というわけで。
当日夜のブログにも速報で上げましたが、12月9日は西武鉄道の
『さよなら101系・301系イベント』
に参加をしてまいりました。
これまで、JR・私鉄問わずいろいろな鉄道のさよならイベントというものに参加をしてきました。
ところが、ことうちからも近い西武鉄道に関しては、一昨年に旧101系が西武多摩川線から引退を
した際には定期列車や回送列車を撮影しましたが、大々的なイベントに関しては
1995(平成7)年10月の、5000系初代レッドアロー
引退イベント
以来、実に17年ぶりになってしまいました。
(翌1996(平成8)年5月のE851形電気機関車引退イベントは、所沢と飯能でのみ撮影)
今回、たまたま日が良かったのと参加費の手軽さもあってついつい参加を決定。
風邪引いていたのに寒空の下朝早くから所沢駅に並んで、イベント列車の参加権をGetして。
身体の調子は万全ではなかったものの(しかも、前日ききまたく会帰りで3時間ぐらいしか寝れず)
まだ夜が明けきらぬ空の下を、いそいそと第一目的地に向かいました。
この3000系も、101系列引退後は半端な存在になる。どうするつもりなのだろう。
イベント列車のスタートは、ここからなのです。
お目当ての列車が到着するまでの間、しばし撮影タイム。
朝日が魅せる鉄道のシルエットを、ひとつひとつ切り取っていく。
そして、いよいよ受付へ。
受付スタートは7:15からと聞いていたのですが、当該列車が早くも駅に入ってくるためにそれよりも
早くからすでに始まっていました。
こちらは仕事の先輩を誘っているのだが、到着が8時ごろとの知らせを受けていたため、そそくさと
受付を済ませ、記念乗車券も買い求めて再びホームへ。
ただでさえ寒い中、あれこれと試しながらシャッターを切っていく。
イベント列車編成はこちら東村山側から281F+285F+271Fという2両編成車ばかり・オールMの
超強力編成だ。
本川越・西武秩父側にはリバイバルカラーの271Fが。
パンタつき車両が先頭を飾ると思われていただけに、周囲のファンからは驚きと落胆の声も。
リバイバルカラー編成は、前面窓の周囲もグレーに塗られています。
1979(昭和54年)登場当初はこの色でしたが、僅か5年ほどで反対側と同じ黒になってしまいました。
さらには401・701系列全廃後には前面窓周りを除いて黄色一色化が進行し、完了しています。
この編成は、西武秩父線開業40周年記念の一環で塗装変更されました。
列車の窓には、早くも乗車ファンの思い思いの惜別の手作りの紙が貼られていきました。
東村山側、281Fの電気連結器カバーは、なんと黄色の色指しが復活!
401・701系列との連結対応編成は、このように塗装して区別されていたそうです。
同系列の全廃によって消滅していましたが、西武鉄道の細かいこだわりと心意気に脱帽。
こちら281Fは黄色とベージュのツートン仕様。
271F・クモハ272は「快速急行」+「旧黒幕」
そんな中…
またいた、こういう奴が。
散々三脚・脚立お断りってアナウンスが流れてたはずなんだがな。
そこに絶対電車が来ない(車止め側)だから、別にいいやって思ってたのだろうか??
相変わらず、自分勝手な一部の行動に腹が立つ。
そんなこともありましたが、無事に仕事の先輩とも合流し、発車数分前にはツアー列車へ。
すでに参加客が多数で空席を探すことすら難儀しましたが、中間のクモハ285に陣取り成功。
今回のツアー列車の参加者に配布された乗車記念券と、イベント参加記念ポストカード。
ポストカードは、第一会場の西武球場前駅で配られるものと同一だ。
そしていよいよ、8:30に西武園駅を発車。
西武園線を少し走って、早くも東村山駅で方向転換。
ホーム先端には多くのギャラリーが!!
ここから列車は、なんと所沢を通過し(笑)新所沢・狭山市・南大塚に運転停車。
なんかすっごい変な感じだよ(^-^;;;
オールMの力強い走りを堪能しながら、本川越へ。
しかし、特急ホーム2番線に到着したもののドアは開かず。
両側に定期列車が発着しているので、仕方ないといえば仕方ないが、残念。
こうしてほどなくして折り返し、今度は所沢への運転停車を経て池袋線~狭山線へ。
新宿線での運行は、これが最後とのこと。
途中では100km/h超の素晴らしい唸りをみせ、有終の美を飾りました。
こうしてたくさんのギャラリーが待つ西武球場前駅へ、ほぼ定刻で滑り込んでいきます。
そしてまたここから、新たな喧騒の波へ…