《前編》 より

 

 

【潜在意識の浄化と自己責任の受け入れ】
 今後、第3密度から第4密度へ移行する過程で、潜在意識内に潜んでいるさまざまなことがらが、順次浄化されていきます。その結果として、第4密度に移行した暁には、潜在意識内の恐れはもちろんのこと、なにもかもきれいになくなっています。つまり、その段階になると顕在意識と潜在意識の区別はつかなくなり、すべてのことを自覚するようになります。
 その結果、自分の思い、考えがそのまま100%実現される、つまり、自分が自分の体験する現実を100%創造しているということを実感するようになります。
 そのため、すべては自己責任という認識が深まります。(p.93)
 第4密度に移行して行けば、因縁だとかカルマだとかを「撒き餌」にして“ボロ儲け”している宗教団体は、ブラックボックスを失うから自ずと消えてゆくということ。

 

 

【顕在意識と潜在意識の区別はつかなくなる理由】
 第4密度に移行すると、何故、顕在意識と潜在意識の統合が進むかというと、松果体の活性化に関与しているらしい。
 その過程(松果体が活性化される過程)で、脳波の周波数が下がっていきます。 ・・・(中略)・・・ シータ波(4~7ヘルツ)になっていきます。これは今では、浅い眠りの状態の時の脳波です。潜在意識に相当すると言われています。また、左脳と右脳の両方を統合して使うようになります。これも松果体が活性化される結果です。(p.122-123)
 松果体は、アセンション関連の著作においては必ずと言っていいほど言及されている重要な器官。
   《参照》   『行き先は5次元』 船井幸雄 (ヒカルランド) 《前編》

             【直感力の受信器官である松果体の強化について】

 

 

【死後の世界はどうなるか】
 死後の世界はどうなるかということですが、それを理解するには、まず、第4密度の地球では、死後世界はどうなるのかということをお話するのが分かりやすいでしょう。
 ズバリ言って、第4密度の地球では、フォーカス23から26に相当する領域はありません。フォーカス27に相当する領域のみとなります。
 第4密度の人間は、死がどういうものかということをはっきり理解しています。そのため誤った信念やさまざまな思いによって死後にフォーカス23~26に相当する領域に留まる理由がありません。(p.98)
 フォーカス23~26の世界については、下記リンクに書き出してある。
   《参照》   『死後体験Ⅱ』 坂本政道 (ハート出版)
             【死後世界】

 

 

【エコ感覚】
 ガイドとつながるようになると、さまざまなものと共感するようになります。
 さまざまなものとは、人、動物、草木、そしていわゆる自然、山とか川とかです。さらに木霊とか精霊のような存在や、山などに宿り古代の人が神と呼んだような存在たち。そういったものと自分が共感し、交信するようになります。ただ他人とテレパシーでつながるということはあまりないように思います。 ・・・(中略)・・・ それよりも動物、近所にいる猫とか犬と通じる、交信することが起きてきます。(p.100)
 今は萌芽期だからエコロジーが語られているけれど、そのうちわざわざ教育しなくたって、当たり前の認識になるということ。第4密度になって肉食を続けたがる人がいるかどうか。第3密度の世界にあって人間を食べたいというのは、進化の袋小路に入っているレプティリアンのみである。

 

 

【物にたいする共感覚】
 ところで日本人は「物」に対しても共感の想いを持っています。機械や道具に共感の想いを持っていて、「生命が宿っている」と感じることができます。これは伝統かもしれません。もしかしたらそこにも真理があるのかもしれません。日本人には古代ムーの思想がそのまま残ったと言われています。そして日本人の考え方の基底にそれが今でも生きています。それは第4密度的な思想ですが、普段はそれが表に出てくることはありません。(p.103-104)
 諸外国人に比べて、日本人は、物に心を通わす性があるのは明らかである。ロボット犬のアイボが発売と同時に即完売と言われた頃、日本にいた外国人に「日本人ってオカシイ、信じられない」と言われたことがある。だから外国人用に下記リンクを書いておいたのだけれど、日本人のように繊細な意識のない外国人たちは、「物」に対してなんか絶対に意識が及ばないのだろう。
   《参照》   日本の産業技術力について《前編》

              □ ロボット先進国・日本 □

 自然と意識を通わすエコ意識は、高度な科学技術を生む意識と同じ意識に基づいているのだろうけど、そんな日本人だからこそ、かつてムー大陸で実現していた社会制度を、近未来の地上において復活させることができるはずである。第4密度で実現する社会とは、かつてムー大陸にあったのと同様な社会である。
   《参照》   『黄金の帝国』  三原資忍  サン企画
             【ムァーの社会】

 

 

【ガイドを意識する】
 そして、今、初めて、ガイドに意識を向け始めたのです。ガイドとしてこんなにうれしいことはないはずです。みなさんが実際に気づいてくれることを待ち望んでいることでしょう。(p.131)
 誰にでも生まれたときから複数のガイドさんはついてくれているのだけれど、そのことを人々に知らせて、自分の成長のために積極的に協力してもらおうとしているのは、ヘミシンクを用いて多くの人々に貢献している著者くらいなものだろう。その点、自分の主催する宗教団体の教団霊を守護霊だなどと出鱈目なことを言っている教祖より、はるかにまともであり信頼できるというものである。
 ところで、ガイドさんを呼びたいとき、どうしたらいいかというと。
 ガイドとの交信を象徴するような絵、イラストをあらかじめ作っておいて、それを思い描くというのでも良いと思います。(p.134)
 「イメージ遊び」なんて言ったら、薄らトンカチな左脳頭は「幼稚園児じゃあるまいし」なんて言って嘲笑うんだろうけど、高次元では象徴こそが速やかな導通を可能にする術なのである。「イメージ遊び」ができない左脳頭は低次元。
 バシャールも動画の中で自分の象徴を語っているけれど、こっちで勝手に決めておけば、ガイドさんはそれに応じてくれる。

 

 

【深い意識レベルまでを解放する】
 ヘミシンクとか瞑想が重要なのは、深い意識レベルにある恐怖や信念を解放できるからです。
 つまり、生命誕生までさかのぼる過去も含め、現在の自分が持っている恐れや怒り、体験、信念といったものを手放す手助けが可能なのです。そのためには深い意識までアクセスする必要があります。普段、目覚めている状態ではいくらアクセスしようと思っても、アクセスできません。アクセスできないので、恐れや信念を手放すことができないのです。
 ところが瞑想する、座禅をする、ヘミシンクをすることによっていわゆる脳波がシータ波の状態、デルタ波の状態になることで、そういった恐れなどを解放することができるのです。解放することで、コアでピュアな自分、あるいはハイアーセルフとのつながりができさらに強くなるのです。(p.201)
 深い意識レベルにある恐怖や信念を解放できていなければ、それらが薄黒い雲のようになって魂を覆っているから、宇宙の根源からくる繊細な波動は魂にまで届かず、アセンション(霊的進化)の障害となってしまうらしい。
 今年の末の根源からの波動のピークに間に合わなくても、地球自体の振動数が高まることで、ガイドさんにつながりやすくなるのだろう。これからでもアセンションは可能である。タイムリミットは2020年頃らしい。

 

 

 ガイドに関しては、
    《参照》   『超意識 あなたの願いを叶える力』 坂本政道 (ダイヤモンド社)

 

    《参照》   DVD版激動の時代を生きる英知【坂本政道・ヘミシンク】

 
<了>