このあいだ娘の誕生日祝いとして、本人の希望により、焼肉レストランへ行った。

うちの子たちは焼肉が好きである。日本に行くと少なくとも1回は焼肉の店に行く。いつも行くところは、実家からバスで10分ほどのところ。11時から11時半(12時までだったかな?)まで提供する焼肉ランチなら、600円くらいで食べられるのでいつもそれを狙っていくのである。

 

バンクーバーにある日本の焼肉レストランチェーンには、10年以上前に一度行ったことがある。いつの間にかそこの店舗はなくなっており、今回はリッチモンドにある店舗に行くことになった。

店の中はなかなか広い。最近バンクーバー周辺ではインド人が増えたなぁと思っていたが、この店も同様でインド人スタッフがかなり目につく。日本のチェーン店だからなんだろうけど、「いらっしゃいませ~」と迎えてくれるのだが、「らっしぇいましぇ~」としか聞こえないひともいて、最初は何を言ってるのかわからなかった。ちなみに食べ終わって出ていくときには「アリガト」と言ってくれる。

 

日本の焼肉の店と比べると提供される肉の切り方とか、違うんだよなぁと思う点はいくつかあり、そこが残念なところ。

それにしても高い。こちらは物価が高いが外食すると特に高いと思う。今回、牛肉8皿、野菜1皿、揚げ餃子5個入り、コーン炒めたもの1皿、白いご飯4つ、デザートとしてスモア4つ、飲み物は私と娘だけ頼んで、145ドル。だいたい1ドル115円で計算して(実のところいまは117円くらいらしいが)、16675円。これにすくなとも15%のチップが加わるんだから・・・ガーン。 肉8皿っていうとたくさんな感じがするが、1皿にのっている量は大したことない。野菜だって、これだけ・・・?ってほどしかない。これだけ払ってもお腹いっぱいになった!というほどにはならない。泣ける・・

 

お味に関しては、まぁまぁ。感動するおいしさってわけではないが、まずくもなし。

韓国や中国系のスーパーに売っているような薄切り肉が提供されてくるので、こういうのをスーパーで買ってきて家でホットプレートで焼いてもあんまり変わらない気がする。この店にわざわざ来る価値あるかなぁとは正直思った。

 

スモアは、マシュマロを加熱して柔らかくして、チョコと一緒にビスケットに挟んだもの。マシュマロがちょっと溶けてきてるので、ビスケット同士で挟むとぷにゅーと潰れる。

これを頼んだら、マシュマロと共に鉄の串がきた。串にマシュマロを刺して、焼肉グリルの上にかざしてマシュマロを焼くのである。キャンプに行くとキャンプファイヤでマシュマロを焼いて、そのまま食べたり、スモアにしたりするのが定番である。

 

これはなかなか楽しいぞ。

 

マシュマロが溶けて、チョコもその熱で溶けていなくてはならぬのです。

ぷにゅーと潰れたマシュマロが、食べるときに横に飛び出してくるのがちょっと食べにくかったり、お味が最高~!とまではいかなかったが、作る作業が楽しかった。

 

結局、スモア以外は特筆すべきところなし。あ、あとウーロン茶たのむとお代わり無料だったのは良かったです。息子はご飯のおかわりが無料でなかったのが不満だったようですが(日本なら無料ってところ多いよね?)