西武多摩湖線新101系を撮る。【263Fがっつり編②】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

11月21日の撮影録の続き。
まだ12時前の一橋学園駅を降りて、商店街を歩きつつ撮影を続行。

青梅街道側の踏切、側道で撮影を続ける。

天気も良く、撮影者もいない。
日常の人の往来は多いが、それがまた良い。

ホーム脇の小道に入り、入線シーンを捉える。
それなりに生活利用の多い道だから、気を配って。
これから先撮影者が増えそうだが、日常の往来の妨げにならぬよう留意をお願いしたいところだ。

今だけの並びも、抜かりなく。

国分寺側の踏切で、逆光に負けず。

ここでは、屋根つきの南口構内踏切との絡みは確実に収める。
多摩川線多磨駅の構内踏切が駅改良工事で先月廃止され、屋根のついた構内踏切が西武線で残るのは
もはやここだけとなり、一瞥すると雪国のような、貴重なシーンを提供してくれる。
しばらくは改良工事の計画も無さそうだし、安全に配慮しながら後打ちで押さえておきたい。

ホーム両側は広告柵が林立してすっきりした撮影は望めないが、これもまた日常の記録に。

…さてここからまた沿線で、と思ったが、ふとダイヤを見ていたら萩山駅での折返し時間がここまで
2分だったのだが、ここで22分に空いていることに気がついた。

おや?

取るもとりあえず、後続電車に乗り萩山駅に向かうと。

あ、3番線に入ってきた。

この12:45から14:45までの萩山始発電車4本は、西武遊園地発同様3番線からの発車と知った。
つまり萩山終着の電車は一旦電留線に引き上げ、そこで折返しになるわけだ。
計らずも撮りたかった263Fの編成外観も撮れたし、ここから撮影アプローチを大幅変更していく。

…と、まずは入線から発車までの時間に余裕があるのも確認できたので、遠くから近くから撮影を。

同時に、次のパターンでの撮影計画もシミュレーションしながら、今ある姿を収めていく。
そう言えば自分は西武線のいわゆる「前パン」が好きで、新101系でもこれまでもさよなら運転など
さまざまな場面で撮影を仕掛けてきたが、この編成が新101系の前パンは最後の編成になっていた。
甲種輸送は何度も撮ってきたが、通常営業運転でここまで腰を据えて撮ったのは初めてだった。

ここで走る姿ももう長くないのだし、もっと悔いなく。

その思いが、そろそろ切り上げようとしていた自分の身体をもう少し留めさせた。
だがそれが後々、慌てふためかせることになることをまだこの時は知る由もなく。

全車M車ならではの力強い加速も、体験できるうちに。

各駅に普通に停まって、また発車していく姿も抜かりなく。