E4系Max最後の二ヶ月〜追わなかった“大物”を追った夏⑥ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

8月9日…高崎から上野に抜けて。
それでもまだ、この日は記録行脚は終わらなかった。
祝日とはいえ月曜日だったのもあって、いつもより撮影に割ける時間が長かったのである。
(奇しくも、この8月9日への祝日移動により今日が平日になってしまっているが…)

そして、夏で日が長かったのも撮影意欲を強く後押ししている。
上野駅の地下から抜け出した後は、上野東京ラインを利用して東京駅に南下していた。
上野通学時代は山手線か京浜東北線しか選択肢が無かったから、今の学生は恵まれているなと。

8月9日…“増結”されていく記録


さて、18時回った東京駅。
最初に立ったのは、上野から来た流れで10番線から。
18:08。
回送で20番線に入線してきたところを、撮影。
折り返し18:16発Maxたにがわ409号になる。

じわじわ近づいてくるが、東京駅の場合は停止位置は南側に偏ってしまうため…


自分の目の前を通り過ぎて停止すると、10番線小田原寄り先端からはこうなって撮影不可能に。

これだけ撮ったら、すぐ反対側に移動する。


東海道線として発車していくE233系との並び。

これまでもこの場所で、幾多の名列車との並びが見られていたことだろう。

全く意識せずに撮り逃していたのは、今からすれば惜しいことだらけだった。


この位置で昼間の撮影は何度かしているものの、日が傾いた時間の撮影もまた乙なもの。


でも、東日本の新幹線は動きのテンポが早い。

回送入線から僅か8分で北へ走り去ってしまう。

但し、末期のMax運用による新潟行きは17:40で終了しており、17:52以降のMaxは越後湯沢止まり。


そして、また入ってくるテンポも早い。

また回送で、折り返しMaxたにがわ411号が20番線に入ってきたのは同409号発車から僅か4分後。

あまりのタイミングに、すっかり迎撃位置を失敗し…


並走してきた上野東京ラインとの並びも、極めて中途半端なものになってしまったのだった。

ここで10番線での撮影は見切りをつけ、新幹線ホームへ駆け上がっていく。


丸の内のビル街を背に、北への旅立ちを待つ。

今では東海道線も通勤電車ばかりとなり、すっかり味気なくなってしまった感は否めない。


発車3分ほど前に乗車扱いが始まる。

つくづく二階建て新幹線というものは高く、大きなものなのだと痛感する構図。

自分は背が高くないからなおのこと圧迫感が大きく、近づくと気圧されるくらいだった。


そんな二階建て断面から、運転台へは急にフラット以下の高さまで下がっていく究極の形。

これもまたE4系として唯一無二の個性。


8両ではホームに余裕があるが、これが16両になると南へ目一杯進む。


そして、感傷に浸る間もなく発車時間。


18:32、越後湯沢に向けMaxたにがわ411号は発車。

これをもって、東京発の一日のMax運用は終了。

これ以降は、東京に到着して車両基地に向けて回送される列車のみであった。


そして、自分も一度クールダウン。

お盆休み期間を挟み、また仕切り直ししながら最後に向けての動きを見つめていく。

それは、さまざまな困難事象も引っくるめてー。


8月1日の記録