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 著者の既読本に、『まもなく宇宙人が到着します』(ハギジン出版) があるけれど、あのような時代の最先端を行く優れた(人によってはブッ飛んだ)内容の著作を書くに至るまでの著者の人生の過程が、この本には書かれている。もともとスピリッチュアルな家系に生まれた方だったらしいけれど、さらに潜在意識の感度に磨きをかけるべく、いろんな占いなどを研鑽する人生を経て、高次元な宇宙存在とアクセスすることができるようになったらしい。2008年6月初版。

 

 

【『淵海子平』と『四柱推命』】
 著者は、K師から学んで『淵海子平』の後継者になったという。
 そうこうするうちに、『淵海子平』の中から比較的わかりやすい、扱いやすい部分だけを抜き出して、占いをする一派が現れました。彼らは変形された『淵海子平』に『滴天髄』という明代の占星術の要素を取り入れ、さらに日本人向けにアレンジするという大胆な再編集を繰り返したのです。今日いうところに「四柱推命」がこうして誕生しました。
 『淵海子平』は「四柱推命」の源流という説明をときどき目にしますが、この2つの占いには、精密さや洞察の深さという点で、少なからぬ差異があります。K師は「『四柱推命』は当たらない」とよく口にされていました。 ・・・(中略)・・・ 。
 たとえば『淵海子平』では画然と分けて考える情報を、「四柱推命」では簡略化のために一つの情報として考えます。ここに大きな分岐点があります。
 なかでも「敗財」は他人に尽くす奉仕の星ですが、「劫財」は他人から奪う星です。常識的に考えても、この二つは分けて考えなければならないのに、四柱推命ではすべて「劫財」として処理しているのです。(p.54-55)
 これ以外にも、四柱推命ではできないことがいくつか書かれている。いままで四柱推命だけを習ってきた人が、この本を読んだら、多分納得するんだろう。それどころか「かつて真反対の鑑定をしてきたかも・・・」と思い到ってビビっちゃうかもしれない。

 

 

【易の的中率】
 易は本来当たるもの、役に立つものであるという認識でした。しかし生徒さんに易を立てさせてみると、皆さん的外れ、とんちんかんな答えが多いのには首をかしげました。
 いったい私と生徒さんとどこが違うのだろう?
 よく観察してみると、皆さん、浅い呼吸です、 ・・・(中略)・・・ それで右に説明した呼吸法を生徒さん全員にやっていただいたところ、みるみる易の的中率が上昇し、皆さんびっくりしていました。(p.75)
 易って、結局のところ顕在意識だけではどうにもならず、潜在意識を活用できなければ意味のない占いなのである。故にこそ潜在意識を喚起する呼吸法が大事になってくる。「呼吸と想念(意識)は連動している」と出口王仁三郎さんも言っていた。著者の指導法は的確だろう。
   《参照》   『霊の礎』 出口王仁三郎 (あいぜん出版)
             【想念と肺臓、愛と心臓】

 

 

【営業に有効なNLP】
 余談ですが、私の欲しかった「他人の行動を誘導するテクニック」はNLP〈神経言語プログラミング〉と呼ばれる技術体系にあることを知りました。
 人間を「視覚タイプ」「聴覚タイプ」「感覚タイプ」の三種類に大別して、その心理的なポイントをつくこの方法は効果絶大で、このテクニックを身に付けた私は毎月早々に営業のノルマを達成し、充分な時間の余裕を手に入れ、修行に力を入れました。(p.99)
 著者は、保険の営業をしていたらしい。並みの保険の外交員なら、自ら努力し研鑽するより、神頼みついでに宗教団体にでも属して、そこの会員を鴨にしようと考えるんだろうけど、著者のようにどんなことにも努力し研鑽する姿勢が身についている人は、やっぱり違う。参考図書まで記述している。
 NLPについてさらに知りたい方は、ロバート・ディツル『NLPコーチング』 タッド・ジェイムス&ワイット・ウッドスモー『NLPタイムライン・セラピー』〈以上VOICE〉 リチャード・バンドラー『神経言語プログラミング』〈東京図書〉などの書籍をおすすめします (p.100)

 

 

【・・・予感・・・】
 一万三千年前、私は五十六歳の女性で、ムー大陸かレムリア大陸であろうと思われる場所に住んでいました。 ・・・(中略)・・・ 。丘の上にいた人々がぎゅうぎゅう押し込まれるように乗り込むと、もうそこには私の乗る余地はありませんでした。
 私は飛び立つように飛行士に合図を送り、乗り物は飛び立ちました。私の足もとには、すでに水が押し寄せていました。飛び立った乗り物が見えなくなるまで見送ったとき、水は私の胸まで来ていました。(今度生まれ変わったら、私は必ず宇宙船に乗るわ!)こう思ったところで意識が消えました。
 催眠から目覚めてからも、現世でまた同じような運命が待っているような予感がして、身震いしました。(p.103)
   《参照》   『地球維新 解体珍書』 白峰・鹿児島UFO (明窓出版) 《後編》
             【2012年以降】
             【日本と日本人が根本から変わらなければ・・・】

 

 

【プレアデスと日本】
 歴史書『契丹古伝』には、大昔に人類が宇宙船に乗ってゴビ湖 ―― 現在のゴビ砂漠 ―― に降り立ったことが書かれています。彼らはゴビ湖が干上がるとともに移動していきましたが、やがて東方の国にたどりついたとあります。東方の国とは、おそらく日本でしょう。この人達はプレアデスから来たと考えるのが妥当のようです。(p.160)
 これと同じことは、中丸薫さんの著書 『古代天皇家と日本正史』 に書かれていたと記憶している。
 また、中丸さんは他の著作でも、自らに関わりの深いプレアデスについて、しばしば言及している。
   《参照》   『2013年、「地球」 大再編の仕組み』 中丸薫 (青志社)
             【安曇野】
 私がメッセージとして受け取ったものを要約しますと ・・・(中略)・・・ 日本にいち早く移り住んだのはプレアデス人です。日本人は、プレアデスの末裔なのだと私は信じています。(p.160)
 プレアデス ―― 牡牛座に見られる、日本語で「昴」と呼ばれる星団です。その美しいきらめきからでしょうか、昔から人々の間でさまざまに語られてきた星々です。
 木花咲耶姫はプレアデス人なのだろうか・・・これは私にとって驚きでした。(p.161)

 

 

【霊峰富士の天然水素水】
 水素は水と空気と熱に弱い性質を持っています。水素は空気に触れると飛散してしまいます。フランス・ルルドの泉の聖水ですら、その場で飲むしか方法がないのです。 ・・・(中略)・・・ こうした理屈は、霊峰富士から湧き立つ霊水には通用しませんでした。驚くべきことに、この水は、重く、温度を加えても分解しない珪素に包まれていて、空中に飛散しない天然の水素水ということでした。 ・・・(中略)・・・ 木花咲耶姫からのメッセージを受け取ったのです。
「千珠よ、たくさんの人を救ってあげなさい。その水は花千珠――バナセンジュ――とせよ」 (p.168-170)
 霊峰富士の麓には、優れた温泉もある。
   《参照》   『温泉風水開運法』 光悠白峰 (明窓出版)
            【家族連れで、ど~~~ぞ】

 

 

【日本の使命】
 木花開耶姫はおっしゃいます。
「日本人は、プレアデスの末裔なのです。
 日本人には、世界を救う責任があります。そのために、日本人には数々の長所を授けているのです。
 勤勉・優秀な頭脳・正直・誠実・人に尽くす心 ―― こうした美徳を用いて、地球の平和を確立し、貧しい国を地上からなくして下さい。それには日本人の技術を用いなさい。日本には素晴らしい技術があります。日本で設計・開発した工業製品を他の貧しい国に作ってもらうのです。そうすれば日本も他国も豊かになることができます。
 こうした科学技術は、実は私たちがプレアデスからテレパシーで送っているのです。ですから日本人は、こうした技術を独り占めしてはいけません。(p.186)

 自然災害を少しでも少なくするために、一人でも多くの人が自分の魂に目覚めて欲しいのです。魂を大切にしてほしいのです。環境を大切に、人々は愛し合い、富は独占するのではなく、できるだけ分ちあってほしいのです。
 とくに日本人には、目覚めてほしいのです。日本こそは、私たちプレアデス人にとって心の故郷だからです。きたるべきアセンション、そしてその後の地球の真の目覚めの時代に向けて、日本人の役割はきわめて重要なのです」 ―― (p.188)
   《参照》   『ガイアの法則[Ⅱ]』 千賀一生 (ヒカルランド) 《前編》
             【過去の文明と同じ過ちを繰り返さないために】

 

 

【善も悪も、隠しようもなくなります】
 2007年10月から、地球はフォトンベルト(宇宙に存在する高いエネルギーを持った光の帯)の影響を受けるようになり、エネルギーが降り注ぐようになりました。地球再生の道が、見え始めました。
 フォトンベルトの影響を受けるようになると、地球人の光の部分はますます輝き、闇の部分はますます暗くなります。これまで地味ながら正しい道を歩いてきた人たちが注目され、一般人の範として敬意を払われるようになる一方、不正な手段で利益を得てきた人々、自分の利益のみに固執してきた人々の正体が暴露されるようになります。
 善も悪も、隠しようもなくなります。
 地球がフォトンベルトに完全に突入するのは、2012年。その時までに、人類は変わらねばなりません。(p.189-190)
 世界中の富を不正に操作していた国際金融資本家たちによる巨悪は、近年白日の下に晒されたことで、世界は第3次世界大戦勃発が阻まれ、現在最終的な課題である国際金融破綻(国家連鎖破綻)も回避が不可能ではない状態になりつつある(現時点では完全に防がれたわけではないけれど・・)。
 国家においても、地方においても、邪悪な人々がそのままでいられることなど、決してない。なぜ、善も悪も、隠しようもなくなるのかは、最近の読書記録の中に何度も書いてきたけれど、改めてリンクしておきます。
   《参照》   『新説2012年 地球人類進化論』 中丸薫・白峰 (明窓出版) 《後編》
            【心を浄化していく限り】

 

 

<了>