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 『地球維新 vol.1』 の後継図書だから内容は似ている。麻、麻、麻、その重要性が繰り返し語られている。
 2004年7月初版。

 

 

【麻はクリスタル粒子】
 麻はなんとクリスタル粒子であった。麻の抽出液を太陽にかざすと、クリスタルと同じ七色光を発しているのだ。地球上の物質で、元素レベルではなく、素粒子レベルで調べた場合に、麻と一番エネルギー共鳴を起こすのがクリスタルなのである。
 クリスタルにはどういう作用があるかといえば、エネルギーを増幅する働きがある。
 すなわち、麻にもエネルギーを増幅する力がある、ということになる。
 ・・・(中略)・・・ あの、壮大なピラミッドを建てるときに麻の布を使った。麻の布を敷いて重い石を動かすと、重さが変わってしまう。エネルギーの増幅により重力が変わってしまうのだ。
 縄文時代の地球には、このクリスタルの結晶体の型をもつ麻がたくさん生えていた。だから、縄文時代の地球はもっと軽かったということだ。 ・・・(中略)・・・ 。
 今のような近代文明になって、麻が少なくなって、地球が重くなってきたのである。(p.29-30)
 クリスタルは誤用によってアトランティス大陸を海中に沈めてしまったというほど大きなエネルギー増幅力を持っているけれど、麻は植物の中で、クリスタルに最も近い波動を持っている。
 もちろん人体に対しても同じ作用がある。
 大麻のビールを飲んで、大麻の蕎麦を食べたことがある。大麻のサラダも出してくれて、全部食べた。
 それでどうなったかというと、体がまず浮いたように軽くなった。(p.35)

 

 

【思いの重さから超脱する “中今の生き方” 】
 我々の先人たちが構築していた縄文意識は非常に軽い意識なんです。過去の後悔、未来への不安に執着していないんです。だからライト(かるい=光)です。
 今の人間の意識からいっても、たとえば悩み事のある人はどこに出るのも億劫になりますよね、根が生えたように重く、究極的には病気になって寝込んでしまいますよね。すごい重力です。ところが、悩み事のない人はどこでも背中に羽が生えたように飛んでいきますよね。
 つまり、瞬間瞬間の意識でも、軽い、重いというのがあると思います。人間一人一人が軽くなって、そして 「永遠の今」 を生きるようになったら、人間の集合意識を通して、あらゆる想念が軽くなります。つまり、重力が軽くなるんです。(p.120-121)
 物理的な重さのみならず、思いにも軽重がある。
 麻を生活の中で常用・多用していた縄文人たちの意識は現在の人類より遥かに軽かった。故に、縄文人達は死というあちら側世界への誕生を機に、月や星に身軽に戻って行ったのに、現代人は行くべき場所すら分からずに、死後も心配を抱えたまま自縛霊となって地上をウロチョロしているのである。

 

 

【麻薬と大麻は別のもの】
 大麻には 「薬理成分」 は入っていますが、禁断症状や中毒症状が現れなくて、致死量もありませんから麻薬ではないといえます。法律的に言っても、大麻取締法と麻薬取締法は全く別の法律として位置づけられています。したがって、麻薬と大麻は別のものなのです。(p.52)
 なのに、いまだに 「大麻取締法」 は解除されていない。
 麻には、人体に対して非常に効果的なエレメントがあるからこそ、太古から神道の祭祀に不可欠なものとして用いられてきたのであるけれど、日本の復活を強固に阻もうとする勢力によって、依然として 「大麻取締法」 が解除されていない。「大和意識」 を封印し続けているのである。
   《参照》   『地球維新 vol.1 』 窪塚洋介・中山康直  明窓出版
              【麻をめぐる物語】
 大麻は、人体のあらゆる病気に効果的でありすぎるが故に既存の製薬業界がその利用を阻み、繊維としても優れているために石油化学繊維業界に原油を供給するオイル業界がアメリカ政府を通じて阻んでいるのである。
 これには、背後に宇宙のパワーゲームを感じざるをえません。
 アメリカ政府が接触している宇宙人は “黒いTシャツたち” といわれ、人間のエゴ意識と同調する存在ですから、まさに、この地球という場でエゴ戦争の宇宙物語が起きているのです。(p.58)
 エゴ意識が大麻復活を拒む最大の理由は、大麻によって脳内に生成されるメラトニンという脳内物質によって、人類の松果体が目覚め、見えないものが見える “第三の眼” という霊眼が開かれることによって、エゴ意識を有する邪悪な存在が看破されてしまうからなのである。
 人体を進化させる薬効成分としての 「魔法」 とは 「麻法」 のことである。
 全ての人々によって邪悪な存在が看破され、エゴ意識が存在しづらくなれば、それだけで素晴らしい世界ができ上がるということは、簡単に理解できるであろう。それを嫌がるのは、心底邪悪な人々だけである。他者を陥れようとして出鱈目な風評を流す邪悪さも、冤罪創出もエゴ意識ならではの技法である。
   《参照》   『ジュリアの音信』  山波言太郎  でくのぼう出版

 

 

【未来社会は天空へ向けて進化する】
 エネルギー革命というのは地下から地上をへてだんだん天空に移行していくのではないかと思っています。(p.64)
 石油・石炭・ウランは地下。風力・水力・波力・バイオ・水素は地上。完成形は真空磁場から物質化現象を使う宇宙科学理論によって抽出されるエネルギーということだろう。

 

 

【カンパラ】
その植物のことをアルシオネでは 「カンパラ」 と言っていました。「プレアデスの星」 という意味なんです。それが地球の文化では 「カバラ」、すなわち 「生命の樹」 というかたちで伝えられており、神聖幾何学をかなでるフラワーオブライフとして、麻の葉模様と相似をなす放射状の母体という生命の繋がりを現わしています。(p.77)
 その植物とは、核で汚染された星を中和し浄化する力をもつ植物。この地球上においては、まさに 「麻」 なのである。被曝してしまった福島原発の周辺には、大麻の種を多量に撒いて繁茂させればいいのである。ひと夏で費用をかけずに殆どの放射能は除去できるのである。
しかしながら、闇の支配者に抑えられている福島原発は、麻を用いたこの技法を採用せず、あえてカネのかかる除染方法を用いることで、闇の支配者にカネを還流させている。人を殺しながら利益を上げる。医療も原発も全く同じである。

 

 

【麻の服】
 麻というものが持っている周波数が、高次元の周波数と共鳴しやすくなっているんです。調和の布なんですね。天と地を紡ぐという働きがあるんです。(p.79)
 近年、衣料品店に行っても麻製品はほとんどない。せいぜい混麻の下着がある程度である。

 

 

【プレアデスの轍 : 排除と統合】
 プレアデスというのは、完全に二元性を統合する前に悪と闇を排除してしまったんです。
 本当は、悪あっての善、善あっての悪、光あっての闇、闇あっての光なんですよ。だから、二元性を統合するためには、どうしても闇が必要になってくるんです。
 プレアデスはその進化のプロセスで、真・善・美を体得し、推し進めすぎてしまって、二元性が完全に統合し切る前に、闇と悪を排除してしまったんです。悪も闇のないために、プレアデスでは進化のプロセスが止まり、統合ができない。(p.98-99)
 キリスト教団の中にあってはエッセネ派、仏教教団の中にあっては上座部(小乗)の轍が、プレアデスの写しだったのであろう。
   《参照》   『第五福音書』 R・シュタイナー  イザラ書房
              【仏陀との対話】
   《参照》   『もういいよ』  神かつ子  地湧社
              【「判断」する “人格” と 「選択」する “魂” 】

 排除ではなく統合。
 忍耐という “愛” を欠くと “すべてでひとつ” という “統合” はならず、“排除” になってしまう。

 

 

【金星はプレアデスの出張所】
 金星を経由してきた御魂をもった人が、この地球にもたくさんいます。弘法大師空海さんがそうですね。「室戸岬で明けの明星が口から入ってきた」 という表現で暗示していますけども、実は 「自分が金星人だということを思い出した」 ということなんです。
 空海さんは 「虚空蔵求聞持法」 といって、アカシック・レコードとつながる ―― つまり宇宙図書館とつながる ―― 秘法を持っていたので、記憶力が増したといわれていますけれども、それは ・・・(中略)・・・ アクセス法を身につけていたということなんです。
 プレアデスの出張所のような金星という存在は、この地球を、バランスをとるために調整しているのです。このように銀河のあらゆる星々は様々なレベルでつながり合っています。(p.102-103)
 アカシック・レコード = 宇宙図書館 = アルシオネ関連の記述なら下記。
   《参照》   『奇跡の日  人類、地球そしてフォトン・ベルト』 渡邊延朗 ガイア出版 
              【アセンションとは、カゴメ(籠目)のお祭り、そして、龍宮城復活】

 

 

<了>

 

  白峰・著の読書記録

 

  中山康直・著の読書記録

     『うれしうれしで超えよう2012年の銀河パーティ』

     『ネオスピリチュアルアセンション』

     『地球維新 vol.1 』

     『瀬織津姫システムと知的存在MANAKAが近現代史と多次元世界のタブーを明かす』