時を越えて 3
先輩は、ミカちゃんへのプレゼントをポーチに決めた。
お金払ってる横にいるのもなぁ…とお店の外で待っていた。
「お待たせ。飯でも食うか?」
2人でパスタやピザやらお腹いっぱい食べた。
割り勘を主張したのに、付き合ってもらったからおごるという先輩に強引に押し切られてしまった。
駅まで帰ってきて、じゃあまた!と別れようとすると、
「ちょっと待って。」
と、私の手を先輩が掴んだ。
「?」
先輩が私の手にポンと小さい包みを置いた。
「今日のお礼とちょっと遅いクリスマスプレゼント。」
「え…でも…」
「いいからいいから。」「開けていい?」
「いいよ。」
中身は、パワーストーンのブレスレット。
さっき可愛いと見てた物だった。
「これ…」
「気に入ってたみたいだし、これだったら学校でも問題ないもんな。」
「なんか、さっきもおごってもらって、また…いいのかなぁ…?」
「オレがいいんだからいいんだよ。」
「ありがとう。大事にするね。」
なんだか温かい気持ちになって、先輩と別れた。こんなに優しくされたら、先輩が気になっちゃうよ…。
そんなことをふと思ったりもした。
何かお返ししたいな…。そう考えた。
お金払ってる横にいるのもなぁ…とお店の外で待っていた。
「お待たせ。飯でも食うか?」
2人でパスタやピザやらお腹いっぱい食べた。
割り勘を主張したのに、付き合ってもらったからおごるという先輩に強引に押し切られてしまった。
駅まで帰ってきて、じゃあまた!と別れようとすると、
「ちょっと待って。」
と、私の手を先輩が掴んだ。
「?」
先輩が私の手にポンと小さい包みを置いた。
「今日のお礼とちょっと遅いクリスマスプレゼント。」
「え…でも…」
「いいからいいから。」「開けていい?」
「いいよ。」
中身は、パワーストーンのブレスレット。
さっき可愛いと見てた物だった。
「これ…」
「気に入ってたみたいだし、これだったら学校でも問題ないもんな。」
「なんか、さっきもおごってもらって、また…いいのかなぁ…?」
「オレがいいんだからいいんだよ。」
「ありがとう。大事にするね。」
なんだか温かい気持ちになって、先輩と別れた。こんなに優しくされたら、先輩が気になっちゃうよ…。
そんなことをふと思ったりもした。
何かお返ししたいな…。そう考えた。
時を越えて 2
ミカちゃんとプレゼント選びに出かけて、悩んだ結果、彼女は財布に決めた。
そして、終業式の日にプレゼントを渡して告白したらしい。
その日の夜、松田先輩から電話がかかってきた。
「オレさ、ミカちゃんに告白されてんけど…」
「うん」
「付き合うとかは出来ないけど、クリスマスプレゼントのお返しはしとこうと思って…めぐみ、買い物付き合って。」
「え~…。」
「飯おごるから、頼むわ。」
「しょうがないなぁ…」「サンキュー。じゃあ明日部活ないんだろ?11時に駅で待ち合わせな!」
「分かった~」
なんだか変な展開になってきたなぁ…。
2人のお互いのプレゼント一緒に選んでるって。
先輩、ミカちゃんと付き合えないって言ってたな…。その答えを先に聞いちゃったのは辛いなぁ。
でも、部活引退してしまってる先輩とゆっくり話すのは久しぶりだから、ちょっと楽しみでもあった。
翌日、駅に着くと、先輩はもう改札に立ってた。
「悪いな、突き合わせて。」
「いいよ。」
2人並んでショッピングモールに向かった。
これ可愛い。あれも可愛いとキョロキョロしてる私に先輩は
「お前の買い物ちゃうぞ~」
と呆れていた。
そして、終業式の日にプレゼントを渡して告白したらしい。
その日の夜、松田先輩から電話がかかってきた。
「オレさ、ミカちゃんに告白されてんけど…」
「うん」
「付き合うとかは出来ないけど、クリスマスプレゼントのお返しはしとこうと思って…めぐみ、買い物付き合って。」
「え~…。」
「飯おごるから、頼むわ。」
「しょうがないなぁ…」「サンキュー。じゃあ明日部活ないんだろ?11時に駅で待ち合わせな!」
「分かった~」
なんだか変な展開になってきたなぁ…。
2人のお互いのプレゼント一緒に選んでるって。
先輩、ミカちゃんと付き合えないって言ってたな…。その答えを先に聞いちゃったのは辛いなぁ。
でも、部活引退してしまってる先輩とゆっくり話すのは久しぶりだから、ちょっと楽しみでもあった。
翌日、駅に着くと、先輩はもう改札に立ってた。
「悪いな、突き合わせて。」
「いいよ。」
2人並んでショッピングモールに向かった。
これ可愛い。あれも可愛いとキョロキョロしてる私に先輩は
「お前の買い物ちゃうぞ~」
と呆れていた。
時を越えて 1
高校二年の夏、大失恋をした。
好きで好きでどうしようもなかった彼氏に、別れを告げられた。
ショックでどうしようもなかった私の救いは、いつも笑わしてくれる、クラブのみんなだった。
山野 めぐみ。17歳。
マネージャーをしているクラブが今の私の支えだった。
とにかくおバカで明るい先輩、同級生、後輩たちに、私は自然に笑顔を取り戻していた。
学校でバッタリ会うと、いつも何かちょっかいを出してくる松田先輩がいた。たくさんの部員の中でも特に仲がよかったかもしれない。
バカばっかりしてるし、しょっちゅうふざけてるんだけど、本当はすごく優しくて、いつも友達に囲まれてる人だった。
冬になって、もうすぐクリスマスという時期に、マネージャーの後輩のミカちゃんが
「先輩、相談があるんです。」
と言ってきた。
「何?」
「めぐみ先輩って、松田先輩とすごく仲いいですよね?私、松田先輩の事が好きで…クリスマスプレゼント何か渡したいんですけど、一緒に選んでくれませんか?」
「そうなんだ?いいよ~。」
そう言ったものの、正直心中穏やかではなかった。
先輩に恋愛感情を持ってるとは言わないけど、なんだか大きな存在になっていたから。
好きで好きでどうしようもなかった彼氏に、別れを告げられた。
ショックでどうしようもなかった私の救いは、いつも笑わしてくれる、クラブのみんなだった。
山野 めぐみ。17歳。
マネージャーをしているクラブが今の私の支えだった。
とにかくおバカで明るい先輩、同級生、後輩たちに、私は自然に笑顔を取り戻していた。
学校でバッタリ会うと、いつも何かちょっかいを出してくる松田先輩がいた。たくさんの部員の中でも特に仲がよかったかもしれない。
バカばっかりしてるし、しょっちゅうふざけてるんだけど、本当はすごく優しくて、いつも友達に囲まれてる人だった。
冬になって、もうすぐクリスマスという時期に、マネージャーの後輩のミカちゃんが
「先輩、相談があるんです。」
と言ってきた。
「何?」
「めぐみ先輩って、松田先輩とすごく仲いいですよね?私、松田先輩の事が好きで…クリスマスプレゼント何か渡したいんですけど、一緒に選んでくれませんか?」
「そうなんだ?いいよ~。」
そう言ったものの、正直心中穏やかではなかった。
先輩に恋愛感情を持ってるとは言わないけど、なんだか大きな存在になっていたから。