ことしはアメリカのサンクスギビングが11月27日だったので、翌日28日がブラックフライデーとなった。カナダもアメリカのまねっこをして(カナダのサンクスギビングは10月第2月曜日にもかかわらず)、ブラックフライデーセールがおこなわれる。大抵の店はこの日は開店時間を早める。その開店時間よりもずっと早くから店の前で行列ができてたりしたもんだけど、最近はオンラインショッピングも盛んになってきていたり、セール期間が長くなったりしているのもあってか、そういうのも少なくなっている気がする。
12月初め、ちょっとお高いレストランでブランチをしてきた。ブランチにしたのはディナーよりお値打ちになるというのがその理由。それに年を取ってきたら、夜よりも昼にごちそうを食べるほうがお腹の具合にも良い。訪れた店は、1910年代に建てられたらしい家を改修してレストランとして使い始めたのが1980年代後半。雰囲気のある建物および内装、湖を臨む裏庭という好ロケーションのおかげで、結婚式などの会場としてもよく使われている。
ブランチといったら定番メニューはエッグベネディクトとかフレンチトースト。そのほかブレックファーストという卵料理にベーコンやソーセージ、トーストがついている一皿もたいていある。
私はエビがのっているベニー(エッグベネディクトの愛称)を食べた。
切り始めてから写真を撮ったのでちょっと崩れてます。通常ベニーの卵はポーチドエッグが多いのだが、私は固ゆでにしてもらった。フライドポテトが切ったというより砕いた?って感じの形でおもしろい。ベニーはまぁ普通においしいと思ったが、ポテトの方がおいしかった。これで2600円くらい。こちらのレストランで出てくるものってたいてい量が多くて「食べきれるか?」と心配になることが多いが、ここのは決してそんなことはなく。デザートも食べられるなーと思える余裕が残る(デザートまで食べさせようとするワナか?)。あと、複数人で行くと料理が運ばれてくると「エッグベネディクトのお客様は?」とか聞かれるけど、ここはきちんと誰が何を頼んだか覚えていて、さらに注文取る人と運んでくる人が違ってもその連携が取れている。何も聞かれずに自分のオーダーしたものが目の前に置かれて、なるほど、ちょっとお高いお店だとこういうことも気を付けてるのねと感心する。
デザートにたのんだマカロンソルベ。マカロンの上にシャーベットがのっている。これまたお上品なポーション。そして色がきれい~。右のは私がたのんだロンドンフォグクレームブリュレ。これおいしかった~。![]()
店内はクリスマスデコレーションで飾られていた。
この日はついでに歴史村博物館へ。ここは1920年代頃の街並みを再現したところで、入場は無料。鍛冶屋、パン屋さん、お医者さん、劇場、郵便局、銀行などノスタルジックな雰囲気の建物が並んでいる。ここもクリスマスの飾りつけがされていていつもとは違った雰囲気がまたよろしい。
上が切れてしまったが、1920年代頃の民家を再現した家の中にあったクリスマスツリー。ツリーの下に昔のおもちゃが置かれている。オーナメントも時代を感じさせておもしろい。
お店の入り口もクリスマスの飾り。
夜はライトアップされるので、よりいっそいうキラキラきれいになる。
なので、夜のほうが人が来る。でもこの日はけっこう人が来ていたなぁ。寒かったけど天気が良かったからかもしれないし、クリスマスの飾りつけが始まったばかりだったからかもしれない。
12月に入っていよいよクリスマスムードも本格的に。この時期ってなんとなく気がせいちゃうんだよね、という人もいるが、私は平常運転です。




















