皆さま

 

「幸せになるためのステップを知る物語」

とうとう最終話がやってきました。

 

リスのお母さんは、どうなっていったのでしょう?

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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【最終話】「幸せになるためのステップを知る物語」

~⑥リスが自分らしく生き始めると~

 

前回までの物語はこちらです。

~①リスが始めにしたこと~

~②今を知ったリスが感じること~

~③リスが幸せになるために教えてもらったこと~

~④リスが心のモヤモヤを晴らすために~

~⑤リスが自分を知り始める~

 

リスは、家事に育児に追われて、

日々を過ごしていました。

 

それこそが本当の幸せだと

思いこんでいたからです。

 

でも、それはリスにとっては、

本当の幸せな姿ではありませんでした。

 

もちろん、子どもたちのこと、夫のことは

心から愛しています。

 

でも、まず、リスは自分自身を愛して

あげていなかったのです。

 

それから、リスは自分自身を知ります。

 

どうしたら自分が幸せなのかを

一歩一歩確かめながら進んでいきました。

 

だから、育児はこんな感じでやった方がいい、

家事もこれくらいで、夫へのサポートもこれくらい

自分にちょうどいい感じを知っていったのです。

 

今まではリスも全てを完璧にこなさなくては

いけないと思っていました。

 

でも、そうなってからは、リスは母として妻として、

全てをやるのではなく、時には夫に子どもを託し、

好きなお散歩や山登りにも出かけます。

 

それこそ、木の実を使った創作料理を

食べることのできる森のレストランにも

夫婦で行ったり、友達のリスたちと行ったりも

するようになりました。

 

そうして、リス自身は自分ではそれを

よくわかりませんでした。

 

でも、子どもたちからは、

「お母さん、なんだか楽しそうだね」

夫からも

「君が幸せそうだと僕も幸せだよ」

なんて言葉をかけられるように

なるのです。

 

リスは、しんどい時期を経てとても

大きな学びをすることができました。

 

そこで、リスは、こんなにとても

大きな学びをして幸せになれたこと、

そのことこそ、私の大きな財産だと

気が付くのです。

 

だから、そのことをいろいろな人たちに

話すようになりました。

 

最初は、リスのママさんたちが集まる

お茶会のような場所で、クルミをつまみながら

話したりしたのです。

 

それは、それは、好評を得ました。

 

では、リスは、どんなお話しをしたのでしょう。

 

リスがまとめてくれました。

 

①辛かったり、しんどいという感情から自分の位置を知る

 

②辛いやしんどいとき、やっと反対の幸せに生きたいと思えた

 

③辛さやしんどさで自分の心に霧がかかっているので、癒し晴れさせる

 

④自分にとっての幸せ、心地よさ、ここに徹底的にこだわってみる(がんばりすぎない)

 

⑤自分のことを知ることにつながり、それを軸に生きると、必然的に自分らしくなる

 

⑥あとは、それに従ってどんどんと幸せになっていけばいい

 

リスは、そうして、働くリスのママたち、

育児で苦しむママたち、家事が嫌いなママたち、

パートナーシップで悩むママたちの

素敵な相談役となっていきました。

 

それこそは、リスにとってもとても

やりがいのあるお仕事になっていったのです。

 

「幸せを感じるリスが増えていくことが、私の幸せ」

 

そんな大きな大きな、リス自身の魂からの

純粋な想いに気が付くこともできました。

 

リスは、これまでの経験に無駄なものは

なにひとつなかったのだと確信します。

 

そうして、今まで出会ってくれたリスたちにも

感謝をしました。

 

もちろん、フクロウにも。

 

「ありがとう」

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。