滞在時間、およそ3時間。
およそ5年ぶりになった銚子電鉄再訪は、終わった。
次に訪問するのは、果たして何ヶ月後か、それとも何年後になるのだろう…
…なんて、この時には漠然と考えながら銚子を離れたのだが。
極めてすぐ再訪することになろうとは、この時はまだ全然考えちゃいない。
それでも、気持ち安らいで“帰れる”鉄道会社があることには、大いに心を強くした旅になった。
柏木常務と奥部長、袖山さん、馬上さん。
今回はお世話になりました!!
そして、すぐに総武本線経由の普通千葉行きに乗り継いだ。
帰りも255系「しおさい」に乗っていきたいところだったが、残念なことに発車を待っていると
次に向かうのライブの開演時間には間に合わないことが判明し、やむなく断念。
そのことがさらにもう一回、の機運を高めることになるのだが…
昼はうっかり撮り損ねた209系「B.B.BASE」を車窓越しで撮り直す。
そして、飯岡駅では…
255系との交換へ!
ここでは「しおさい5号」との交換となった。
残念ながら209系とは並ばずだったが、先に発車していく所は後追いを余裕でキャッチ!
特にこの“交換”というキーワードが、この日以降の撮影・乗車に重要なポイントになってくる。
このあたりが、都心の複線区間ばかり回っている時とは全く違う思考、視点になる。
逆にある程度狙いを絞れるという安心感とワクワクが、気持ちを高めてくれたのだった。
…そしてここからは、しばらく眠ったりして過ごす。
銚子への行き帰りのルーティンで、気持ち安らいでいる故だ。
特にこの日の行きのような、今までにない独特な緊張感や怒りはもう無い。
特に飯岡あたりは、緊張感MAXだったのだから。
…そしてこの日は、佐倉で途中下車をする。
千葉以遠、総武快速・横須賀線への直通に乗り継ぎ方々、狙いたいものはやはり…
またまた255系!
本当これまで、どれだけ気にしてこなかったんだというくらいだったが…
そんなこの四半世紀余りを埋めるべく、奮闘はなお続く。
16:22と3月の時間的には難しくなっていたが、快晴の天気にも助けられ申し分なし!
こうしてこの日は、この佐倉での「しおさい7号」で、一切の目的の記録を全て終了した。
そして、この記録は1週間もおかず続きがあるのである。
もちろん、その他のヒント収集も怠らない。
周りをできるだけ見て、さまざまな行動パターンのプランを組み立てていったのだった。
そして、その後のライブでの再会も好調裡に終了したのであった。
…その翌日、3月10日日曜日。
以前緩行線に被られて撃沈した、亀戸駅。
朝9時過ぎから張り込み、今度は「しおさい6号」をしっかり捉えた。
この日は日中いっぱい墨田区内に滞在することになっていたため、この記録が唯一である。
既に隣の東武亀戸線に、緑亀の姿はなく…
折々の機会を逃さないようにとの思いを一段と強め、区切りの日を迎えるのである。