いよいよ希少化している事を、Xのコメントで知る。【小窓の西武新2000系編、そして“旧”はいま】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

私事ではあるが、今週から期間限定で西武鉄道線の日常利用が復活している。

それもあって、少しずつ淘汰が進み、特に今年度以降はいわゆる【サステナ車両】導入によって

さらに置き換えが行われる予定の2000系列を中心に、記録の深度化を図り始めた。


昨朝、国分寺線国分寺駅にて

今のところ、2000系での運用率が100%なのが国分寺線と西武園線。

国分寺線は6両編成、西武園線は4両編成である。

そして、新宿線・池袋線と本線で運用される8両編成と、増結用の2両編成も。

ちなみに前述の6両・4両編成も、新宿線系統で広範に運用されているほか、4両編成については

これまた置き換えが近くなった101系と共に、狭山線でも運用されている。


しかし、軒並み製造から30年以上となり、近年は目に見えて廃車が進んできた。

池袋線系統では優等列車運用が昨年春に終了し、2両編成が全て新宿線に移籍。

8両編成は新宿線の配置が減少してきており、4両編成を2本連結して本線系の各停に運用されたり

稀に土休日の多摩湖行き臨時急行にも運用される他、そこに更に2両編成を増結して10両編成で

優等列車運用に入るなど、厳しい車両操配故だが尚バラエティに富む広範な運用を行っている。


ちなみに昨日は、朝の小川駅で。

西武新宿方から2+4+4の10両編成で、急行列車に運用されている姿をキャッチ。


西武新宿方は2両編成の新2000系トップナンバー車クモハ2451。

製造が1988(昭和63)年と36年を迎える、近年では類稀な長寿車両となった。


…と、最初は何気なくXのほうに10000系などと共にアップしたのであるが…

そうしたら、某大手私鉄勤務の友人(1月の野岩鉄道でもご一緒した方)からコメントが。

あ、これも興味対象になっているんだ!


それとなく動向は窺ってこそいたのだが、自分にとっては基本的に興味の対象が


①製造年が昭和〜平成一桁台まで、製造から四半世紀以上経っていること(形式そのもの)

②行き先表示・列車種別表示が幕式(方向幕)であること

③先頭車の運転台側にパンタグラフが載っていること

④先頭車にパンタグラフが2基載っていること

⑤パンタグラフ(集電装置)が旧来の「菱形」であること


がメインの基準になっていて、貫通扉の窓の大きさまではほとんど気にしていなかった。

そのため、ざっくり振り返ってみると、意識せず記録していたものが結構あったのである。

ここでのみ初めて、小窓に言及している。


そしていかにも基準ガチガチだった投稿。


ということで諸々調べてみたら、このあたりの記述が詳しい。


編成単位の形態、さらに動向だと、こちらが詳しかった。

つまりざっくりというと、


1988(昭和63)年から製造された新2000系の中で、初期に製造されたものが該当。


詳細および在籍数のピークは


2両編成1本(2451F)

4両編成10本(2501〜2519F)

6両編成1本(2051F)


以上の編成があった。

特に4両編成車の在籍が多かったが、これは製造の当時に701系の老朽車取り替えを目的として

多数が製造投入された傾向が強かったからなのだろう。

しかし廃車の進行、とりわけこの4両編成の減少が著しく…

今年1月30日に2517Fが廃車回送され、残るのは2・4・6両編成とも残り1本ずつに!

ということは、昨日の朝立て続けに撮ったのはそんな希少な編成たちだったんだ!!


…てことで。

昨日の仕事帰りから「小窓」をクローズアップしての記録行脚に本格的に着手したが…

先の2編成は朝ラッシュで引っ込み、唯一の4両編成車2507Fは4両と2両の中間に封じ込め!

なーるほど、こうして見ると結構形態差が顕著ですな。


車内から連結面を見ても、また面白い。


平行して記録している京王電鉄7000系よりはまだ、だが、それでも最古参が1988年製。

こちらは走行機器も旧来の界磁チョッパ制御のままで、懐かしい唸りが今なお健在。


今年以降の情勢を鑑みると、今やっておいて損はないだろう。

仕事で平日の遠出がままならない分、有効的に記録を積み立てておこう。


そして、西武鉄道といえばこちらも。


旧2000系の形態を今に伝える、2417Fと2419 Fの2両編成2本も。

こちらも1988(昭和63)年製という過渡期の形態だが、やはり引退が近づいている。

こちらの捕獲もなかなかに難易度が上がっており、気をつけて見ておく必要がありそうだ。


そして、今朝の撮って出し。

6両編成は運用に入りさえすれば、ある程度のパターンを調べて動きにかかれるが…

こと4両・2両編成車は連結位置によって、細かく熟慮しながら動かねばならそうである。


ともかく、深い沼に嵌まった!と諦めをつけて(?)真摯に対峙するのみである。

まずは5月末までの予定で、可能な限り!