2022.12.30 2022年〆の鉄旅・あゝ繁忙期は混んで複雑⁈鬼怒川〜南会津直通復活再訪③ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

まだのんびりと、会津高原尾瀬口駅から動いていないw

そのあたりの長閑さは、6年前の快速・区間快速廃止の時とそんなに変わっていないw



足を滑らせないように気をつけながら、9:59の発車ギリギリまで6050系の周辺を歩く。

自分にとっては6年前、ひいては昨年2月以来の答え合わせみたいなものになっている。

限界ギリギリまで運用を縮小してしまったが、それでも生きているだけでホッとする。


ただ、着実に老いは車両を蝕んでいる、ということは否応にも実感する。

それはかなりの厳しさを持って。


前回検査が2020年2月。

昨日、新栃木へ臨時回送されたそうだ。

となると、そろそろ検査入場だろうか?

クラウドファンディングも成立し、改装されるのは外部から見ると少しばかり寂しさもあるが…

さまざまな手を講じて生き永らえていく方策を、しばらくは静かに見守りたいものではある。


それにしても、野岩鉄道は開業から36年が経とうとしているが、こういった部分にも厳しさが。

また一度、公共交通としての輝きを取り戻すために必要なものとは?

それは他人事ではなく、いまの国全体の課題として対峙していく時ではないのだろうか?


…さて、9:59。

遂に電車は動き出した。

また雪のない、鬼怒川へ。


貴重になってきているアイテムを具に見ながら、


前回訪問時よりは少ない雪を見て、山を下る。

変わらず走りは快調である。


ただ、会津高原尾瀬口駅を出た段階では乗客が2両で10人もいなかった。

通常は会津鉄道線の接続を受けないから、普段はほぼ空気輸送なのではなかろうか?

悲しいかな、これが野岩鉄道の悲しき今の現状なのだ。


ということでしばらくは、ボックスシートを悠々占領しつつ先に進んでいく。


関東屈指の秘境駅・男鹿高原も乗降なし。


しばらくは乗降なく推移。

上三依塩原温泉口駅、10:08着。

一人撮影者がホームにいた以外はきわめて静か。ここで列車交換のため約3分停車。


列車交換がよくある駅だが、しみじみホームを歩いたことはなかった。

とはいえ、交換列車が来るとすぐ発車だから気は抜けない。


会津高原尾瀬口方の階段は、凍結の懸念から閉鎖中。

利用の際には新藤原方の階段を。


駅舎は三角形のドームが特徴的なのに、初めて気づいた。

降りてみて初めて分かることも多く、これだから旅は面白い。

そんなことをしていると、ほどなく…