じわじわ近づいてくるが、東京駅の場合は停止位置は南側に偏ってしまうため…
自分の目の前を通り過ぎて停止すると、10番線小田原寄り先端からはこうなって撮影不可能に。
これだけ撮ったら、すぐ反対側に移動する。
東海道線として発車していくE233系との並び。
これまでもこの場所で、幾多の名列車との並びが見られていたことだろう。
全く意識せずに撮り逃していたのは、今からすれば惜しいことだらけだった。
この位置で昼間の撮影は何度かしているものの、日が傾いた時間の撮影もまた乙なもの。
でも、東日本の新幹線は動きのテンポが早い。
回送入線から僅か8分で北へ走り去ってしまう。
但し、末期のMax運用による新潟行きは17:40で終了しており、17:52以降のMaxは越後湯沢止まり。
そして、また入ってくるテンポも早い。
また回送で、折り返しMaxたにがわ411号が20番線に入ってきたのは同409号発車から僅か4分後。
あまりのタイミングに、すっかり迎撃位置を失敗し…
並走してきた上野東京ラインとの並びも、極めて中途半端なものになってしまったのだった。
ここで10番線での撮影は見切りをつけ、新幹線ホームへ駆け上がっていく。
丸の内のビル街を背に、北への旅立ちを待つ。
今では東海道線も通勤電車ばかりとなり、すっかり味気なくなってしまった感は否めない。
発車3分ほど前に乗車扱いが始まる。
つくづく二階建て新幹線というものは高く、大きなものなのだと痛感する構図。
自分は背が高くないからなおのこと圧迫感が大きく、近づくと気圧されるくらいだった。
そんな二階建て断面から、運転台へは急にフラット以下の高さまで下がっていく究極の形。
これもまたE4系として唯一無二の個性。
8両ではホームに余裕があるが、これが16両になると南へ目一杯進む。
そして、感傷に浸る間もなく発車時間。
18:32、越後湯沢に向けMaxたにがわ411号は発車。
これをもって、東京発の一日のMax運用は終了。
これ以降は、東京に到着して車両基地に向けて回送される列車のみであった。
そして、自分も一度クールダウン。
お盆休み期間を挟み、また仕切り直ししながら最後に向けての動きを見つめていく。
それは、さまざまな困難事象も引っくるめてー。
8月1日の記録