255系ばかりじゃ飽きるっていうことで、唐突(かつ定期的)に始めた過去データ発掘。
その結果ピックアップを始めたのは、最近カラーデザインが変更されたE259系。
やはり旧デザインを10年以上見慣れているから、喪失感は大きくなる一方…
と、夏の終わりに向けたデータ発掘の過程上、またまた古の写真が雑フォルダから見つかった。
だいたいこういうのを始めると、後から違う写真が見つかってくるw
今回見つかったのは、高尾駅イベントより約1年後。
2010年9月22日水曜日、国分寺にて
この日は、元職を辞めてから1週間、八王子界隈で撮り鉄をしていたみたいである。
その途中に、何故か国分寺、それも真っ昼間にE259系が中央線を走行。
なんかの試運転だったのだろうか?
あまりに急に現れて、急いで撮った様子は見受けられるが。
2014年から運転を開始した河口湖発着は(たぶん)中央線内では撮っておらず、日中時間帯に
走行するシーンを収めたのはこの時が最初で最後だったようである。
2019年2月8日金曜日、三鷹にて
いきなりドーンとN'EXロゴの写真がw
Twitterを見直してみると、高円寺にある「ヴァル研究所」で鉄道落語会を観た帰りのようだ。
帰りの快速電車が、待避したからこそつい撮った写真。
このカットも、253系時代に1回、このE259系でもこの1回きり。
しかも、中央線内で乗ったことは結局無いままだった。
2020年2月14日金曜日、熱海にて
そしていよいよ、記録は飛び越えて静岡県内までやってくる。
この日、251系スーパービュー踊り子の記録で熱海界隈に足を伸ばした折のこと。
たまたま運転されていた「マリンエクスプレス踊り子」を迎撃していた。
これが、成田エクスプレス以外での運用列車の初捕捉。
塗装は変わらなかったが、特製マークを添え1日1往復を東京〜伊豆急下田間で運行していた。
何故この時熱海で迎撃しようとしたのか記憶が無いのだが、今にしてみれば貴重だ。
2020年2月17日月曜日、武蔵小杉にて
その251系の記録に加速がつくにつれて、215系やE259系の記録も増えてくる。
もっとも、ウォーミングアップを兼ねたものだったのだろうが…
成田空港行きの記録をできたのも、とても大きなものとなった。
2020年2月18日火曜日、戸塚にて
「マリンエクスプレス踊り子」を巡っては、まだまだ記録がある。
この日の最初は、何故か戸塚で東海道線上りを走る姿が。
東京への送り込み回送だったのだろうか?
そして時間が下って、またまた熱海で迎撃。
伊豆急行8000系の並びも、一時期は日常に近いものがあったのだろう。
結局乗る対象にはなり得なかったのは、今にして思えば残念。
もっともこの頃はまだ、地元を除くと乗り鉄まで気持ちが回らなかった部分が多かったなと…
2020年3月2日月曜日、東京にて
そして極めつけは、東海道線東京駅の地上ホームでも。
9番線で発車を待つシーンは、この時のみの記録である。
15両編成が停車できるホームに6両は短いが、原色塗装の故か風格は備わっていた。
2020年3月5日木曜日、伊豆急下田にて
そして最後は、伊豆急下田での185系・251系とのJR3系列並び。
富士急行線河口湖での183・189系と共に、華やかな伊豆特急揃い踏み。
但しこの並びは、この年の3月8日まで。
「マリンエクスプレス踊り子」は、251系に先立って伊豆から姿を消した。
その終わりは、251系がE261系「サフィール踊り子」にバトンを渡したのと比べると、極めて
静かかつあっさりと幕を引いてしまい、当時の世情を鑑みても寂しい最期となった。
伊豆急行線内を走ったのは7年余り。
富士急行線と比べるとまだ長いが、改めて年数を調べると思ったよりは短くも感じる。
それでも、間違いなく伊豆特急の歴史にインパクトを残す走りを遺したと言えるだろう。
2019年11月12日火曜日
2020年4月19日日曜日、どちらも代々木にて
あの日から、黒やロゴだった部分は銀色に塗り変わったが…
E259系の走りは、まだまだ続いていく。
この代々木でも、引き続きその走りは毎日見ることができる。
まだまだデザインにしっくりきていないのは、偽らざる本音。
だからと言って、居住性が改悪されたわけでも、利便性も損なわれたわけでもない。
これまでと遜色のない走りの積み重ねを、これからも期待しておきたい。