昼前の小川町駅。
ふと目を転ずると、昭和のいぶし銀・東武8000系が居る。
八高線では越生・寄居とこの小川町で日々並ぶ機会があった。
それにしても、つくづくこの東武8000系という形式の息の長さには感服する。
キハ110とて33年と頑張ったほうであるが、かたやこちらは43年以上という化け物ぶりだ。
やはり今回の新型車両導入を知る人がそれなりにいるのか、カメラを向けている姿も僅かに。
これまでは東武東上線を撮り回るとそちらばかりで、八高線を顧みたことが全く無かった。
新型車両導入計画発表からほぼ時間も取れず、そのあたりの取り組みの詰めの甘さは汗顔の至り。
意外に見てないポイントが、屋根の上。
昔友達に某電車で付き合ったことがあるが、模型をやる人には要チェック箇所だそうで。
それと、小川町駅で気になったポイントが…
7番線側の後方確認ミラー。
なんと、待合室の建物を突き破るように設置されているのである。
これって、スタンダードなのかしら?
あまりのビジュアルに、個人的にかなりツボに入っていたのだった。
さて、東武東上線4番線には再び50090系がやってきた。
今度はオリジナルカラーの51093Fである。
さらにふと、目に入った銘板。
かつては国鉄気動車の主要メーカーだった新潟鉄工所。
経営破綻してから、はや四半世紀が経過。
富士重工業も鉄道車両製造から撤退し、現在は新潟トランシスに事業が承継されているが…
こうした古き良き名称も、引退が進むとともに過去のものになっていく。
さて11:37、再び高麗川に向けて静かに動き出した。
乗っている乗客はごく僅か。
最初の停車駅は明覚。
いきなり列車交換で5分停車となる。
現在のログハウス風駅舎が建設されたのは1989(平成元)年9月と、はや37年。
その個性的な駅舎は地元産の木材を使っており、関東の駅百選に選ばれている。
なお旧駅舎は遡ること約1年前の11月、火事で全焼したという経緯を有する。
さて、しばらく待っていると…
HB-E220系による高崎行きが到着!
こうして見るとHB-E220系という車両は、外観的には少し前時代的構造になったのだろうか?
片開き扉が維持され、しかも3扉なんて昭和の国鉄気動車でも見られなかった形態である。
キハ30・35・38だって3扉両開きだったから、なおのこと先祖返りに感じる。
同じハイブリッド気動車でも、仙石東北ラインで運用されているHB-E210系は両開き。
今回の設計コンセプトは、考えれば考えるほどますます謎に見えてくる。
そんな世代不詳な車両たちと、ほぼ平成の時代を見つめ続けてきたログハウス風の明覚駅舎。
そして、バトンを次世代へ…の並び。
ただ、高麗川同様発車メロディが鳴らない。
先に高崎行きが発車。
続けてこちらも…
信号が青に変わったのを見て、再び乗り込んでいく。



























































































































































































