《前編》 より
 

 

【水瓶座の時代】
 水瓶座の時代は、バランス、調和、平和、さとりの時代です。この時代には、人はサイキック的な世界に気がついていきます。地球を意識体として尊敬するようになります。倫理観が重要になります。また水瓶座のエネルギーによって、人はすべてのものにデュアリティを見出します。デュアリティとは、すべてがまったく異なるバイブレーションが同時に存在するということです。人間の女性性と男性性、魂とパーソナリティ、左脳と右脳、ポジティブとネガティブがあることです。そして、これらの2つの異なるバイブレーションが混ざり合い、バランスと調和が実現され、平和へと移行していきます。(p.117)
 魚座の二千年紀は分離の時代、水瓶座の二千年紀は統合(融合)の時代。
 デュアリティ(二元性)が混ざり合って(融合して)ゆくことになる。
 左脳仕様の男性的文明はやや減速し、右脳仕様の女性的文明が現われ出て、両者が対立せず対等に融合してゆくようになるだろう。
   《参照》   『神さまが教えてくれた幸福論』 神渡良平・小林正観 (致知出版) 《後編》
             【日本の役割】
   《参照》   『続2012年 地球人類進化論』 白峰 (明窓出版) 《後編》
             【2016年、水瓶座への突入】
 水瓶座の時代 ・・・(中略)・・・ 自分を尊敬すること、霊的な自信を学ぶことが必要なのです。(p.227)

 

 

【価値観の変容】
 成功がお金の額、名声で測れる時代ではありません。成功とは、自分がどう感じるかというエネルギーなのです。心地よさを感じるかということなのです。お金があろうが、なかろうが、満ち足りているというエネルギーがあるかということです。さまざまな価値観が変化するのです。(p.121)
 日本に100万人以上いるといわれる「ひきこもり」たちは、古い価値観の親たちによって、一方的に心配されたり抑圧されたりしているんだろう。この世には、意味のない仕事がけっこういっぱいある。ただおカネのために意味のない仕事が存在していて、これらに従事している人も多いだろう。周囲の大人たちがどう思おうと、自分の心に素直に従えばいい。たいていの大人たちは「おカネの奴隷」である。

 

 

【進化した魂を持つ子供たち】
 今の時代、多くのインディゴチャイルドが生まれてきています。 ・・・(中略)・・・ 。こういう子供達は、学校に行かずとも学びます。
 こういう子供たちの個を尊重しないで、クリエイティブさを刺激してあげないと、鬱、自殺傾向、暴力的傾向が出てきます。(p.125)
   《参照》   『アセンション関連の動画集 《その3》』
 このように進化した魂を持つ子供たちの役割は、人を再教育すること、地球を癒す助けをすること、平和をもたらすことです。(p.149)
 数年前、空港の搭乗ゲート待合室で、「二人とも社会人を5年やって資金ができたから、これから世界のために生きるに相応しい場所を探しに行きます」と言っていた若いカップルに出会ったことがある。この子たちには「頑張ってね」と言うことも不要だなと思いつつ、ウンウンと嬉しい気持ちで頷いていた。間違いなくインディゴだろう。

 

 

【結婚の動機】
 結婚する動機は何であるかをきちんと決めてください。正直に次の質問に答えるのです。
 1.結婚から何がえたいのか?
 2.将来、何を経験したいのか? キャリア、子供、霊的な学びなど
 3.夫に(妻に)自分を平等に扱うことを求めるか?
 あなたの正直な答えを相手に伝え、相手がどう生きなくてはならないかをきちんと理解してもらってください。そうすれば、結婚を続けることができます。(p.143-144)
 単なる安全保障が動機なら、相手が同意したとしても、魂は成長できないだろう。
   《参照》   『結婚しなくていいですか。』 益田ミリ (幻冬舎)
             【結婚しなくていいですか】

 

 

【未来の結婚】
 私には、未来の結婚がどうなるか定義はできませんが、私たちが想像するものを超え、非常に進化したものになると思います。2人が家庭を持つというスタイルではなく、3人、4人が一緒に住み、家庭を持つものになると思います。そういう関係を構築している人たちもすでにいると思います。(p.208)
 最近、旦那や奥さんが、異性の友人と旅行に行くことを全く気にしない若い夫婦はけっこういるらしい。古い世代や浮気にプッツンしているような結婚観を持っている人たちにとっては、アリエナイ夫婦なんだろうけど、彼らは倫理観が壊れているのではない。壊れているのは、愛の本質が理解できずにそう思っている方である。

 

 

【カルマの発生】
 それぞれが、自分で自分のことを対処することに責任を負わず、だれかが一方的に責任を負うと、これがカルマになるのです。
 人は、何かに直面したとき「こんなことが起きるなんて、私が何をしたのでしょうか?」と言います。多くの場合、私たちが経験することはカルマによるものです。ほとんどの場合、過去世からの未完了のことを完了するために出来事が起きるのです。ですから、親の要求によって生きてはいけないのです。そうすることは、私たちがバランスに到達することを邪魔します。(p.218)
 子供に要求したり期待する親はたくさんいることだろう。期待は親の未熟さの現われである。そんな親は、期待することによって自らが子供の手足をモギ取って、生涯にわたり自分の許を飛び立てなくさせているようなものである。それをされると、子供は未完了の課題を未完了のまま持ち越したままになる。そして未熟な親は自分の未来に末長く負担を背負いこむという結果を受け取り、そのことによって学ぶ(カルマを償う)ことになる。
 ポイントは自発性である。

 

 

【すべてはあなた自身の選択と責任】
 選択をすることは、多くの人にとって難しいことです。人は間違った選択をしたくはないと思うので、選択をしないのです。自分で選択をしないでいると、他人に自分を支配し、操作することを許してしまうことになるのです。
 選択することは難しくはないと気がつくことが重要です。まず、間違った選択はないと知ってください。 ・・・(中略)・・・ 多くの人が、ベストな選択という1つの選択だけがあると思っています。人は、その最高の選択を見つけようと自分を苦しめています。 ・・・(中略)・・・ 人生に完璧な選択などないのです。 ・・・(中略)・・・ 選択の結果が気に入らない場合、新しい選択をしてください。(p.238-239)
 自分自身の選択なら仕切り直しに際して自己責任ゆえのパワーが生じるけれど、人の勧めで選択すると他罰的な無責任さの上に胡坐をかいてしまうことでカルマを発生させてしまう。
 自発、自立、その基盤から出発しないかぎり生まれてきた意味が消失してしまうのである。
   《参照》   『風の谷のあの人と結婚する方法』 須藤元気 (ベースボール・マガジン社)
             【のび太の自立】
   《参照》   『女神と鳳凰にまもられて』 暁玲華 (アメーバ・ブックス) 《前編》
             【古神道の命】

 

 

<了>