6050系にもとりあえず乗れた。
SL大樹も見れた。
一応、11時の時点で所期の目標はほぼ達していたりした。
でも、これだけじゃないんだなあ今回の旅は。
年末だからやりたいこともあるし、
走るからこそやりたいこともある。
本当の目的は、そこじゃない。
と、その前に。
時間がまだあったので、鬼怒川温泉駅の改札を出て、北側の跨線橋を渡る。
所々雪が氷化して残っていたので、足を滑らせないように上がっていくと…
新藤原方の電留線に、先程まで乗ってきた6050系61103Fが見えた。
既にパンタグラフが降ろされ、しばらくの眠りについている。
このまま鬼怒川温泉に留まっていても、14:46発の会津高原尾瀬口行き定期列車として動くまで
動きは一切無いのだろうと踏んで、先に決めた通りに動いていこうと決めた。
そして早めに駅前広場に出て、鬼怒太なる像を見て…
提灯も見て、足早に改札を入り…
ここからは再び、特急「リバティ会津」に身を委ねることに。
鬼怒川温泉11:34発の113号で北上していく。
特急券不要区間のため、普通列車の代わり…実質的に快速列車としての利用である。
朝の101号同様なかなかの混雑で、どうにか座席を確保。
眠りにつく61103Fを改めてリバティ車内から見て…
新藤原では再始動準備万端の61102Fを見る。
同じ6050系でも、その扱いはなかなか極端ではあるのだが。
…ここではしばらく、ゆっくり休みつつモバイルの充電をしながら動く。
やはり新型車両はこういう部分が快適である。
そして、11:57。
降りたのは湯西川温泉駅。
6年前の春、温泉に入るために降りた駅だ。
ここでは朝同様に結構な下車がある。
少々たじろぎながらも、賑わいがあるのは嬉しい。
今回降りた理由は、もちろん温泉。
ついでに、休館日も確認しておこう。
1月と3月は火曜日定休。
施設修理のため岩盤浴はお休み。
コロナ対策を名目に、休憩室の使用を停止。
そして、日光市民以外の一般利用料は値上がりして700円に。
ないないづくし、値上げは少しばかり寂しいものが。
普段はそんなに利用が少ないのだろうか?
…さて今回は、滞在時間が1時間46分取れることになった。
というか、新藤原方面に戻るにはそれしか列車が無い。
となると、温泉だけではかなり時間が余る。
やっぱり30分もすれば、もう満足するわけで。
道の駅で昼ご飯を食べよう!
6年前の時は食べる時間が無かったため、満を持しての初訪問。
ただ…旅は好きだが、冒険は苦手。
食べたことのない食材を食べるのは、相当に勇気がいる。
何度も何度も、メニューの前で逡巡した結果、
湯西川ダムカレーで妥協。
お腹が空いていたせいか、これを更に大盛りにしようとしていたのは内緒。
「ご飯の“型”があるんで大盛りにはできません…既に大盛りですから」
って店員さんに言われたが、いざ料理が運ばれてきて至極納得。
家庭的なベジタブルカレーにキノコの食感が良いアクセントで、なかなかな食べ応えだった。
良い風呂、良い昼ご飯。
しっかり英気を養って、午後の部、ここから本目的に向けて更に走っていく。