4日前のラストランは幻だったのか?
山形新幹線の2代目・E3系が今年いっぱいで引退する。
その話はかねてから聞いてはいたが、山形に縁のあるらしい友人の動きぶりをよそに、自分が今まで
E3系に関して時間を空けて取り立てて動くことは、これまでしてこなかった。
どうしてかというと、父の生家界隈に行ったのは1990年代後半。
最後に山形新幹線に乗ったのは22年前と、思い切り400系全盛時代だったのである。
E4系の時に活用していた週末パスは6月末に廃止され、機動力が大幅低下していたことも否めない。
E3系そのものも、2000年代半ばに秋田に行った時に大曲→秋田間で乗った程度だっただろうか?
また、途中から塗装変更されたことも動きにマイナスを示したのは、これまでも示唆していた。
ただ、振り返るとE4系やE2系の200系塗装とかのついででずいぶん撮ってもいたようだが…
またE8系の“分離事故”による臨時ダイヤの影響もあり、改めて赴くタイミングが掴めなかった。
また、時期的に山形界隈の雪のリスクを避けたこともある。
雪のリスクは自分にとってはトラウマ級の経験があり、野岩鉄道方面以外は極力避けてきている。
今回、銀のつばさの撮影会に行った友達が、降雪倒木の影響で直前中止を喰らったとも聞いていた。
また別視点では、今年は例年以上に関連する舞台鑑賞の予定が重なったこともあったが…
そうこうしているうちに、24日の「つばさ149号」でE3系ラストラン、との話が一斉に流れた。
当日の車内アナウンスで告知されたほか、特設ホームページでもそのお知らせが掲載されている。
そんなこともあり、もう会う事はないと諦めていた。
ただ来年にはE3系を改造した貨物新幹線も走るというし、走り始めたらそのあたりを少しくらい…
と思っていたが。
昨日、利府の新幹線総合車両センターから、疎開留置されていた?L72編成が動き出した。
そして山形まで回送、今朝の山形発新庄行き「つばさ171号」から運用に入ったのである。
突如こうなったのは、昨日E8系の窓ガラスが破損して運休が発生したため…とのことだが。
となると??
てことで急遽、昼に空いた身体を大宮に差し向けた。
昨日までに観劇の予定も全て済ませていたことが、結果的には奏功した。
E2系やE5系を撮りつつ、省エネモードで待つ。
今日は朝方には氷点下となり、昼になってもなかなか気温が上がらなかった。
そんな中、12:14にはE8系単独運行による臨時の「つばさ78号」がやって来た。
それにしても、E8系は近年ではなかなか珍しいハプニングメーカーになってしまった。
今回のガラス破損は不慮のものであったであろうが、それにしてもよくよくツイてない。
そして、12:22。
ああ、本当に帰ってきた!!
嘘みたいに追わなかったE3系を、こうして捉えることになろうとは!
新庄で折り返してやってきた「つばさ129号」、道中の遅延に負けず定刻での大宮到着。
しっかりお客を乗せて、健脚を示して都心に帰ってきた。
まさに不死鳥の如く、である。
噂を聞きつけて、到着直前の大宮駅15番線側には10人ほど撮り鉄が集まっただろうか。
脚立を組んだのが居て非常に肝を冷やしたが、状況を見て上がらなかったから苦言はしなかったが。
それにしても、ラストラン宣告からたった4日。
近年の撮り鉄の状況に鑑みた、クリスマスソングにも似たサイレント・ラストランを目論んでいたか
よくは分からないけれども、不測のトラブルによりそれはガラスのように脆くも割れてしまった。
ただ、あまりにも急であったからか激パとまではならず、それが幸いではあった。
結局、バトンをつなぐのはもう少しだけ先になった、ということか。
それが今年のうちに蹴りがつくのか、もしくは来年まで跨ぐのか。
今の時点では全く読めないのだが。
そして、東京から折り返してきた「つばさ136号」を迎撃。
混雑緩和策で東北方面の発着番線が一部を除き16番線に変更されており、最後にレアなカットが。
各々停車時間は1分ちょいだったけれど、良いラスト?記録ができた。
そして、最後は動画で。
ちょっと最後のはみ出しに、思わず録画を止めてしまったが…
このまま運用が順調にいけば、30日までは通常運用で走る可能性が。
撮り鉄の周りが見えない暴走が、各方面への帰省ラッシュを止めないように祈りたいものである。