エリック・クラプトン&スティーヴ・ウインウッドLIVE
●エリック・クラプトン&スティーヴ・ウインウッド
JAPAN TOUR 2011 12月2日 日本武道館
いきなり「泣きたい気持ち」で始まった。俺は感極まったね。1曲目で(笑)。エリック・クラプトンとスティーヴ・ウインウッド、それぞれのコンサートには何度も行ったけど、ふたり揃ってステージに立つ生の姿を見られるなんて、これはもう俺にとっては、夢の中の出来事に思えたよ。
言うまでもなく、クラプトンとウインウッドはまさにロック・レジェンドだ。ロックの歴史を作ってきた伝説的ロック・スターだ。'60年代から今日まで、ほぼフル操業してきた人を伝説と呼ぶのもヘンな話しだが、それだけ彼等ふたりは偉大な足跡を残してきたわけだ。
俺にとってクラプトンとウインウッドは、ロックの門に立っていたスターだった。意識してロックを聴き始めギターを手にした'70年、先ず好きになったのがエリック・クラプトンでありクリームであり、そしてブラインド・フェイスだった。今でも、渋谷陽一のラジオ番組から流れてきた、ブラインド・フェイス「SEA OF JOY」を初めて聴いた時の高揚感を想い出す。クリームの「クロスロード」の大音量を、ヘッドフォンで陶酔しながら聴いたアノ感じは、今でも強く記憶されている。クラプトンを好きになったことで、ブルースを聴くようになったし、そしてエレキを弾くようになった。デラニー&ボニーを知り、デユアン・オールマンを知った。クラプトンが『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』を大好きだと言ったから ザ・バンドを聴くようになった。ロックにハマルって、こうゆうことの積み重ねなんだよね。あの頃の俺にとって、エリック・クラプトンはまさに導師だったわけだ。
といっても、クラプトンって今回で19回目の来日だそうで、俺も何度も足を運んでいるので、もうクラプトンは行かなくてもいいかなって気分はあった。しかし、ウインウッドが一緒となれば、これは是が非でもとなるわけだ。俺の青春ブラインド・フェイス!だもの。
そして「泣きたい気持ち」でライヴは幕を開けた。あのギター・リフ、あの歌声、でも懐かしいというより現役感バリバリな演奏に気分が沸き立つ。バックはドラム、スティーヴ・ガッド。ベースにウィリー・ウィークス。ピアノ・キーボードにクリス・ステイントン。お馴染みの実力派が顔を揃えてガッチリとサポート。J.J.ケイルのナンバーをデラ・ボニ風にキメて、そしてウインウッドがハモンド・オルガンの前に座り「プレゼンス・オブ・ザ・ロード」。嗚呼青春のブラインド・フェイス! トラフィックのインスト・ナンバー「グラッド」にはびっくり嬉しかったし、「フーチー・クーチー・マン」にはクラプトンのブルース魂がエモーショナルに炸裂していた。そしておそらく誰もが特に印象に残った曲としてあげるだろうな、「ジョージア・オン・マイ・マインド」。ウインウッドのソウル魂溢れる歌唱、クラプトンのピュアなギター・ソロの素晴らしさ!改めて、クラプトン巧い!と思い知らされた。
そう言えば、と思ったのは今回のツアー、ギタリストはウインウッドを除けばクラプトンひとりだけ。クラプトンってクリーム以降はずっとサイド・ギタリストを配していたし、サイドに2人のギタリストの時もあった。それが今回はクラプトンひとり(ウインウッドがギター弾く時以外は)。これがすごく良かったと思えた。過去の来日ライヴに比べ、クラプトンのギターは今回が一番雄弁だったと。一番ラウドでうるさいとも言えた。若々しいとも言えた(笑)それ程クラプトンは生き生きとしていた。ウインウッドのオルガンはヴォーカル同様エモーショナルでやはりクロかったし、クロ味に艶があった。まあウインウッドのプレイはいつも安定していて高水準が常なので、彼の凄さ巧さがあまり知られていないようで口惜しいんだけどね。ステイントンのピアノはロック・ピアノの王道で、最近はこうゆうプレイをする人が少ないから貴重な存在だと思う。ガッドとウィークスのように巧い人達は、もはや巧いとかの問題じゃないね。百戦錬磨の猛者がボトムをキープしウネらせるんだから、クラプトンもウインウッドも快感の中で、歌いプレイしているのがわかるよ。楽しそうだもんね。
ライヴを夢心地で聴いていながら、これはクラプトンとウインウッドが「1969年」を今に引き寄せ謳歌しているんだな、と思った。ふたりは、若々しくエモーショナルに「あの時代」を謳っているのだ、と思った俺でした。
JAPAN TOUR 2011 12月2日 日本武道館
いきなり「泣きたい気持ち」で始まった。俺は感極まったね。1曲目で(笑)。エリック・クラプトンとスティーヴ・ウインウッド、それぞれのコンサートには何度も行ったけど、ふたり揃ってステージに立つ生の姿を見られるなんて、これはもう俺にとっては、夢の中の出来事に思えたよ。
言うまでもなく、クラプトンとウインウッドはまさにロック・レジェンドだ。ロックの歴史を作ってきた伝説的ロック・スターだ。'60年代から今日まで、ほぼフル操業してきた人を伝説と呼ぶのもヘンな話しだが、それだけ彼等ふたりは偉大な足跡を残してきたわけだ。
俺にとってクラプトンとウインウッドは、ロックの門に立っていたスターだった。意識してロックを聴き始めギターを手にした'70年、先ず好きになったのがエリック・クラプトンでありクリームであり、そしてブラインド・フェイスだった。今でも、渋谷陽一のラジオ番組から流れてきた、ブラインド・フェイス「SEA OF JOY」を初めて聴いた時の高揚感を想い出す。クリームの「クロスロード」の大音量を、ヘッドフォンで陶酔しながら聴いたアノ感じは、今でも強く記憶されている。クラプトンを好きになったことで、ブルースを聴くようになったし、そしてエレキを弾くようになった。デラニー&ボニーを知り、デユアン・オールマンを知った。クラプトンが『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』を大好きだと言ったから ザ・バンドを聴くようになった。ロックにハマルって、こうゆうことの積み重ねなんだよね。あの頃の俺にとって、エリック・クラプトンはまさに導師だったわけだ。
といっても、クラプトンって今回で19回目の来日だそうで、俺も何度も足を運んでいるので、もうクラプトンは行かなくてもいいかなって気分はあった。しかし、ウインウッドが一緒となれば、これは是が非でもとなるわけだ。俺の青春ブラインド・フェイス!だもの。
そして「泣きたい気持ち」でライヴは幕を開けた。あのギター・リフ、あの歌声、でも懐かしいというより現役感バリバリな演奏に気分が沸き立つ。バックはドラム、スティーヴ・ガッド。ベースにウィリー・ウィークス。ピアノ・キーボードにクリス・ステイントン。お馴染みの実力派が顔を揃えてガッチリとサポート。J.J.ケイルのナンバーをデラ・ボニ風にキメて、そしてウインウッドがハモンド・オルガンの前に座り「プレゼンス・オブ・ザ・ロード」。嗚呼青春のブラインド・フェイス! トラフィックのインスト・ナンバー「グラッド」にはびっくり嬉しかったし、「フーチー・クーチー・マン」にはクラプトンのブルース魂がエモーショナルに炸裂していた。そしておそらく誰もが特に印象に残った曲としてあげるだろうな、「ジョージア・オン・マイ・マインド」。ウインウッドのソウル魂溢れる歌唱、クラプトンのピュアなギター・ソロの素晴らしさ!改めて、クラプトン巧い!と思い知らされた。
そう言えば、と思ったのは今回のツアー、ギタリストはウインウッドを除けばクラプトンひとりだけ。クラプトンってクリーム以降はずっとサイド・ギタリストを配していたし、サイドに2人のギタリストの時もあった。それが今回はクラプトンひとり(ウインウッドがギター弾く時以外は)。これがすごく良かったと思えた。過去の来日ライヴに比べ、クラプトンのギターは今回が一番雄弁だったと。一番ラウドでうるさいとも言えた。若々しいとも言えた(笑)それ程クラプトンは生き生きとしていた。ウインウッドのオルガンはヴォーカル同様エモーショナルでやはりクロかったし、クロ味に艶があった。まあウインウッドのプレイはいつも安定していて高水準が常なので、彼の凄さ巧さがあまり知られていないようで口惜しいんだけどね。ステイントンのピアノはロック・ピアノの王道で、最近はこうゆうプレイをする人が少ないから貴重な存在だと思う。ガッドとウィークスのように巧い人達は、もはや巧いとかの問題じゃないね。百戦錬磨の猛者がボトムをキープしウネらせるんだから、クラプトンもウインウッドも快感の中で、歌いプレイしているのがわかるよ。楽しそうだもんね。
ライヴを夢心地で聴いていながら、これはクラプトンとウインウッドが「1969年」を今に引き寄せ謳歌しているんだな、と思った。ふたりは、若々しくエモーショナルに「あの時代」を謳っているのだ、と思った俺でした。
Eric Clapton & Steve Winwood
Set List - 2011.12.2
Set List - 2011.12.2
01. Had To Cry Today
02. Low Down
03. After Midnight
04. Presence Of The Lord
05. Glad
06. Well Allright
07. Hoochie Coochie Man
08. While You See A Chance
09. Key To The Highway
10. Midland Maniac
11. Crossroads
12. Georgia
13. Driftin'
14. That's No Way To Get Along
15. Wonderful Tonight
16. Can't Find My Way Home
17. Gimme Some Lovin'
18. Voodoo Chile
19. Dear Mr. Fantasy (encore)
20. Cocaine (encore)
