ドリームタイム(=夢の時間)は、超スピリッチュアル次元の世界であるというタイトルだけれど、要は精神世界のあり方を基調とした書籍である。2009年1月初版。
【本当の正直さが、みんなに自由を与える】
よしもと 私、小説の一番大事なところはたいてい夢の中から持ってくるんです。小説の大切なところは夢に出るまで待つんです。
レーネン そのとおりだと思います。
よしもと だけど、自分が現実の中でうそをついたり、その場を丸くおさめたりすることを多くして正直さを減らしていくと、そこに行けなくなるんです。なので、自分の生活を正直にすることを心がけています。
レーネン 本当の正直さが、みんなに自由を与えると私は思います。
よしもと そうですね。そういうふうにしたら、またすぐにその世界に行けるようになりました。(p.36)
よしもとばななさんの小説を読んだ読者は、そこに綴られている正直な思いによって助けられたのだろう。
レーネン そのとおりだと思います。
よしもと だけど、自分が現実の中でうそをついたり、その場を丸くおさめたりすることを多くして正直さを減らしていくと、そこに行けなくなるんです。なので、自分の生活を正直にすることを心がけています。
レーネン 本当の正直さが、みんなに自由を与えると私は思います。
よしもと そうですね。そういうふうにしたら、またすぐにその世界に行けるようになりました。(p.36)
レーネン 私が思うのは、「完全な正直さ」だと思います。すべての人間関係、仕事、結婚、セックスの関係でも、最初に会ったときから完全に正直であるということです、秘密は正直さではないと思います。あらゆる人間関係の中で秘密は持たない。真実、正直さを実践することが大切です。
よしもと うん、そうです。それは意外に難しいことじゃないので。
レーネン 私も難しくないと思いますが、難しいときがあるのも事実です。(p.39)
正直に語れば、当たりさわりのある事態が生じる事もあるけれど、それによって縁が切れる人は、切れていいというふうに語られている。
よしもと うん、そうです。それは意外に難しいことじゃないので。
レーネン 私も難しくないと思いますが、難しいときがあるのも事実です。(p.39)
よしもと 私もよく率直に言って、絶交されることが多いんです。
レーネン あなたはどっちみちそういう人は要らないでしょう。
・・・(中略)・・・
よしもと 「お願いだから本当に思っていることを聞かせて」と頼まれるから、正直に言うんです。そうすると、絶交される。本当にたくさんそういうことがあります。
レーネン それでいいんです。(p.51)
この世では「嘘も方便」といわれる世渡り方法が有効なこともあるけれど、魂があけすけに見えてしまう“超スピ次元”では、「嘘」は通用しない。いかなる目的であれこの世において正直さを素直に出さない形式的な生き方をしていたら“超スピ次元”との感応力は弱くなってしまう。つまり魂的にまったく向上しない。レーネン あなたはどっちみちそういう人は要らないでしょう。
・・・(中略)・・・
よしもと 「お願いだから本当に思っていることを聞かせて」と頼まれるから、正直に言うんです。そうすると、絶交される。本当にたくさんそういうことがあります。
レーネン それでいいんです。(p.51)
《参照》 『22を超えてゆけ』 辻麻里子 (ナチュラルスピリット)
【地球との音程のズレ】
【地球との音程のズレ】
【血縁ではなくエネルギー】
《参照》 『アミ3度目の約束』 エンリケ・バリオス (徳間書店) 《前編》
【地球当局と銀河系当局の違い】
レーネンさんは、いかなる家族形態(ホモ、レズ)かに関係なく、養子を受け入れることにもっと積極的になるべきだ、という意見を述べている。しかし日本では、両親が揃っていないと養子を育てることはできないという法律になっているらしい。つまり、独身者は養子を育てられない! 日本の制度は、銀河系当局の基準から見てかなり遅れている。
編集部 人工授精についてどう思われますか。
よしもと 動機によると思いますね。だって、私は自分で子供を産んで、養子でも大丈夫だなと一層思いました。血がつながっているから好きなんじゃなくて、日々世話をしていくうちにエネルギーが太くつながって自分の子供になっていくと思うんです。
レーネン 私もそう思います。要はエネルギーなんです。今この地球上には、助け、愛と慈しみを必要としている子供がいっぱいいます。(p.76)
ここで言っているエネルギーとは「愛」のことだろう。「血」がつながっていても「愛」のない親子関係なんていっぱいある。その逆もいっぱいありうるだろう。宇宙の基本法は「愛」である。よしもと 動機によると思いますね。だって、私は自分で子供を産んで、養子でも大丈夫だなと一層思いました。血がつながっているから好きなんじゃなくて、日々世話をしていくうちにエネルギーが太くつながって自分の子供になっていくと思うんです。
レーネン 私もそう思います。要はエネルギーなんです。今この地球上には、助け、愛と慈しみを必要としている子供がいっぱいいます。(p.76)
《参照》 『アミ3度目の約束』 エンリケ・バリオス (徳間書店) 《前編》
【地球当局と銀河系当局の違い】
レーネンさんは、いかなる家族形態(ホモ、レズ)かに関係なく、養子を受け入れることにもっと積極的になるべきだ、という意見を述べている。しかし日本では、両親が揃っていないと養子を育てることはできないという法律になっているらしい。つまり、独身者は養子を育てられない! 日本の制度は、銀河系当局の基準から見てかなり遅れている。
【浮気の問題】
《参照》 『神との友情 (上)』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版)
【愛なのか、必要性なのか】
《参照》 『分裂する未来』 坂本政道 (ハート出版) 《後編》
【本当の愛と自己愛】
レーネン 夫あるいは妻がだれかとセックスをしたことに関して罪悪感を覚えさせることは、ただ新しいカルマを創造するだけです。
人に罪悪感を覚えさせることは、相手を支配することです。支配するということは新しいカルマをつくっているだけなのです。みんな既にカルマを持って生まれてきているのに、これ以上新しいカルマをつくる必要はないと思います。それよりは現実的に、お互いにちゃんと帰ってくるのであれば、遊んでしまえばいいじゃないですか、ということです。(p.84)
“超スピ次元”は“魂”を基としている。地上世界の社会通念は“魂”の次元に立脚していない。地球人の多くは、「浮気をしないのが最低限の愛だ」とかって、勝手に思いこんでいる。しかしそう思うのは、「愛」ではなく、家庭と云う安全保障形態を維持したいという「必要性」に立脚しているからだろう。つまり自分を守る(自己愛)ための方便で、それによってカルマの上塗りをしているのである。人に罪悪感を覚えさせることは、相手を支配することです。支配するということは新しいカルマをつくっているだけなのです。みんな既にカルマを持って生まれてきているのに、これ以上新しいカルマをつくる必要はないと思います。それよりは現実的に、お互いにちゃんと帰ってくるのであれば、遊んでしまえばいいじゃないですか、ということです。(p.84)
《参照》 『神との友情 (上)』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版)
【愛なのか、必要性なのか】
《参照》 『分裂する未来』 坂本政道 (ハート出版) 《後編》
【本当の愛と自己愛】
【無条件の愛と不適切な優しさ】
レーネン すべての魂には、どんなことであれ、その魂が選択する出来事があり、人をその人の時間、空間、やり方で成長させてあげなければならないのです。これが無条件の愛なのです。この人生で成長を遂げる人もいますし、何度も転生を経て成長する人もいます。
人のために苦しみ、痛みを分かち合うことが優しさ、親切さであると思うのであれば、あなたはあなたの魂が選択した人生の目的にフォーカスするエネルギーを失い、結果的に自分の魂を傷つけることになるのです。(p.106)
困っている人を具体的に助けることと、困っている人の苦しみ痛みに心で共鳴(同情)することは、全く別のことである。魂は人それぞれに違う目的を持って生きている。困っている人は困る状況の中で成長することがその人にとっての魂の学びなのだけれど、その人以外の魂はその人と同じ課題を持って生まれてきたわけではない。深く共鳴(同情)することによって心の水面を波立たせて客観的状況を正確に写せない状況では、具体的な助け方も分からないだろう。
人のために苦しみ、痛みを分かち合うことが優しさ、親切さであると思うのであれば、あなたはあなたの魂が選択した人生の目的にフォーカスするエネルギーを失い、結果的に自分の魂を傷つけることになるのです。(p.106)
客観性を確立すると、あなた自身のバイブレーションが上がり、成長が実現されるのです。(p.106)
【期待とは、制限すること】
《参照》 『神との対話 ③』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版) 《前編》
【外からの承認】
レーネン 期待は制限です。期待は、数ある可能性の中の特定のことに制限する、ということですから、期待を持つことは制限を課すことと同じなのです。私たちの多くが、期待を持たないということをメインのテーマとして生きています。(p.110)
祈りながら、自分が望む結果を期待しているとしたら、根本的に間違っているだろう。他者のための愛の祈りであっても、対象(他者)自らの魂の学び則して相応しい結果を選びとることを許すべきだろう。期待はいらない。それが無条件の愛。期待は無条件に反する。《参照》 『神との対話 ③』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版) 《前編》
【外からの承認】
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