の激しいビジネス環境下で生きている人で、固定的な常識に囚われている人はそんなに多くないだろうけれど、ビジネスが盛んとはいえず公務員のような職業人が大勢を占める地方に住んでいると、古びた因習と閉塞的な常識に封印されたような人ばかりという感じである。それでインターネットすら全く使っていない人は、もう完全に情報が遮断されてしまっていて、どうにも処置なしという感じである。情報網の発達した現代にありながら、あたかも交通網も情報網も未発達な江戸時代のような世界を生きているのだから、エネルギー体のランクなんて上りようがない。総じて頭が固すぎる。
    《参照》   『2020年ごろまでに世の中大転換する』 船井幸雄 (徳間書店) 《後編》
              【奇想天外な事実にも、しっかり目と耳を開いて・・・】

 

 

【きれいな成功の仕方】
 きれいな成功の仕方とはどういうものをいうのでしょうか。例えば芸術ひとすじに、ひたすら技と感性を磨き、主観性を磨き、人を楽しませ感動させてのお役に立つような形での成功がそれに当たります。
 彼らは、目に見えない世界のことを感じながら励んできたといえます。お金や名誉のために精進してきていませんから、神を身近に感じながら生きる事ができるのです。・・・中略・・・。あとは博愛精心を高めていけばよいのです。(p.102-103)
 反対に汚い成功とは、名誉欲や支配欲や独占欲や権力欲によって得たもの。教養も芸術性もないような人ならこれに該当するだろう。それで博愛精神なき者は、自らの衣食住にすべての稼ぎを注ぎ込んで羽振り良く生きるのである。それが立派な社会的成功であると思っている。
 既存の社会意識というコントロールグリッドに囚われて(洗脳されて)いるとそうなってしまうだろう。
    《参照》   『ひらきかた プレミアム』 蝶々 (宙出版)
              【二極化】

 

 

【エネルギーレベルの高い温泉】
 和歌山県吉野にある天の川温泉は⑧です。玉川温泉はガンを治すといわれており、多くのガン患者さんが湯治に訪れています。また、天の川温泉は運を招き寄せる温泉として、・・・中略・・・、特別の神がかった温泉ということです。(p.141)
 レベル8(最高)として示されているのは、天の川温泉ただ一つ。和歌山県吉野と書かれているけれど、奈良県の間違いだろう。天の川温泉は、天河大弁財天社 のすぐそばにある町営のような温泉。昨年、高野山からの帰り道に立ち寄ったときは、隣の橋が工事中だったので1kmほど先の橋まで行って戻る感じだったけれど、現在その橋は完成しているだろうか。
 レベル7は、秋田の玉川、神奈川の七沢、九州の黒川、群馬の四万と書かれている。
 参考までに、白峰さんの著作をリンク。
    《参照》   『温泉風水開運法』 光悠白峰 (明窓出版)

 

 

【パワーある祈り】
 たとえ三途の川を渡りかけていたとしても、その声に振り向いて戻ってくるなどというケースは臨死体験等でよく語られています。
 それは、言霊以外のなにものでもありません。言葉の中に込められたたくさんの思いが、魂への響きとなって伝わっていくのです。
 やはり祈りというのは、その思いが極限に達していないと意味がないのです。必死の思いが言葉に乗って天上界に通じるのです。一人で祈るよりも、多くの人々が気持ちをひとつにして、祈るとパワーが発生します。それは気功力の力が作用します。(p.218-219)
    《参照》   『枠を超える発想』 石井憲正 致知出版
              【祈り】
    《参照》   『たちまち晴れるその悩み!』 深見東州 (たちばな出版)
              【神様に届く祈り】
 祈る場所としては、できるだけ高いところ、空気のきれいなところがよいでしょう。空気の汚れたところでは、邪気に邪魔されて、届きにくいからです。(p.219)
 標高が高いところは、文明のノイズが少なく人間も少ないから邪気が少なく宇宙との接触条件もいい。
    《参照》   『世界支配者vsライトワーカー』 サアラ×玉蔵 (ヒカルランド) 《3/4》
              【標高800m】

 

 

【エネルギーと回転方向】
 エネルギーが体に入ってくるときは、右回りで入ってきます。相手に入れたり送ったりするときや、何かものに入れる時は左回りで入ってきます。
 ですから、コーヒーや紅茶を飲む際、お砂糖やミルクをスプーンでかき混ぜますが、そのときにも左回りにかきまぜるとよいでしょう。それによって、コーヒーや紅茶にエネルギーを入れることができるからです。
 また、逆に右回りにかきまぜるとエネルギー体は飛んでいってしまいますから注意が必要です。(p.261-262)
 たいていの人は、右回りに回しているだろう。知らないと損しちゃう。
 エネルギー量は回した回数に比例するから、納豆を混ぜる時はドーナッツになっちゃうまで左回しに混ぜよう。
 回転方向は、重力や時間にも関与している。
    《参照》   『2020年ごろまでに世の中大転換する』 船井幸雄 (徳間書店) 《前編》
              【右回転と左回転による重力の影響】
              【右回転と左回転による時間の影響】

 

 

【あとがき】
 ある本の中に登場された日本女性のアマーリエ(雅号)という方が、13のエネルギー体であることが分かりました。(p.299-300)
 著者自身は15のエネルギー体で世界最高レベルと書かれている。
 名前が出てきたので、アマーリエさんの著作をリンクしておこう。
    《参照》   『ガイア 愛と光につつまれる言葉』 アマーリエ (イースト・プレス)

 

 

【富士山バナジュームウォーター】
 ペットボトルにして売られている水を、外国の輸入ものなど、何から何まで調べてみました。すると、最高は、富士山麓のバナジュームが入っている水で、㉕のエネルギー体もありました。(p.123)
 これって、田村珠芳さんがプロデュースしている水だろう。
    《参照》   『アセンションはもう始まっています』 田村珠芳 (風雲社)
              【霊峰富士の天然水素水】

 この本にはプレアデスのことが頻繁に語られているけれど、その点に関しても田村さんと共通している。
 また田村さんの著作の中に、2014年○月○○日という具体的な記述もある。
 下記のリンクに田村さんの著作がリンクされているけれど、そこに書かれている。
    《参照》   『日月神示の緊急未来予測』 大石憲旺・中矢伸一・高島康司 (ヒカルランド) 《前編》
              【21世紀の始まり】

 それぞれの著作に書かれている様々な近未来予測は、その本が書かれた時点でのエネルギー状態によって判断されているものだから、必ずそうなると確定したものではない。
 しかし、世界の現状が良い方向に向かっているとは到底言えない状態が続いているのだから、今後、何事もなく世界が良くなってゆくと考えている人は、殆どいないだろう。

 

 

<了>