時を越えて 6
電話を切って、思った。
私、松田先輩が好きだ。
でも…気持ちは封印しよう。先輩には私に対して恋愛感情はないだろう。傷付くのが怖かった。
そして、今、先輩と笑い合えている関係を壊したくなかった。
先輩は、就職も無事に決まって、卒業した。
卒業式後はクラブのみんなでカラオケで大盛り上がり。
卒業してからも、試合を見に来てくれたり、電話をくれたりしていたから、寂しくなかった。
一年後には私も高校を卒業した。
卒業式には先輩が花束を持ってお祝いに来てくれて嬉しかった。
またまたみんなでカラオケで大盛り上がりして卒業した。
私は春から短大生になった。
私、松田先輩が好きだ。
でも…気持ちは封印しよう。先輩には私に対して恋愛感情はないだろう。傷付くのが怖かった。
そして、今、先輩と笑い合えている関係を壊したくなかった。
先輩は、就職も無事に決まって、卒業した。
卒業式後はクラブのみんなでカラオケで大盛り上がり。
卒業してからも、試合を見に来てくれたり、電話をくれたりしていたから、寂しくなかった。
一年後には私も高校を卒業した。
卒業式には先輩が花束を持ってお祝いに来てくれて嬉しかった。
またまたみんなでカラオケで大盛り上がりして卒業した。
私は春から短大生になった。
時を越えて 5
「ごめんなさい。私…野田先輩と付き合うことはできません。」
「そっか…急にごめんな。」
「いえ…」
なんだか沈んだ気持ちで部室に行くと
「先輩~」
ミカちゃんが駆け寄ってきた。
「松田先輩にふられちゃいました…でもね、プレゼントのお返し貰ったんです。なんか気持ちもスッキリしたし、告白してよかったです。」
「そっか~ミカちゃんがそう思えるならよかった。」
人にえらそうなこと言って、私は一体何をしてるんだろ。
自分の気持ちがハッキリ分からずに何かあるたびに浮き沈みしてる。
夜、松田先輩から電話がかかってきた。
「今日、悪かったな。野田のこと。」
「別にいいよ。」
「お守り、ありがとな。ちゃんとお礼も言わずにごめんな。嬉しかったよ。」
「めぐみさ…好きなヤツとかいるのか?」
「何で?」
「いや…お前学校で人気あるしさ、モテるのに、彼氏いないし、今日も断るし。」
「先輩は、私が野田先輩と付き合ったほうがよかった?」
思わず聞いてしまった。「そういうわけじゃないんだけどな…」
なんだかはっきりしない返事。
友達のことだから、はっきり言えないのかもしれないけど、今の私は、はっきり否定して欲しかった。
「そっか…急にごめんな。」
「いえ…」
なんだか沈んだ気持ちで部室に行くと
「先輩~」
ミカちゃんが駆け寄ってきた。
「松田先輩にふられちゃいました…でもね、プレゼントのお返し貰ったんです。なんか気持ちもスッキリしたし、告白してよかったです。」
「そっか~ミカちゃんがそう思えるならよかった。」
人にえらそうなこと言って、私は一体何をしてるんだろ。
自分の気持ちがハッキリ分からずに何かあるたびに浮き沈みしてる。
夜、松田先輩から電話がかかってきた。
「今日、悪かったな。野田のこと。」
「別にいいよ。」
「お守り、ありがとな。ちゃんとお礼も言わずにごめんな。嬉しかったよ。」
「めぐみさ…好きなヤツとかいるのか?」
「何で?」
「いや…お前学校で人気あるしさ、モテるのに、彼氏いないし、今日も断るし。」
「先輩は、私が野田先輩と付き合ったほうがよかった?」
思わず聞いてしまった。「そういうわけじゃないんだけどな…」
なんだかはっきりしない返事。
友達のことだから、はっきり言えないのかもしれないけど、今の私は、はっきり否定して欲しかった。
時を越えて 4
そういえば先輩、年が明けたら就職試験だって言ってたなぁ…。
お正月に初詣に行ったとき、合格祈願のお守りを買った。
これを学校が始まったら先輩に渡そう。
始業式。先輩の帰るのを待ち伏せして、お守りを渡そうと待ってい た。
「あ、めぐみ!探してたんだよ。」
松田先輩が先に声をかけてきた。
「ミカちゃんには渡したよ。返事もした。色々ありがとな。」
「ううん。あのね、先輩、これ…」
お守りを差し出す。
「就職試験の合格祈願」「おぉ、サンキュー。それでさ、ちょっと頼みがあるんだ。」
「何?」
「校門でさ、オレのツレがめぐみに話があるって待ってるから、行ったってくれへんか?」
「誰?」
「お前も知ってる、オレのツレの野田。」
「あぁ…何で?」
「とにかく頼むわ。」
私はしぶしぶ校門に向かった。
野田先輩は、校門にもたれかかって待っていた。私の姿を見つけてこっちに向かって歩いてきた。
「急に呼び出してごめんな。」
「いえ…」
「実はさ、オレ、前からめぐみちゃんが好きで…付き合ってくれないかな?」
「え…」
ビックリした。と同時にショックだった。
松田先輩は、私を行かせたってことは、私のことは眼中にないってことだ…。
お正月に初詣に行ったとき、合格祈願のお守りを買った。
これを学校が始まったら先輩に渡そう。
始業式。先輩の帰るのを待ち伏せして、お守りを渡そうと待ってい た。
「あ、めぐみ!探してたんだよ。」
松田先輩が先に声をかけてきた。
「ミカちゃんには渡したよ。返事もした。色々ありがとな。」
「ううん。あのね、先輩、これ…」
お守りを差し出す。
「就職試験の合格祈願」「おぉ、サンキュー。それでさ、ちょっと頼みがあるんだ。」
「何?」
「校門でさ、オレのツレがめぐみに話があるって待ってるから、行ったってくれへんか?」
「誰?」
「お前も知ってる、オレのツレの野田。」
「あぁ…何で?」
「とにかく頼むわ。」
私はしぶしぶ校門に向かった。
野田先輩は、校門にもたれかかって待っていた。私の姿を見つけてこっちに向かって歩いてきた。
「急に呼び出してごめんな。」
「いえ…」
「実はさ、オレ、前からめぐみちゃんが好きで…付き合ってくれないかな?」
「え…」
ビックリした。と同時にショックだった。
松田先輩は、私を行かせたってことは、私のことは眼中にないってことだ…。