姫野カオルコ『リアル・シンデレラ』ほか
11月12月と気もそぞろにバタバタしていたせいか、読んだ本の感想を書くのから逃げていまして、と自分に言い訳してるだけなんですが。
読んだ本はというと
姫野カオルコ『リアル・シンデレラ』
正岡子規著、天野祐吉編、南伸坊絵『笑う子規』
半藤一利『名言で楽しむ日本史』
都築響一『夜露死苦現代詩』
荻原浩『あの日にドライブ』
以上の5冊で、『名言、、』と『夜露死苦、、』はまだ全てを読んだわけじゃないんだけど、まあこうゆう本は一度にドンと読まなくてもいい本なので。
それぞれに面白かったり、身にしみたり、目から鱗だったりの良い本でした。
『リアル・シンデレラ』のヒロイン倉島泉(せん)は1950年に諏訪で生まれ、その地で生きた女性です。生涯を終えたと書けないところがミソ(笑)です。《自分の周りにいる自分じゃない人にいいことがあったら、自分もうれしくなれるようにしてください》と願いを込める、そんな生き方をした人です。かつて彼女の周りにいた人達が彼女を回想します。《...私も彼も見るからである。月のように清らかに、星のようにまたたく千尋の幸福を。倉島泉という人に。》とてもリアルな物語なのにメルヘンを覚えるような小説。不思議な魅力に取り憑かれながら読みました。
NHK『坂の上の雲』でその知名度が一躍一般家庭まで浸透した感のある正岡子規である。じつのタイムリーな刊行で、ブーム便乗な感じもするけど、子規を祐吉と伸坊で遊んじゃおうって企画が嬉しい。師走にちなんでの一句なら、「人間を笑うが如し年の暮れ」。ちゃんちゃん~♪
旅に出たのは 何故だと尋かれ
ひとりぼっちは 何故だと尋かれ
涙がひとつ 答えてる
遠く煌めく 灯台だけが
私の恋を 知っている
旅に疲れた 女がひとり
「津軽海峡冬景色」
石川さゆりさんです
こんな前振りに導かれて、歌手がステージに歩み出て歌い出す。これって昭和として刷り込まれている歌の景色だよね。玉置宏だよ!玉置宏。
「...もう一度人生をやり直すことができるとしたら、どこからだろう。」がテーマの小説。よくある設定だよね。で、「...甘美な言葉だが、きっと夢想するだけだからいいのだ。本当にそんなことが現実になってしまったら、たまったもんじゃない。...」と、現状肯定で落ち着く。『あの日にドライブ』。もうすこし面白い話しにして欲しかったな。
読んだ本はというと
姫野カオルコ『リアル・シンデレラ』
正岡子規著、天野祐吉編、南伸坊絵『笑う子規』
半藤一利『名言で楽しむ日本史』
都築響一『夜露死苦現代詩』
荻原浩『あの日にドライブ』
以上の5冊で、『名言、、』と『夜露死苦、、』はまだ全てを読んだわけじゃないんだけど、まあこうゆう本は一度にドンと読まなくてもいい本なので。
それぞれに面白かったり、身にしみたり、目から鱗だったりの良い本でした。
『リアル・シンデレラ』のヒロイン倉島泉(せん)は1950年に諏訪で生まれ、その地で生きた女性です。生涯を終えたと書けないところがミソ(笑)です。《自分の周りにいる自分じゃない人にいいことがあったら、自分もうれしくなれるようにしてください》と願いを込める、そんな生き方をした人です。かつて彼女の周りにいた人達が彼女を回想します。《...私も彼も見るからである。月のように清らかに、星のようにまたたく千尋の幸福を。倉島泉という人に。》とてもリアルな物語なのにメルヘンを覚えるような小説。不思議な魅力に取り憑かれながら読みました。
- リアル・シンデレラ/姫野 カオルコ
- ¥1,785
- Amazon.co.jp
NHK『坂の上の雲』でその知名度が一躍一般家庭まで浸透した感のある正岡子規である。じつのタイムリーな刊行で、ブーム便乗な感じもするけど、子規を祐吉と伸坊で遊んじゃおうって企画が嬉しい。師走にちなんでの一句なら、「人間を笑うが如し年の暮れ」。ちゃんちゃん~♪
- 笑う子規/正岡 子規
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
- 名言で楽しむ日本史 (平凡社ライブラリー)/半藤 一利
- ¥819
- Amazon.co.jp
旅に出たのは 何故だと尋かれ
ひとりぼっちは 何故だと尋かれ
涙がひとつ 答えてる
遠く煌めく 灯台だけが
私の恋を 知っている
旅に疲れた 女がひとり
「津軽海峡冬景色」
石川さゆりさんです
こんな前振りに導かれて、歌手がステージに歩み出て歌い出す。これって昭和として刷り込まれている歌の景色だよね。玉置宏だよ!玉置宏。
- 夜露死苦現代詩 (ちくま文庫)/都築 響一
- ¥998
- Amazon.co.jp
「...もう一度人生をやり直すことができるとしたら、どこからだろう。」がテーマの小説。よくある設定だよね。で、「...甘美な言葉だが、きっと夢想するだけだからいいのだ。本当にそんなことが現実になってしまったら、たまったもんじゃない。...」と、現状肯定で落ち着く。『あの日にドライブ』。もうすこし面白い話しにして欲しかったな。
- あの日にドライブ (光文社文庫)/荻原 浩
- ¥650
- Amazon.co.jp
マイ・ソングス6/いしばしゆみこ&サンセットレビュー
★いしばしゆみこ&サンセットレビュー
『マイ・ソングス 6』
12月18日津南町文化センターホール
いしばしゆみこのオリジナル曲によるコンサート『マイ・ソングス』も早6回目を数えます。つまり6年目の マイ・ソングス。メンバーそれぞれ仕事が忙しい中、練習日を工面し、生まれたばかりの新しい曲にアレンジを施し演奏を積み重ね、更に手直しをしてステージ にかけ、皆さんに聴いていただく。そんなことを6年の間、続けてきたわけです。曲作りから、ポスター・フライヤ作り、そしてコンサートのPAまで、全て自 分達で行うことは、アマチュアならではの楽しさがあります。そのうえ、わたし達の歌と演奏が、聴いてくれる皆さんを楽しませることができるのなら、これに 勝る喜びはありません。
と、鼻息も荒く意気軒昂に突入したライヴでしたが、PAや機材搬入の前日夜から雪降りで、当日は朝からずっと止まずに雪が降り、ライヴを行うにはちょっとツライ天候でした。お客が来ないだろうな、と思ったとおりに少ないお客さんで、でもこんな雪降りの中でも聴きに来てくれた人がこれだけ(笑)いたのは嬉しかった。
左から、いしばしゆみこ、島田信宏、金井秀樹、貝沢伸一
ソング・リスト
1. ランラララン (作詞・作曲:石橋優美子)
2. くもり空が好き (作詞:下村誠・作曲:石橋優美子)
3. 大いなる海原へ (作詞・作曲:石橋優美子)
4. 大空へ (作詞・作曲:石橋優美子)
5. SNOW FESTIVAL (作詞・作曲:石橋優美子)
6. 初めてのイヴ (作詞・作曲:石橋優美子)
7. secret number-1
8. 再 会 (作詞・作曲:石橋優美子)
9. RAIN OF MY TEARS (作詞・作曲:石橋優美子)
10. 坂 道 (作詞:下村誠・作曲:石橋優美子)
11. 貴婦人 (作詞・作曲:石橋優美子)
12. 明日笑顔になれるよ (作詞・作曲:石橋優美子)
13. この街 (作詞・作曲:石橋優美子)
14. secret number-2
15. パンドラの箱 (作詞・作曲:石橋優美子)
16. ねがい (作詞・作曲:石橋優美子)
17. 忘れない (作詞・作曲:石橋優美子)
わたしのうた~マイソングスでは今回初めてカバー曲をやりました。さりげなく、みんなが知っている曲を”箸休め”のようにやってみようということになり、1曲はこの季節に合わせて山下達郎の「クリスマス・イブ」。もう1曲はインストでボサノバ風「ルパン三世のテーマ」をやってみました。オリジナルの合間にこうゆう曲をやるのも気分転換になって楽しかった。
今回のメインギターはFender Custom Shop マスター・ビルダー、トッド・クラウス作の1956 Stratocaster。これはブラウニー風カラーにビンテージ・ノイズレス・ピックアップ+midブーストが搭載されたモデルでレリック仕様です。どんな曲にも使えそうな凄く良いギターです。もう1本はGibson ES-125TDC (1968年)、マーク・リーボウが一時愛用していたモデルですね。あとはファントム・マンドギター、Fender Japan ストラト12弦、サブに用意したバレー・アーツのストラトです。
アンプは久々にステージに乗せたマチレスDC-30。'93年頃、石橋楽器にいる先輩を訪ねたら「店内で展示してた新古品扱いのマチレスがあるよ」と言われ、今から考えると安価で購入できたありがたいアンプ。オーバーホールしたから調子もいい。ただただ、使う俺っちの腕が追いつかないのが玉にキズ(笑)
今回の足下にはこんなものを使用。クロン・ケンタウルス、エレハモ・スモールクローン、エレハモ・ホーリーグレイル、デミター・トレモロは常連さん。今回の歪みはRATに任せ、飛び道具にボス・ハーモニスト。あとはコルグ・チューナーとグヤトーンのパワー・サプライ。
まあ、ギタリストのブログなので、ライブの感想というよりは使用した楽器の紹介でした。チャンチャン~♪
これまでの「わたしのうた」~「マイ・ソングス」
◆わたしのうた 1=2004
◆わたしのうた2 =2006
◆わたしのうた3 =2008
◆わたしのうた 4=2009
◆マイ・ソングス5 =2010
ブログ:マイソングス5
◆2011.6.26ライブYouTube
『マイ・ソングス 6』
12月18日津南町文化センターホール
いしばしゆみこのオリジナル曲によるコンサート『マイ・ソングス』も早6回目を数えます。つまり6年目の マイ・ソングス。メンバーそれぞれ仕事が忙しい中、練習日を工面し、生まれたばかりの新しい曲にアレンジを施し演奏を積み重ね、更に手直しをしてステージ にかけ、皆さんに聴いていただく。そんなことを6年の間、続けてきたわけです。曲作りから、ポスター・フライヤ作り、そしてコンサートのPAまで、全て自 分達で行うことは、アマチュアならではの楽しさがあります。そのうえ、わたし達の歌と演奏が、聴いてくれる皆さんを楽しませることができるのなら、これに 勝る喜びはありません。
と、鼻息も荒く意気軒昂に突入したライヴでしたが、PAや機材搬入の前日夜から雪降りで、当日は朝からずっと止まずに雪が降り、ライヴを行うにはちょっとツライ天候でした。お客が来ないだろうな、と思ったとおりに少ないお客さんで、でもこんな雪降りの中でも聴きに来てくれた人がこれだけ(笑)いたのは嬉しかった。
左から、いしばしゆみこ、島田信宏、金井秀樹、貝沢伸一
ソング・リスト
1. ランラララン (作詞・作曲:石橋優美子)
2. くもり空が好き (作詞:下村誠・作曲:石橋優美子)
3. 大いなる海原へ (作詞・作曲:石橋優美子)
4. 大空へ (作詞・作曲:石橋優美子)
5. SNOW FESTIVAL (作詞・作曲:石橋優美子)
6. 初めてのイヴ (作詞・作曲:石橋優美子)
7. secret number-1
8. 再 会 (作詞・作曲:石橋優美子)
9. RAIN OF MY TEARS (作詞・作曲:石橋優美子)
10. 坂 道 (作詞:下村誠・作曲:石橋優美子)
11. 貴婦人 (作詞・作曲:石橋優美子)
12. 明日笑顔になれるよ (作詞・作曲:石橋優美子)
13. この街 (作詞・作曲:石橋優美子)
14. secret number-2
15. パンドラの箱 (作詞・作曲:石橋優美子)
16. ねがい (作詞・作曲:石橋優美子)
17. 忘れない (作詞・作曲:石橋優美子)
わたしのうた~マイソングスでは今回初めてカバー曲をやりました。さりげなく、みんなが知っている曲を”箸休め”のようにやってみようということになり、1曲はこの季節に合わせて山下達郎の「クリスマス・イブ」。もう1曲はインストでボサノバ風「ルパン三世のテーマ」をやってみました。オリジナルの合間にこうゆう曲をやるのも気分転換になって楽しかった。
今回のメインギターはFender Custom Shop マスター・ビルダー、トッド・クラウス作の1956 Stratocaster。これはブラウニー風カラーにビンテージ・ノイズレス・ピックアップ+midブーストが搭載されたモデルでレリック仕様です。どんな曲にも使えそうな凄く良いギターです。もう1本はGibson ES-125TDC (1968年)、マーク・リーボウが一時愛用していたモデルですね。あとはファントム・マンドギター、Fender Japan ストラト12弦、サブに用意したバレー・アーツのストラトです。
アンプは久々にステージに乗せたマチレスDC-30。'93年頃、石橋楽器にいる先輩を訪ねたら「店内で展示してた新古品扱いのマチレスがあるよ」と言われ、今から考えると安価で購入できたありがたいアンプ。オーバーホールしたから調子もいい。ただただ、使う俺っちの腕が追いつかないのが玉にキズ(笑)
今回の足下にはこんなものを使用。クロン・ケンタウルス、エレハモ・スモールクローン、エレハモ・ホーリーグレイル、デミター・トレモロは常連さん。今回の歪みはRATに任せ、飛び道具にボス・ハーモニスト。あとはコルグ・チューナーとグヤトーンのパワー・サプライ。
まあ、ギタリストのブログなので、ライブの感想というよりは使用した楽器の紹介でした。チャンチャン~♪
これまでの「わたしのうた」~「マイ・ソングス」
◆わたしのうた 1=2004
◆わたしのうた2 =2006
◆わたしのうた3 =2008
◆わたしのうた 4=2009
◆マイ・ソングス5 =2010
ブログ:マイソングス5
◆2011.6.26ライブYouTube
浜田真理子唄会十日町ひそやかなうた
★ 浜田真理子唄会十日町ひそやかなうた ★
12月10日十日町市千年の森ホール
先ずはライヴにお越しいただきました多くの皆様に感謝です。満員の客席ほどライヴを盛り上げるものはありませんから。そしてライヴのスタッフだった十日町公演実行委員会の皆さんに感謝です。この日の満員の客席は、スタッフの宣伝及びチケット販売活動が実を結んだ結果だと思います。そしてなにより浜田真理子さんに感謝申し上げます。真理子さんの音楽の素晴らしさこそが、私達が公演成功に向けて頑張る糧となりました。そして開演からの2時間、真理子さんの歌とピアノは、会場に集まった皆さんひとりひとりの心の中に感動として静かに届いたと思います。終演後、ホールから出てくる皆さんの温かな表情、そして立ち去りがたくロビーで話し続ける人達を眺めながら、僕はいち音楽ファンとしての満足感と、そして主催者としての誇らしさを味わうことができました。皆さん、ありがとうございました。
僕が真理子さんそして事務所の美音堂へ十日町公演の打診をしたのが5月末でした。やりましょう、という意向は受けましたが、真理子さんのツアーなどのスケジュールをにらんで日程を決めることになり、9月のあたま頃に12月10日と決まりました。
そこから僕の地下工作(笑)が始まりました。宣伝のためのサンプルCD&DVD作り、そして真理子さんの紹介パンフレット、それらを十日町・津南の音楽好きの友人知人に配りました。その反応を見たうえで実行委員会を組織。僕の昔からの仲間である妻有我楽多倶楽部のメンバーに、真理子さんの音楽をことのほか気に入ってくれた女性達をメンバーに誘い、他数人の友人達によって実行委員会ができあがりました。
10月末にチケット・ポスター・フライヤーが出来上がり、ここからがライブ当日に向けた実戦の始まりでした。地元紙各紙に浜田真理子十日町公演についての寄稿をし、地元FM曲から真理子さんの曲が流れるよう取りはからってもらい、あとは会う人ごとにチケットを勧める。11月のひと月は、あっという間に過ぎた感じでした。
僕は20代の頃から、地元でアマとプロの音楽公演に携わってきました。十日町が織物でまだ賑わっていた’70年代の頃はともかく、それ以降今日まで、音楽公演の集客はじり貧状態が続いています。そんな中での今回の真理子さんの十日町公演、私達の意気込みもさることながら、勧められた皆さんの反応がとても良かった。特に女性の反応が良いことに、これはもしかしたら、、、と感じました。
そしてそんな良い感じのとおり、当日の会場には多くの皆さんが集まり、会場を満員にすることができました。
開演、浜田真理子さんがステージに登場。
Song List
【第一部】
1.Quiet Voice(作詞:浜田真理子・作曲:J.P.Martini)
2.ひそやかなうた(作詞・作曲:浜田真理子)
3.ミシン(作詞・作曲:浜田真理子)
4.十五夜(作詞・作曲:浜田真理子)
5.しゃれこうべと大砲(訳詞:東大音感合唱研究会・作曲:シシリー島民謡)
6.夜が明けたら(作詞・作曲:浅川マキ)
7.あなたへ(作詞・作曲:浜田真理子)
【第二部】
1.骨董屋(作詞・作曲:浜田真理子)
2.街の灯り(作詞:阿久悠・作曲:浜圭介)
~Mr. Lonely(作詞・作曲:B.Vinton / G.Allan)
3.Hope I don’t fall in love with you(作詞・作曲:Tom Waits)
4.遠い場所から(作詞・作曲:浜田真理子)
5.一本の鉛筆(作詞:松山善三 作曲:佐藤勝)
6.さよならColor(作詞・作曲:永積タカシ)
7.わたしたちのうた(作詞・作曲:浜田真理子)
【アンコール】
America(作詞・作曲:浜田真理子)
胸の小箱(作詞・作曲:浜田真理子)
歌い終え、ステージの袖に帰ってくる真理子さんの幸せそうな笑顔が忘れられません。僕は、この笑顔のためにこの場をしつらえたのかもしれないなとふと思いました。
真理子さんは、いつどこのライブに行っても、アルバムと変わらない素晴らしい歌声とピアノを披露します。これはじつは凄いことなのです。常に安定して高いパフォーマンスを披露するというのは、日頃の修練のたまものです。
僕はこの夜、真理子さんのような本物のプロの音楽を、地元の皆さんに聴いて楽しんでもらえたことが、ほんとうに嬉しかったのです。
終演後、浜田真理子さんとマネージャーの竹中さん、
そして十日町公演実行委員会の面々。
公演を終え、安堵してるのかボ~ゼンとしてるのか、とにかく満足な俺。
そして真理子さん。
それは十日町、12月10日の夜のことじゃった、、、。
12月10日十日町市千年の森ホール
先ずはライヴにお越しいただきました多くの皆様に感謝です。満員の客席ほどライヴを盛り上げるものはありませんから。そしてライヴのスタッフだった十日町公演実行委員会の皆さんに感謝です。この日の満員の客席は、スタッフの宣伝及びチケット販売活動が実を結んだ結果だと思います。そしてなにより浜田真理子さんに感謝申し上げます。真理子さんの音楽の素晴らしさこそが、私達が公演成功に向けて頑張る糧となりました。そして開演からの2時間、真理子さんの歌とピアノは、会場に集まった皆さんひとりひとりの心の中に感動として静かに届いたと思います。終演後、ホールから出てくる皆さんの温かな表情、そして立ち去りがたくロビーで話し続ける人達を眺めながら、僕はいち音楽ファンとしての満足感と、そして主催者としての誇らしさを味わうことができました。皆さん、ありがとうございました。
僕が真理子さんそして事務所の美音堂へ十日町公演の打診をしたのが5月末でした。やりましょう、という意向は受けましたが、真理子さんのツアーなどのスケジュールをにらんで日程を決めることになり、9月のあたま頃に12月10日と決まりました。
そこから僕の地下工作(笑)が始まりました。宣伝のためのサンプルCD&DVD作り、そして真理子さんの紹介パンフレット、それらを十日町・津南の音楽好きの友人知人に配りました。その反応を見たうえで実行委員会を組織。僕の昔からの仲間である妻有我楽多倶楽部のメンバーに、真理子さんの音楽をことのほか気に入ってくれた女性達をメンバーに誘い、他数人の友人達によって実行委員会ができあがりました。
10月末にチケット・ポスター・フライヤーが出来上がり、ここからがライブ当日に向けた実戦の始まりでした。地元紙各紙に浜田真理子十日町公演についての寄稿をし、地元FM曲から真理子さんの曲が流れるよう取りはからってもらい、あとは会う人ごとにチケットを勧める。11月のひと月は、あっという間に過ぎた感じでした。
僕は20代の頃から、地元でアマとプロの音楽公演に携わってきました。十日町が織物でまだ賑わっていた’70年代の頃はともかく、それ以降今日まで、音楽公演の集客はじり貧状態が続いています。そんな中での今回の真理子さんの十日町公演、私達の意気込みもさることながら、勧められた皆さんの反応がとても良かった。特に女性の反応が良いことに、これはもしかしたら、、、と感じました。
そしてそんな良い感じのとおり、当日の会場には多くの皆さんが集まり、会場を満員にすることができました。
開演、浜田真理子さんがステージに登場。
Song List
【第一部】
1.Quiet Voice(作詞:浜田真理子・作曲:J.P.Martini)
2.ひそやかなうた(作詞・作曲:浜田真理子)
3.ミシン(作詞・作曲:浜田真理子)
4.十五夜(作詞・作曲:浜田真理子)
5.しゃれこうべと大砲(訳詞:東大音感合唱研究会・作曲:シシリー島民謡)
6.夜が明けたら(作詞・作曲:浅川マキ)
7.あなたへ(作詞・作曲:浜田真理子)
【第二部】
1.骨董屋(作詞・作曲:浜田真理子)
2.街の灯り(作詞:阿久悠・作曲:浜圭介)
~Mr. Lonely(作詞・作曲:B.Vinton / G.Allan)
3.Hope I don’t fall in love with you(作詞・作曲:Tom Waits)
4.遠い場所から(作詞・作曲:浜田真理子)
5.一本の鉛筆(作詞:松山善三 作曲:佐藤勝)
6.さよならColor(作詞・作曲:永積タカシ)
7.わたしたちのうた(作詞・作曲:浜田真理子)
【アンコール】
America(作詞・作曲:浜田真理子)
胸の小箱(作詞・作曲:浜田真理子)
歌い終え、ステージの袖に帰ってくる真理子さんの幸せそうな笑顔が忘れられません。僕は、この笑顔のためにこの場をしつらえたのかもしれないなとふと思いました。
真理子さんは、いつどこのライブに行っても、アルバムと変わらない素晴らしい歌声とピアノを披露します。これはじつは凄いことなのです。常に安定して高いパフォーマンスを披露するというのは、日頃の修練のたまものです。
僕はこの夜、真理子さんのような本物のプロの音楽を、地元の皆さんに聴いて楽しんでもらえたことが、ほんとうに嬉しかったのです。
終演後、浜田真理子さんとマネージャーの竹中さん、
そして十日町公演実行委員会の面々。
公演を終え、安堵してるのかボ~ゼンとしてるのか、とにかく満足な俺。
そして真理子さん。
それは十日町、12月10日の夜のことじゃった、、、。
エリック・クラプトン&スティーヴ・ウインウッドLIVE
●エリック・クラプトン&スティーヴ・ウインウッド
JAPAN TOUR 2011 12月2日 日本武道館
いきなり「泣きたい気持ち」で始まった。俺は感極まったね。1曲目で(笑)。エリック・クラプトンとスティーヴ・ウインウッド、それぞれのコンサートには何度も行ったけど、ふたり揃ってステージに立つ生の姿を見られるなんて、これはもう俺にとっては、夢の中の出来事に思えたよ。
言うまでもなく、クラプトンとウインウッドはまさにロック・レジェンドだ。ロックの歴史を作ってきた伝説的ロック・スターだ。'60年代から今日まで、ほぼフル操業してきた人を伝説と呼ぶのもヘンな話しだが、それだけ彼等ふたりは偉大な足跡を残してきたわけだ。
俺にとってクラプトンとウインウッドは、ロックの門に立っていたスターだった。意識してロックを聴き始めギターを手にした'70年、先ず好きになったのがエリック・クラプトンでありクリームであり、そしてブラインド・フェイスだった。今でも、渋谷陽一のラジオ番組から流れてきた、ブラインド・フェイス「SEA OF JOY」を初めて聴いた時の高揚感を想い出す。クリームの「クロスロード」の大音量を、ヘッドフォンで陶酔しながら聴いたアノ感じは、今でも強く記憶されている。クラプトンを好きになったことで、ブルースを聴くようになったし、そしてエレキを弾くようになった。デラニー&ボニーを知り、デユアン・オールマンを知った。クラプトンが『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』を大好きだと言ったから ザ・バンドを聴くようになった。ロックにハマルって、こうゆうことの積み重ねなんだよね。あの頃の俺にとって、エリック・クラプトンはまさに導師だったわけだ。
といっても、クラプトンって今回で19回目の来日だそうで、俺も何度も足を運んでいるので、もうクラプトンは行かなくてもいいかなって気分はあった。しかし、ウインウッドが一緒となれば、これは是が非でもとなるわけだ。俺の青春ブラインド・フェイス!だもの。
そして「泣きたい気持ち」でライヴは幕を開けた。あのギター・リフ、あの歌声、でも懐かしいというより現役感バリバリな演奏に気分が沸き立つ。バックはドラム、スティーヴ・ガッド。ベースにウィリー・ウィークス。ピアノ・キーボードにクリス・ステイントン。お馴染みの実力派が顔を揃えてガッチリとサポート。J.J.ケイルのナンバーをデラ・ボニ風にキメて、そしてウインウッドがハモンド・オルガンの前に座り「プレゼンス・オブ・ザ・ロード」。嗚呼青春のブラインド・フェイス! トラフィックのインスト・ナンバー「グラッド」にはびっくり嬉しかったし、「フーチー・クーチー・マン」にはクラプトンのブルース魂がエモーショナルに炸裂していた。そしておそらく誰もが特に印象に残った曲としてあげるだろうな、「ジョージア・オン・マイ・マインド」。ウインウッドのソウル魂溢れる歌唱、クラプトンのピュアなギター・ソロの素晴らしさ!改めて、クラプトン巧い!と思い知らされた。
そう言えば、と思ったのは今回のツアー、ギタリストはウインウッドを除けばクラプトンひとりだけ。クラプトンってクリーム以降はずっとサイド・ギタリストを配していたし、サイドに2人のギタリストの時もあった。それが今回はクラプトンひとり(ウインウッドがギター弾く時以外は)。これがすごく良かったと思えた。過去の来日ライヴに比べ、クラプトンのギターは今回が一番雄弁だったと。一番ラウドでうるさいとも言えた。若々しいとも言えた(笑)それ程クラプトンは生き生きとしていた。ウインウッドのオルガンはヴォーカル同様エモーショナルでやはりクロかったし、クロ味に艶があった。まあウインウッドのプレイはいつも安定していて高水準が常なので、彼の凄さ巧さがあまり知られていないようで口惜しいんだけどね。ステイントンのピアノはロック・ピアノの王道で、最近はこうゆうプレイをする人が少ないから貴重な存在だと思う。ガッドとウィークスのように巧い人達は、もはや巧いとかの問題じゃないね。百戦錬磨の猛者がボトムをキープしウネらせるんだから、クラプトンもウインウッドも快感の中で、歌いプレイしているのがわかるよ。楽しそうだもんね。
ライヴを夢心地で聴いていながら、これはクラプトンとウインウッドが「1969年」を今に引き寄せ謳歌しているんだな、と思った。ふたりは、若々しくエモーショナルに「あの時代」を謳っているのだ、と思った俺でした。
JAPAN TOUR 2011 12月2日 日本武道館
いきなり「泣きたい気持ち」で始まった。俺は感極まったね。1曲目で(笑)。エリック・クラプトンとスティーヴ・ウインウッド、それぞれのコンサートには何度も行ったけど、ふたり揃ってステージに立つ生の姿を見られるなんて、これはもう俺にとっては、夢の中の出来事に思えたよ。
言うまでもなく、クラプトンとウインウッドはまさにロック・レジェンドだ。ロックの歴史を作ってきた伝説的ロック・スターだ。'60年代から今日まで、ほぼフル操業してきた人を伝説と呼ぶのもヘンな話しだが、それだけ彼等ふたりは偉大な足跡を残してきたわけだ。
俺にとってクラプトンとウインウッドは、ロックの門に立っていたスターだった。意識してロックを聴き始めギターを手にした'70年、先ず好きになったのがエリック・クラプトンでありクリームであり、そしてブラインド・フェイスだった。今でも、渋谷陽一のラジオ番組から流れてきた、ブラインド・フェイス「SEA OF JOY」を初めて聴いた時の高揚感を想い出す。クリームの「クロスロード」の大音量を、ヘッドフォンで陶酔しながら聴いたアノ感じは、今でも強く記憶されている。クラプトンを好きになったことで、ブルースを聴くようになったし、そしてエレキを弾くようになった。デラニー&ボニーを知り、デユアン・オールマンを知った。クラプトンが『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』を大好きだと言ったから ザ・バンドを聴くようになった。ロックにハマルって、こうゆうことの積み重ねなんだよね。あの頃の俺にとって、エリック・クラプトンはまさに導師だったわけだ。
といっても、クラプトンって今回で19回目の来日だそうで、俺も何度も足を運んでいるので、もうクラプトンは行かなくてもいいかなって気分はあった。しかし、ウインウッドが一緒となれば、これは是が非でもとなるわけだ。俺の青春ブラインド・フェイス!だもの。
そして「泣きたい気持ち」でライヴは幕を開けた。あのギター・リフ、あの歌声、でも懐かしいというより現役感バリバリな演奏に気分が沸き立つ。バックはドラム、スティーヴ・ガッド。ベースにウィリー・ウィークス。ピアノ・キーボードにクリス・ステイントン。お馴染みの実力派が顔を揃えてガッチリとサポート。J.J.ケイルのナンバーをデラ・ボニ風にキメて、そしてウインウッドがハモンド・オルガンの前に座り「プレゼンス・オブ・ザ・ロード」。嗚呼青春のブラインド・フェイス! トラフィックのインスト・ナンバー「グラッド」にはびっくり嬉しかったし、「フーチー・クーチー・マン」にはクラプトンのブルース魂がエモーショナルに炸裂していた。そしておそらく誰もが特に印象に残った曲としてあげるだろうな、「ジョージア・オン・マイ・マインド」。ウインウッドのソウル魂溢れる歌唱、クラプトンのピュアなギター・ソロの素晴らしさ!改めて、クラプトン巧い!と思い知らされた。
そう言えば、と思ったのは今回のツアー、ギタリストはウインウッドを除けばクラプトンひとりだけ。クラプトンってクリーム以降はずっとサイド・ギタリストを配していたし、サイドに2人のギタリストの時もあった。それが今回はクラプトンひとり(ウインウッドがギター弾く時以外は)。これがすごく良かったと思えた。過去の来日ライヴに比べ、クラプトンのギターは今回が一番雄弁だったと。一番ラウドでうるさいとも言えた。若々しいとも言えた(笑)それ程クラプトンは生き生きとしていた。ウインウッドのオルガンはヴォーカル同様エモーショナルでやはりクロかったし、クロ味に艶があった。まあウインウッドのプレイはいつも安定していて高水準が常なので、彼の凄さ巧さがあまり知られていないようで口惜しいんだけどね。ステイントンのピアノはロック・ピアノの王道で、最近はこうゆうプレイをする人が少ないから貴重な存在だと思う。ガッドとウィークスのように巧い人達は、もはや巧いとかの問題じゃないね。百戦錬磨の猛者がボトムをキープしウネらせるんだから、クラプトンもウインウッドも快感の中で、歌いプレイしているのがわかるよ。楽しそうだもんね。
ライヴを夢心地で聴いていながら、これはクラプトンとウインウッドが「1969年」を今に引き寄せ謳歌しているんだな、と思った。ふたりは、若々しくエモーショナルに「あの時代」を謳っているのだ、と思った俺でした。
Eric Clapton & Steve Winwood
Set List - 2011.12.2
Set List - 2011.12.2
01. Had To Cry Today
02. Low Down
03. After Midnight
04. Presence Of The Lord
05. Glad
06. Well Allright
07. Hoochie Coochie Man
08. While You See A Chance
09. Key To The Highway
10. Midland Maniac
11. Crossroads
12. Georgia
13. Driftin'
14. That's No Way To Get Along
15. Wonderful Tonight
16. Can't Find My Way Home
17. Gimme Some Lovin'
18. Voodoo Chile
19. Dear Mr. Fantasy (encore)
20. Cocaine (encore)
ウィルコ『THE WHOLE LOVE』
●WILCO『THE WHOLE LOVE』
今年のフジロックで見たウィルコは凄かったな。ナイーヴなメロディーをラウドなパワーで発散させて、流石アメリカを代表するロック・バンドの風格だった。ウィルコはもともと好きなバンドだったけど、そこにこれまた注目していたアヴァン・ジャズ・ギタリストのネルズ・クラインが参加したわけで、もう見逃せるはずがない!(笑) ネルズのような尖った逸脱系ギタリストまでも抱え込むウィルコの懐深さ包容力はたいしたもんだと感心。当然ネルズもウィルコのサウンドに合わせながら自分の個性をチラ見させてるんだけどね。
そんなライヴの貫禄を見せつけた彼等のスタジオ録音の新作がこれ。自らのレーベルからの第一弾だそうだ。内容はバラエティに富んでいる。デビュー時のセンチで甘めな曲からガンガンのギター・ロック。控えめにシンセ類が鳴り、アヴァンギャルドで音響系な味付けの曲もある。そういえば、フジロックの時、ネルズはギターを弾きながら傍らの小さなシンセを弾いたりしてたな。
様々なサウンドであっても、良いメロディーの曲を書き歌うジェフ・トウィーディがウィルコのぶっとい芯である限り、どんな曲を聴いても、ああウィルコだなって思わせる。いいアルバムです。
今年のフジロックで見たウィルコは凄かったな。ナイーヴなメロディーをラウドなパワーで発散させて、流石アメリカを代表するロック・バンドの風格だった。ウィルコはもともと好きなバンドだったけど、そこにこれまた注目していたアヴァン・ジャズ・ギタリストのネルズ・クラインが参加したわけで、もう見逃せるはずがない!(笑) ネルズのような尖った逸脱系ギタリストまでも抱え込むウィルコの懐深さ包容力はたいしたもんだと感心。当然ネルズもウィルコのサウンドに合わせながら自分の個性をチラ見させてるんだけどね。
そんなライヴの貫禄を見せつけた彼等のスタジオ録音の新作がこれ。自らのレーベルからの第一弾だそうだ。内容はバラエティに富んでいる。デビュー時のセンチで甘めな曲からガンガンのギター・ロック。控えめにシンセ類が鳴り、アヴァンギャルドで音響系な味付けの曲もある。そういえば、フジロックの時、ネルズはギターを弾きながら傍らの小さなシンセを弾いたりしてたな。
様々なサウンドであっても、良いメロディーの曲を書き歌うジェフ・トウィーディがウィルコのぶっとい芯である限り、どんな曲を聴いても、ああウィルコだなって思わせる。いいアルバムです。
- ザ・ホール・ラヴ/ウィルコ
- ¥2,520
- Amazon.co.jp










