《前編》 より

 

 

【イエスと黒住宗忠】
 拙著『太陽の神人・黒住宗忠』(たま出版)を読んでいただくと、黒住宗忠もイエスと同じような奇跡をいくつも起こした人物であることがわかるでしょう。死者をよみがえらせたり、飛ぶように歩いたり、ハンセン病や盲目を治したとか、嵐を鎮めたりするなど、イエスと同じような奇跡を起こしています。(p.160)
 イエスはマイトレーヤの奇魂、黒住宗忠はマイトレーヤの和魂、と書かれている。

 

 

【『言向け和し』ても意識改革なきものに与えられる『最後の審判』】
 地球の大霊界が8割くらいご開運がなったら、残り2割の中で、どうしても言うことを聞かない存在は、原則界のご存在や光のミロクグループから、江戸時代でいう〈遠島(えんとう)〉を申し付けられます。つまり、地球から出ていってもらい、『宇宙の牢獄』に入らせることがあるみたいです。これがいわゆる『最後の審判』なのです。
 古神道には『言向け和す(ことむけやわす)』という言葉があります。これは言霊・神言・真言の力で説得し、調和させることをいいます。シベリアにいた大ヤマタノオロチさまは、最後は『言向け和す』ことができました。『言向け和す』ことにどうしても応じない存在が、『宇宙の牢獄』に入ることになります。
 既得権を手放そうとしない官僚や政治家が、日本の改革を甚だしく遅らせている。さんざん『言向け和している』のに一向に応じないのなら、日本人であろうと『宇宙の牢獄』に行ってもらうしかなくなるだろう。
 いまのままでは地球が危ないのです。わだかまりを捨てて、調和の方向に持っていくしかありません。グレートチェンジとは、意識改革する時代なのです。人間も意識改革しないといけません。神々やさまざまな存在も全部、意識改革を迫られる時代なのです。『今まではそうだった』は通用しなくなります。恐るべき時代と、希望の時代が同時にやってきます。(p.200)
 中央のみならず地方行政においても、お金の流れる場所で手前勝手な既得権を行使しているオッサンたちは、覚悟しておいた方がいいでしょう。
   《参照》   『日本民族の役割』 助安由吉 (エイト社)
                【穢れた行政】
 ポイントは、直霊マイトレーヤさまや輪転聖王さまが人類を救済するのではなく、人類のリーダーとなって、心ある人類とともに進化のための精神的・政治的大改革を断行する人物たちだということです。そうすることで、人類の苦難が減ります。本書は、人類の意識改革のための本でもあります。(p.202)

 

 

【地球人類の卒業試験】
 前述したように、人類の受け皿の試金石になるのが、『核なき世界』への世界的な運動の盛り上がりです。『獣』や『赤き龍』とよばれる存在は、偉大なご存在たちが圧倒的な力で宇宙へ戻してくださる予定ですが、その霊的バックボーンを失って弱体化する国際原子力マフィアや軍産複合体を解体させ、核ゼロの世界を実現するのは私たち人類の仕事です。(p.202)
 核廃絶と脱原発は地球人類の卒業試験であり、そこから人類の宇宙時代が始まります。核廃絶と脱原発の卒業試験をクリアーすることで、宇宙人類へと進化し、数少ない宇宙の高級人類の仲間に入ることが出来るのです。(p.203)
 高度な霊性を備えた人々、スターシードたちの見解は、核廃絶・脱原発という点で一致している。この一点においてブレることは全くない。
 原発マフィアに取り込まれている政官財界と、原発によって経済的に豊な生活を享受している一部地域の住民だけが、愚かにも地球人類進化の足を強烈に引っ張り続けている。
 原発マフィアの食いものにされている日本の実情は、以下のリンクから末端まで辿ってください。
    《参照》   『日月神示の緊急未来予測』 大石憲旺・中矢伸一・高島康司 (ヒカルランド) 《後編》
              【全部活断層の上】

 

 

【植林の神】
 スサノオノ尊はイタケルノ命(五十猛命)、オオヤツヒメノ命(大屋津姫命)ツマツヒメノ命(柧津姫命)ら3柱の子神とともに、日本中にさまざまな樹木を植えます。『日本書紀』には、『すべて大八洲国(日本のこと)の内に、播殖して青山になざずということなし』と述べられています。
 スサノオノ尊は子神であるイタケルノ命たちとともに、世界の神話でも珍しい植林の神です。世界遺産・
熊野本宮大社 ではスサノオノ尊はさらにヴァージョンアップして、『ケツミコノ大神』という生命の神、農業の神として、大地に恵みを与える神になります。・・・中略・・・。
 イタケルノ命は日本全国に植林をした偉大な功績により、『有功(いさおし)の神』と讃えられています。(p.216)
 先にも書き出したように、日本は、「太陽・月・地球」という自然を敬うからこそ世界の中心となるにふさわしい国柄なのだけれど、アマテラス、ツキヨミ、スサノウの三貴神の中で、スサノウは言うまでもなく「地球」を統べる役割の神。その神が「植林の神」でもあったというのは、意外に盲点だった。
 今後、大量の失業者が出るでしょうから、それらの人々に人類の原点である農業へ帰ってもらい(帰農)、荒廃した農地を再生することです。そして、異常気象に強い作物を栽培して、食糧危機を乗り越えていくことです。(p.223)
 異常気象に強い作物って、何なのだろう?

 

 

【富士山爆発の可能性】
 地質学の権威・木村政昭琉球大学教授は様々な媒体で、「富士山は3年以内の爆発する可能性が高い」ことや「2015年プラスマイナス3年以内に八丈島付近で巨大地震が起こり、東京湾沿いに3・11大震災を引き起こした津波の3倍前後が襲う」ことなどを予測している。これが八丈島付近で起これば、東南海、南海と連動し、大災害が日本列島を襲うことが予想される。(p.262)
 富士山は、日本人の気持ちに連動する霊山なのだけれど、もう数年前から尋常ならざる状態が続いている。
 宇宙規模のエネルギーに誘引されて噴火が起こる場合と、人為的に起こされる場合がありうるのである。
    《参照》   『地球大改革と世界の盟主』 白峰由鵬 (明窓出版)
              【日本人の意識と連動する霊峰富士】
    《参照》   『図解「闇の支配者」頂上決戦』 ベンジャミン・フルフォード (扶桑社)
              【新世界皇帝:ジェイ】
    《参照》   『大宇宙連合からの啓示』 田村珠芳 (徳間書店) 《4/4》
              【人類支配計画の最終章と、宇宙人が見ているもの】

 

 

【自神拝開運法】
 自分の無意識の中に『過去の自己(青年の自己、子どもの自己、前世の自己)』が存在します。その中にトラウマ(心的外傷)やコンプレックス(こだわり、とらわれ)があります。
 『過去の自己』の対立・不調和が、外界に投影して、人間関係に悪影響を与えているわけです。個人の集合体が国民であり、国民同士の関係の悪化が戦争になります。
 あなたは鏡で、自分に笑顔を向けていますか。私は毎日、鏡に向かうたびにニッコリしています。鏡の自分に向かって、ニッコリするのも一種の自神拝です。日頃、次のように祈るとよいでしょう。
 『おかげ様で、ありがとうございます。宇宙の大いなる意志、大調和に基づく天命もちて、とってもありがたいわが内なる心が平和でありますように。とってもありがたい現在の自己と過去の自己が陰陽調和されますように』
 自神拝開運法を行うことで自分の霊性が光り輝くと、周囲が明るくなります。内なる神仏のパワーが顕現すると、守護の神仏も元気になり、確実に開運していきます。まずは、鏡の前の自分にニッコリして、自分をねぎらい、ほめて、たっぷり栄養を与えてください。そして、自分だけでなく、相手にも和顔愛語するとよいでしょう。そうすると開運シンクロニシティ(意味ある偶然)が働き、開運するのが早くなるのです。(p.294-295)
 この著作では「自神拝」と書かれているけれど、下記の著作には「自霊拝」という言葉が使われている。
     《参照》   『神々の聖地』 山田雅晴 (たま出版)
               【三種の神器は人の心の有り様を表わす】

 

 

【日本人本来の人生観・世界観に回帰しよう】
 「人類が今、直面している核の脅威や食糧危機、環境破壊、気候変動なども、大地や自然を畏敬する心が育っていないことに起因する」というのが山田の考え方だ。
 そこで『産土の心』を取り戻し、大地に感謝し、地球上で生かされていることに気づく。また自神拝によって、自分自身に宿っている神性である一霊四魂を育て、「おかげ様でありがとうございます」という感謝の心を取り戻せば、相手を敬う心が育ち、人類が直面している危機的な状況も回避できるというのだ。
 山田は「人類一人ひとりがもつ人生観・世界観が、未来の方向性を決めていく」と述べている。(p.297)
 日本人が、キリスト教のもつ「終末」という世界観に与してはいけない。また、世界は永遠に「輪廻盛衰する」という仏教的な世界観に与することもふさわしくない。惟神の世界観は、「神を祀る限りにおいて、世界は永続する」というものである。日本国の祭主である天皇陛下は、祭祀を絶やすことなく継続してくれているけれど、多くの国民がかつてのように日常の祭祀に心を向けるようになるなら、日本人がもつ世界観によって未来を良きものにすることは容易なはずである。
     《参照》   日本文化講座 ③ 【 宗教文化 】
               【キリスト教と仏教と神道の世界観】
 

 

<了>