昔昔のお話です。
長靴を履いた猫がおりました。
森の中を探検してまわるのが 日課でした。
ここに星が好きな女の子がおりました。
ほたるさん ぽんずくん、まいもこさん カイ・チャーリーくん すず・NANAちゃん
「綺麗ねぇ。お月様に行ってみない？」
当時はまだ 月に設備と言えるものも
そうありませんでしたから
移動には宇宙服を着ます。
「無重力 素敵。
ふわふわゆっくり あせっちゃいけないって思うわね。」
「昔 時間泥棒がいたよね。
せかせか さくさく仕事して
一杯時間を作ってください。
余った時間は貯蓄して 必要な時に使いましょう。」
「そうそう でも時間銀行の人は悪者で
長く生きようと みんなの時間を盗もうとしたのよね。
だから時間をとりかえされたら あっという間に
灰になって消えちゃった。」
「時間を節約することはあっても
その時々をしっかり生きないと
働き蟻よりひどい生活よね。思い出も何も
なんにも残らないもの。」
うさ耳型シールドを付けて
月にある観光施設内です。
「昔の宇宙服と記念撮影しましょ。」
「この時代の宇宙飛行士は大変だったわよね。
基本スーツは繊維でできていたから
どんなに丈夫でも限界があって
圧がかかって何か刺さったりなんかしたら
破けてしまうもの。
３次元しかなかったから 物理的構造物ばかりだったのよね。」
素敵な眺めでした。
うきうきわくわく 話も弾みます。
「月面望遠鏡で 地球を撮って帰るわよ。」
「あら、長靴を履いた猫さん
日向ぼっこしてるわ。
あくびなんかして 気持ちよさそう。」
「これも撮って お土産に渡しちゃおう。」
「長靴を履いた猫さん お土産よ。」
「ありがとう。宇宙はどうだった？
お礼に花束をあげるね。」
皆は宇宙と地球の話に花が咲きました。
「お礼銀行を作った人もいたわね。
して貰ったことのお礼にチップみたいに
渡すもの。」
「お金の制度のあった時代は
便利だけど 世界中がつながると
お金に縛られる人が出てきて
貧乏な人や裕福な人が出てきて
皆あくせくしちゃうし
お金の管理が銀行だと
無理が出て来るのよね。」
「お金の流通制限ではどうにもならないこともあるからね。」
「ブロックチェーンという情報システムを
みんなが管理できるように
若い若い謎の人物が作ったの。」
「そうそう 仮想通過（暗号資産）で
現実にやり取りされる以外のお金のやり取りもできるようになったし
権利のやり取りやらいろいろできるようになったのよね。」
宇宙に出るということは
歴史を見つめるということでもあるようでした。
歴史は繰り返しながらも
進歩もあるよね。
猫絵本 赤ずきんちゃん物語
さて問題です。
チョークアートはどこに出てきたでしょう
答え
お返しの花束です。
練習に模写したもの。
掲載する間がなくなるから
本日２回目の投稿でした。
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